霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

機械トラブル

2007-09-30 19:51:24 | 
籾摺機の調子が悪くそちこちの部品に傷みが生じていて、修理が追いつかない状態となっていた。
故障続きで仕事が前に進まないため、昨夜遅く新しく機械を調達することに決めた。
JAで今日納入できるとのことで待っていたが、残念ながら明日の午後に延びてしまった。
そのためこれ以上刈り取っても籾を入れるスペースが空かないので、今日の稲刈りは午前で中止せざるを得なかった。
天気の良いうちに少しでも前に進めたい気持ちが強かったが、「ここで一息入れよ」との神の思し召しと思うしかない。

今朝は乾燥機にも故障が発生した。
何とか小一時間で解消できホッとしたが、機械トラブルが二つも重なるとメカに強くないオジサンには結構大きなプレッシャーとなる。
農業は機械に頼る部分が多いので、各種機械のハード面にも精通しないとトラブルの度に仕事が中断することになってしまう。
その事を理屈では十分理解しているが、実力がなかなか伴って来ないので困ってしまう。



インゲンは比較的マイナーな野菜だが、産直でのニーズは結構強いものがある。
オバサンは夕方になると数ヶ所で栽培しているインゲンを収穫して回る。
夜明けが遅くなっているので、「朝採り」では出荷時間が遅くなってしまう。
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仕事が進んだ日

2007-09-29 22:56:57 | 
秋晴れ良い天気となった。
絶好の稲刈り日和で周辺の田んぼでも朝からコンバインの轟音が鳴り響いていた。

天気に恵まれると気持ちがいいだけでなく仕事の方も順調に進む。
オジサンは一日中コンバインの運転で、オバサンは四隅刈りと藁立てをしながら、軽トラのコンテナの籾が一杯になった都度、家まで運ぶ役割を担っている。

午後、昨年泥だらけになりながら稲刈りをした田んぼに挑戦した。
冬場に側溝を掘って排水対策をした成果が気になる田んぼだった。
結果は予想以上に改善されており、一度もトラブルに遭う事も無く順調に刈り取ることができ、「ヤッター」と両手を挙げて声を張り上げたい心境だった。

お陰で今日は四枚の田んぼを終えることができ、予定以上の進捗となり、
これ以上刈り取っても乾燥機にのキャパに制約があるので四時過ぎに終了となった。



繁殖用の肉牛を飼育しているので稲藁は必需品となる。
コンバインが束ねて放り出した藁束を三つセットにして立て乾燥させる。
昔は籾付きのままホンニョで乾燥していたので、この方法は機械化の進展で出て来た比較的新しい手法。
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仕事が進まない日

2007-09-28 17:21:10 | 生活
昨日の稲刈りは雨のため途中で中止となった。
今朝も昨日の延長線上の愚図つき気味の天気なので当然稲刈りはできない。
乾燥し終えた収納庫の籾を摺って、少しでも空けて置くと後々の作業がし易くなると思い始めてみたが、機械トラブルに見舞われ10袋の玄米も出来ない内に停止となった。
仕方無しに、JAのライスセンターからモミガラを貰って来て畑に撒く準備でもしようかと思って出かけたら、誰かがトラックで何度もピストン輸送した後だったため、これも用が足せなかった。

気ぜわしいにもかかわらず、仕事が進まないという最悪の一日となった。
「まぁ、こんな日もあるサ」と割り切るしかない。



新しくスーパーの産直に出荷するのに備えて、オバサンの上半身の写真を送る
必要があった。田んぼや畑の景色をバックに写せば良かったが、時間が無いので庭のケイトウの前で撮影して誤魔化した。
その写真を紹介すれば良いのかもしれないが、とっくの昔にアップに耐えられる年令は過ぎているので花だけとした。

今夜は二人で千厩まででかけ、夏のクラス会の幹事役が集まり反省会を兼ねた食事会。
一人三千円を超える食事らしいので、貧農が久し振りにリッチな気分を味わえそうだ。





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サトイモ余話

2007-09-27 21:29:42 | 野菜
サトイモを収穫する際に、茎の部分も捨てずに持ち帰ってハウスの中で干している。
少し干してからバアチャンが皮を剥いて更に乾燥さぜてズイキが出来上がる。



ズイキも変わった食材だと思っていたら、今朝は白い茎の部分(下の写真右上)だけを使った味噌汁をバアチャンが作ってくれた。
サトイモのダシが効いてなかなか美味だった。
これだったら店頭に並べても喜んで貰えるのではないか、ということで今朝初めて出荷してみた。
「新鮮館おおまち」の千葉社長は首を傾げていたようだが、果たして結果はどうなったか興味あるところ。
なお、いわゆる頭の部分(下の写真左)は二~三個入れて100円で販売しているが、売れ残ること無くいつも完売となっている。



明日、JAで検査を受けた後に産直に新米を出荷する予定。
その準備のため夜なべ仕事となっている。
今朝は久し振りに三時起きだったので、睡魔との闘いになりそうだ。
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一服 

2007-09-26 21:36:12 | 
稲刈りも三日目を迎えているが、予定の半分程度しか進んでいない。
雨が多かったためコンバインが動けなくなるようなぬかるみが多いためだ。
特に、今日は僅か5aの田んぼに午前中一杯かかってしまった。

こんな田んぼを放置していたのでは、時間と稼働ががかかるばかりか機械トラブルの原因を作ることになってしまう。
バックフォーを使って排水対策を講じたところは順調に作業ができているので、その対象範囲を広げなければならないと痛感した。



午後は乾いた田んぼで作業も順調に進み、その進捗振りに満足して途中で休憩を取ることができた。
保護色になって見えにくいが、軽トラの前の土手にオバサンが腰を掛けている。
今日は朝からドタバタして、満足に食事もとっていなかったので、この一服で丸かじりしたリンゴが実に美味しかった。
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