霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

思い出の田んぼ

2009-09-30 22:45:17 | 
間天気予報を見たらこれからの一週間は雨の日も結構あるようだ。
それを見て稲刈りを少しでも前に進めることとなった。



ここは水はけが悪く田植えもできそうな状態の稲刈りをする田んぼだったが、排水対策を講じたことにより今では快適に作業がてぎるようになった。
三年前に泥まみれの稲刈り写真を掲載した際に、最初のブログ仲間となったmasaさんが「これは大変そう」とコメントしてくれたことが思い出される。

農業に強い関心を持っていたmasaさんのコメントには随分と励まされたし示唆に富む内容も多かった。
そのmasaさんがこの春に急逝されたのは本当に残念でならない。
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機械トラブル

2009-09-29 22:36:24 | 生活
昨夜は久し振りに睡眠時間を確保できた。
半月ほど続いている睡眠不足状態を解消でき二人で喜んでいたら今日は「落とし穴」が待っていた。
先日稲刈りをして乾燥させた籾を玄米にする調製機のトラブルで午後の半日は何も出来なかった。

結局、復旧は夕方までかかってしまい、暗くなってから枝豆の収穫に向うという最悪のパターンとなった。
それからモギトリ機にかけ選別、洗浄と続く後行程作業が深夜まで続く。
睡眠不足解消は「一夜限り」のまぼろしとなってしまった。



夜が遅い分、朝がユックリできれば良いのだが、産直の開店に間に合わせるため早朝からパッキング等で大忙しとなる。
こんな毎日を送っていながら「楽しい」とか「充実している」と感じなければ、直ぐに病気になってしまうに違いない。
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トレードマーク

2009-09-28 20:47:58 | 産直
産直で販売する野菜を購入する際に、値札シールに印刷してある生産者名を確認して購入を決めているお客様はまだ少ないが徐々に増えつつあることは確か。
しかし、小さい文字で印刷してある生産者名をその都度確認するのも面倒なもの。
その不便さの解消を狙いながら「美味しく、安全・安心な野菜」をアピールするため独自の手作りシールを貼るようになってから数ヶ月が経過した。

まだまだ大部分のお客様はシールの有無を特段意識せずに購入しているように見ていた。
ところが、昨日、豆売り場で商品を並べながら試食を進めていたら、「私はいつもシールの貼ってある野菜を購入するようにしていますよ」という若い主婦に声をかけられて驚くと共にとても嬉しかった。



緑色の楕円の中に文字を入れるこの特製シールは野菜だけではなく枝豆の品名やモチ米にも活用している。
シールの作成や貼付に余分な手数がかかるが、「熊谷千代子ブランド」のトレードマークとしてお客様に着実に浸透しているようだ。

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稲刈り

2009-09-27 23:03:00 | 
稲刈りがスタートした。
牛の飼育を止めた関係で藁立てが不要になり稼働的に随分と楽な稲刈りになった。

コンバインを運転しているのは息子。
「立っている人なら親でも使え」という訓えがあるので仕事が休みの息子をフル活用させてもらった。

お陰で早めに終わったつもりだったが、それでも何やかやと時間がとられ後山の畑に収穫に行く頃には6時を過ぎていて暗闇の中で軽トラのヘッドライトとヘッドランプが頼りの作業となった。



今月末までに新米が必要な事情もあって稲刈りを始めたが、本格的には10月に入ってから。
その間に枝豆収穫に目途を付け負担を少し軽くしたいと思っている。
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試食

2009-09-26 22:10:19 | 産直
枝豆は同じ品種でも畑の作付け環境や天候それに収穫時期等で味が微妙に異なるので、産直で販売する際は必ず「試食」を出すようにしている。
特に今販売している「かほり豆」はメジャーな品種ではなく莢も小さ目なので「見かけ」だけだと魅力に乏しいので「試食」で美味しさをアピールすることが必須となっている。

「試食」を出して一番困るのは「全く買う気持ちが無いお客様」が大口利用者になってしまうこと。
ビールのツマミ用に掴んで行くお客や「試食」を「主食」にしているのかと疑いたくなるような「試食コーナー荒し」も存在する。
漬物を販売しているMさんは試食を入れた容器ごと持ち去られたこともあったという。


(出荷前に洗って干しているニンジン。この種の野菜も試食で味の違いをアピールできたら面白いのかも・・・)

そのため、肝心の「味見してから購入を決めるお客様」が味見したい時は既に空になってしまうことがしばしば発生してしまう。
時々補充するように多めに用意しているがそれでも追い付かないのが実態となっている。

売上に大きく影響を及ぼすこの「試食荒し」を防止する具体的な手立ては今のところ全く無い。
コメント (2)
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