霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

シナイドリ

2007-11-26 20:25:35 | 家畜
昔は廃鶏を集めに来る業者が居たらしいが、今はマイナスの価値しかないようで集めに来ることはない。
ニュースで話題になった偽装表示の比内鶏は、仕入れ価格0円の廃鶏の肉を利用したらしい。

鶏は二年を過ぎると卵を産まなくなるので処分しなければならない。
あまり気乗りのしない仕事なのでズルズルと先延ばしていたが、今朝、意を決して断行した。
「嫌だと思う仕事でも、自分の感情を殺して淡々と進めるべし」という、サラリーマン時代に先輩に教わった言葉を思い出し、まさに淡々ベースでまず五羽を片付けた。
一度に処理しても食べ切れないので、残りの20数羽は年末までに何回かに分けて処理しようと思っている。

この辺では柔かくない食べ物を「しない」という表現をするが、古くなった鶏の肉は典型的な「しない肉」。
今夜は「比内鶏」ならぬ「しない鶏」を焼き鳥に一杯となった。



漬物用の大根を軒下に干している。
朝は氷点下になる毎日なので、夕方には凍結防止のために毛布等をかけている。
コメント (12)
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