霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

春の景色 その四 長者滝橋から

2023-04-30 19:13:07 | 景色
 名勝厳美渓にかかる天工橋から数百メール上流に長者滝橋がある。
 産直からの帰途、山の新緑を撮りたくて少しだけ回り道をした。
 普段は観光客が訪れることのない場所だが、今日は珍しく千葉から訪れた
というカメラ持参の老夫婦に会った。


  (橋の下流)







[長者滝橋]
 昭和14年に造られたこの橋は、物資不足の当時、引っ張りに強い竹が鉄筋
の代わりに使用された「竹筋橋」。こうした工法による構造物が今も利用さ
れているのは全国的に珍しく、貴重な近代化遺産として平成11年、国の登録
有形文化財とされている。 (市のHPより)
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日本の「脱原発」は何処へ

2023-04-29 20:56:24 | 社会
 福島第一原発事故以降「脱原発へ」舵を切り、自民党でさえも直後の
総選挙で公約として掲げていたはず。
 しかし、岸田総理は原発推進へと政策転換のギアを入れ、 再稼働、
運転延長、そして次世代型原発建設の3本柱で、経済産業省は先頭に
立って旗を振り出した。
 そんな中、今朝の毎日新聞社説は「ドイツの脱原発が完了した」と
報じていたが、何故、このような重要な情報がTV等で流れないのか
不思議でならない。

 (早朝から夕方暗くなるまで「代かき」に集中)

 毎日新聞「社説」 (2023.4.29)

  「ドイツの脱原発 政治の意思が切り開いた」

 「脱原発」政策を掲げるドイツで、最後の原子炉3基が運転を終了した。 
 2000年の決定以来、歴代の政権が取り組み、20年以上かけて実現させた。
 一貫していたのは「原発に依存し続けることはリスクが大き過ぎる」という
共通認識である。
 発端は1986年、旧ソ連のチェルノブイリ原発で起きた事故だ。東西冷戦下、
最前線の国として情報不足と被ばくの恐怖に直面した。原子力に懐疑的な世論
を受け、社会民主党と「緑の党」の連立政権が脱原発にかじを切った。
 エネルギー転換も進めた。再生可能エネルギー推進のための法整備、再エネ
を一定の価格で買い取る制度によって電源の多様化を図った。電力自由化も後
押しした。
 中道右派のメルケル政権は原発の運転期間を延長したが、11年に東京電力福
島第1原発きると脱原発路線に回帰した。当時、メルケル首相は「福島が私の
考えを変えた」と語り、22年末までの全廃を宣言した。
 ロシアのウクライナ侵攻に伴い、天然ガスの供給が途絶えたことで1年遅れ
たが、政治の意思と実行力で実現にこぎつけた。
 国民の受け止めは一様でない。世論調査では今回の停止に過半数が反対し
た。電力不足や光熱費高騰などへの不安が根強いためだ。
 それでも政府の方針が揺らがなかった背景には「核のごみ」の問題がある。
最終処分場計画が13年に白紙となり、現在も未定だ。原発を動かし続ければ、
将来世代に新たなツケを回すことになる。
 日本も福島の事故を受け「可能な限り原発依存度を低減する」とエネルギー
基本計画でうたう。しかし岸田文雄政権は運転期間を延ばし、新増設さえ視野
に入れるなど、原発回帰を鮮明にした。ドイツとは正反対だ。
 核燃料サイクル政策は破綻し、核のごみ処分もめどが立たない。にもかかわ
らず現実から目を背けている。再エネ促進も不十分だ。
 周辺国と電力を融通し合えるドイツと異なり、島国の日本にとって脱原発へ
の道はより険しい。
 だからといって、できない言い訳を並べ立てるのは無責任だ。政治に求めら
れるのは、ドイツの挑戦に学び、原発に依存しない社会への道筋を示すことで
ある。
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春の景色 その三 後山の畑

2023-04-28 20:54:28 | 景色
 早朝と産直巡り後に後山の畑をプラソイラで掘り起こした。
 春爛漫の畑周辺の景色を眺めながらの作業は爽快だった。








 




 (「森は海の恋人 」で有名な室根山も見える)

 (最後は工事現場。あと二日で竣工となるが連休中は「お休み」)

 午後は代かきを始めるつもりだったが、堤の給水栓のトラブル対応や
工事現場の確認等でスタートが遅くなってしまった。
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春の景色 その二 代かき前

2023-04-27 17:36:54 | 景色
 昨日の雨は代かき前の田圃にとっては文字通り「恵の雨」。
 早速、始めたいところだがスタートは早くとも明日からになりそうだ。






コメント (2)
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農政でもNO政でもない単なる犯罪の幇助 その六 「過ちては改むるに憚ること勿れ」

2023-04-26 18:29:11 | 社会
  昨夜来の雨が一日中降り続き、エグネのフキは水を得た魚のようにの
葉を広げ始めた。


 24日に市長から従来の見解を維持する回答が再び届いた。
 不毛の議論を重ねるようで疲れるばかりだが、納得できないことから
 「市長へひとこと」欄に第五弾を投稿した。 

                          令和5年4月26日
一関市長 佐藤善仁様

          「過ちては改むるに憚ること勿れ」

 24日に回答を頂戴しましたが、相も変わらず理由も示さず「カラスを白鳥
と見做す」キハナ回答に固執し続ける厚顔無恥振りに呆れ果てるばかりです。
 農林部長は二つの勘違いをしています。
 一点目は、3月27日に投稿した依頼文書に応えると「市長回答」を違法と
認めることに繋がり「責任を追及される」と受け止めていることです。
 しかし、今になって「市長回答の違法性」を認めたとしても既に取り返しは
つかず、刑事、民事双方の責任追及から免れることは出来ません。
 それでも「過ちては改むるに憚ること勿れ」で、素直に過ちを認め速やかに
法令に則った改善指導を行なえば責任が軽減され、量刑が軽くなる或いは不起
訴となる可能性もあるかと思われます。
 二つ目の勘違いは、警察署への告訴が「不受理となった」ものと見做してい
ることです。
 そして、私の本欄への投稿を「刑事や民事での糾弾の手立てを無くした苦し
紛れの単なる脅しに過ぎない」と受け止めていることです。
 しかし、法治国家・民主主義国家の警察や検察は「法と証拠」に基づいて
動くものです。
 27年並びに29年の市長回答は違法見解に基づくものであり、かつ、犯罪
幇助の動かぬ証拠となるものなので、警察は「告訴不受理」とする訳には行か
ないのです。
 三年前に盛岡地検が不起訴処分としたのは、担当検事が関係法令を確認する
ことも無いまま「市長回答」が正当なものと誤解した上での不当処分だったの
です。
 警察には、そのような経緯並びに民事訴訟で敗訴したことも含めて全部を
説明し証拠も添付して告訴したものです。
 対応した刑事は、市役所幹部や裁判官、検察官と異なり現場最前線に近い
こともあって「総会が省略出来ない」ことを常識としても理解しており、
また、厳美の「道の駅」については「まず仕入伝票を確認したい」と答えて
います。
 しかし、この種の事件は県も絡んでいることもあって慎重を期しているらし
く、立件までに長期間を要する模様です。
 近い将来、犯罪に加担したことが明らかになれば、農林部長は市役所の内規
により懲戒免職となり退職金も貰えなくなることも想定されます。
 早々に過ちを認め改善指導に着手すれば、それを回避できる可能性もあるか
と思われます。
 一方、現在、厳美の「道の駅」に於いては、餅米を生産する組合員三名、
ウルチ米を生産する組合員五名が店頭で販売しておりますが、新型コロナ騒ぎ
の影響もあって店頭販売は極めて低調となっています。
 しかし、レストランは好調を維持しており、理事長は総会での宣言通りに
違法なJA仕入れを続けております。
 市長の使命は「市民の生命財産を護ること」と考えますが、前述のように
理事長の背任罪が確定するまでには数年を要する可能性があり、それまで
組合員の基本的権利は侵害され続けたままとなります。
 霜後集落組織の恣意的な不当差別同様に可及的速やかな改善指導を求める
ものです。
 それが、農林部長の最悪の事態を回避するための「最善の策」とご理解
願います。                        
                              以 上
 
 
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