霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

「宝の山」になるかも

2024-04-27 21:14:09 | 山菜
 数年前、門口東側の杉林を伐採して畑にしたが、原発事故以前はタラノメの
宝庫で、シーズンになるとタラノメ収穫が朝の日課となっていた。
 木の大小によって収穫期が異り、また、一番子を収獲すれば二番子、三番子
が期待出来るので6月上旬ぐらいまでコンスタントに収穫が可能だった。



 販売自粛が解除されたことから、来年に向け新たなタラノメ林を何処にする
かで胸をワクワクさせている。
 実質的に「負の資産」となっている山が絶好の候補地となるが、冬の間に
収穫の妨げとなる竹藪や潅木を除去することが出来るかどうかが課題となる。
 それをクリア出来たら「負の資産」が「宝の山」に変身するかもしれない。
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タラノメ林復活に向けて

2024-04-25 21:06:01 | 山菜
 田畑の周囲や近くの里山に自生するタラノメを大事に育て「春の主力商品」
となりつつ段階での販売自粛は我が家にとっては大きな痛手だった。
 当時の市役所農林部長は「セシウムの半減期からすれば復活には20年以上
を要する」と述べていたことから「もう販売出来ないもの」と諦めタラノメ
も支障木として伐採していた。
 しかし、予想以上に早く販売が出来るようになったことからタラノメ林復活
に向けた取り組みも再開することになった。
 タラノメは生育も増殖も早いので、来年シーズンには間に合うものと期待し
ている。



 今の季節は景色も空もすがすがしい。
 孫達にも「自然の素晴らしさ」に早く気付いて欲しいものと願っている。
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権力は抑制的に行使すべし

2024-04-24 22:16:03 | 山菜
 3.11の原発事故による放射能汚染により一関市は産直等でのタラノメ販売
を自粛するよう求め今日に至っている。
   当初は、検査して汚染が基準以下であれば「販売してもよい」とのお達し
だったので、直ぐに5千円の検査手数料を支払い基準以下であることを確認
して販売を続けていた。
    その後、市内の何処かで「基準を上回る数値が出た」とのことで、あたか
も生産者に連帯責任を負わせるかの如く「全面自粛」を決めたのであった。
   そんな厳しい自粛要請によって生産者も産直も「売上減」という大きな
打撃を被り、また、お客様からは苦情が殺到したのであった。
   そして、全面自粛から12年経過した今年になって「検査してOKであれば
販売してもよい」と変更になった。
   汚染が一番酷かった事故直後の検査結果がOKであれば当然販売出来るもの
と思ったら、市は「再度の検査が必要」と主張し一歩も譲ろうとはしなかった。
   普段から生ぬるい環境で仕事をしているためか、未だに酒酔い運転で検挙され
る市職員が後を絶たないが、市民には「鬼の如く厳しい指摘をする 」のが常と
っている。



  そもそも原発事故は行政が引き起こした人災で、生産者もお客様も被害者
でしかない。そんな事実もわきまえず、加害者が「石橋を叩いても渡らない」
ような対応を繰り返して被害者イジメをするのは「市民の健康を守るため」
でも何でもない。
 退職まで大過なく過ごすための「保身」を優先させているだけである。
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山の神からの贈り物

2024-04-17 21:30:17 | 山菜
 温かい日が続いているためか今年のタラノメは早い。
 田畑の周辺で既に芽を伸ばし始めていたので、昼食直前に採って来て
ウドンに入れた。
 タラノメが入ると汁の旨味が増すだけでなく山菜独特の軽い苦みや渋み
も加わり絶妙な味を醸し出す。
 シーズン中繰り返し味わえる大好物となっている。
 里山暮らしならではの歓びを感じながら午後の仕事の活力を貰えている。



 朝食前にウルチ米の苗箱をハウスに搬入した。
 涼しい時間帯だったためか体力の消耗が少なくて済んだ。
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原木キノコ

2023-11-14 20:31:40 | 山菜
 例年ならミョウガや雑草の枯れ葉が消えているはずのエグネも今年はまだ
健在のまま。
 退院した妻が「シイタケやナメコが出ているのではないか」というので
覗いてみたが、その姿は無かった。
 今は「シイタケには遅く、ナメコには早い」時季かと思われる。


 今年の春に植菌したシイタケとナメコの原木は、既に並べ終えていなければ
ならないが、未だに積み重ねたまま。
 いずれも小麦の播種と大豆の収穫を「終えてから」なので当分先のことになり
そうだ。
コメント (2)
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