霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

風邪

2007-10-31 18:26:16 | 生活
昔から「馬鹿は風邪ひかない」と言われている。
オジサンはその典型例で、滅多に風邪をひくことはない。
しかし、一旦ひくと半端ではない。
風邪による高熱で二~三日寝込み、生死をさまようような苦しみを味わう。
それがおよそ五年周期で襲ってくる。
その五年目だった昨年は何事もなく過ごした。
豊かな自然と食生活、そしてやさしいオバサンがいつもそばに居るので、もう風邪との縁は切れたものと思っていた。

ところが、先週初めから喉が痛く鼻がグズッている。
熱が出る訳でもないので直ぐに回復するものと軽視していたら、意外にしつこく未だに抜けず、声変わりまでしてしまった。



湿田解消の排水パイプ埋めが今日で終わった。
バックホーも二年目を迎え大分操作にも慣れてスムーズに作業が進むようになった。
昨年は、パイプを埋めている最中に誤って土の下になったパイプをバケットで砕くという大チョンボをしでかし、泣く思いをしたことがあった。
それに較べたら今年は長足の進歩。
一つの壁を乗り越えた喜びをかみしめている。

夕方から「目を動かすと痛い」という危険な兆候が現れ始めた。
今夜は祝杯を兼ねた薬がわりの熱燗を呑んで早めに寝ることにしたい。
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勉強会

2007-10-30 23:43:05 | 野菜
「新鮮館おおまち」で定期的に開催している「野菜づくり勉強会」が開催された。
夕方の六時から九時半までと長時間になったが、有意義な時間を過ごすことができた。

講師役の金成で野菜作りをしているSさんのアドバイスはいつもながら大変参考になったし、千葉社長の情勢報告も貴重な情報満載で、これからの野菜づくりに弾みがつく思いがした。

その中で、イトーヨーカドーが「一関モチ弁当」と称して全国で販売を開始し好評だという話題が紹介された。
そこで使用しているモチ米は残念ながら宮崎県産ということだが、若者を中心にモチ離れの傾向にあるだけに、これが突破口となって日本古来のモチ文化の復活を期待したいもの。

最近、もち米を作付けしない農家が増えて来ているが、我が家では来年以降もモチ米栽培に拘っていきたいと思っている。
一関はモチで「町おこし」を図ろうとしているので、「今、モチが面白い」という時代が来るかもしれない。



バアチャンが殆んど手作業で仕上げているアズキ。
随分と根気の要る仕事だが、前半分がほぼ完成品に近い状態となった。
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録画の効用

2007-10-29 21:25:44 | 趣味
夏のバドミントンの合宿模様を録画したDVD二枚が昨日山形から届いた。
ダイジェスト版かと思って見始めたら、なんと練習の最初から懇親会の最後までをほぼ網羅する大作だった。

試合を録画してもらい、後で振り返るということはこれまでも経験していた。
今回は少し上達したプレー振りが見られるものと期待したのだったが、見事に裏切られた。
レシーブで何度も同じミスを繰り返しているし、フォームにも問題が多かった。
一番驚いたのは、コート内を歩く姿がドタドタという感じになっていたことで、その鈍臭さに呆れてしまった。

ことほど左様に録画で自分を振り返るということは得るものが多々ある。
この手法をスポーツの世界に限定するのは勿体ない話しで、日常生活にも応用すべきものと思っている。

そもそも凡人にとっては、孔子様のように「日に三たび反省」してみたところで、客観的な目で振り返ることは不可能なこと。
その点録画は客観的に見ることができるので、唯我独尊気味の生き方を反省する絶好のチャンスを与えてくれるような気がしている。

(畑に残していたラッキョウが可憐な花を咲かせていたが、来年に向けオバサンが別の畑に植え替えた。)
>

DVDの二枚目は懇親会模様を録画したもので、なかなか内容のある会話が多く面白かった。
こんな充実した会話があったにもかかわらず、殆んど記憶していないのだから「ヨッパライ」というのは困ったもの。

今回のDVDで大発見が一つあった。
バドをしている時よりも呑み会の方が活き活きした「いい顔」をしていこと。
「スポーツ大好き人間」を自認していたが、実はその後のビールが「本命」だったようだ。
コメント (14)
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「お帰りなさい」

2007-10-28 21:03:04 | 景色
間も無く11月というのに日中は暖かく、農作業をしていると未だに蚊に刺されることがある。
地球温暖化の悪影響の一つとして「害虫の大発生」が予測されているが、既にその一端を体感しているということか。

それでも冬は着実に近づいているらしく、数日前から上空を白鳥が通り過ぎるのを見かけるようになった。
あの独特の声を毎日耳にする季節の到来だ。
しかし、「白鳥の湖」と呼んでいる堤には未だその姿は無かった。

昨日は夜中まで大雨が降った。
バックホーでそちこち掘り返しているので、大雨の影響が気になって早朝から現場を巡回した。
その途中で、日の出前のやや薄暗い堤の中をつがいの白鳥が悠然と泳いでいるのに遭遇した。
数年前から馴染みとなっているペアのようだ。

これから五ヶ月間、ここをネグラとする白鳥達を通して大自然のドラマを堪能したいと思っている。



先発隊である二羽の白鳥は昨夜飛来したばかりらしく一日中外出もせず、時々土手に上がったりして長旅の羽根を休めていた。
土手の直ぐ下の田んぼは、オジサンがチョンボで収穫した籾をばら撒いた所。
早くそれを発見できれば、白鳥達は当分は外出する必要がないのだが…。
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道険し

2007-10-27 18:20:57 | 山菜
二日連続の雨の経験は随分久し振りのような気がする。

「キノコ採りの名人」を目指すことを一念発起し、時間を作っては山に入ってみた。
しかし、半月前にアミダケを数回採っただけで後はすべて空振りに終わってしまった。
時間の余裕を持ち山歩きを楽しむ感覚でやらないと続かないかもしれない。

「道の駅」に色々なキノコを出荷し山に詳しいAさんが、「昨日三時間ほど山歩きをして小さいコウダケ一個だけだった。でも気になっている場所は全部チェックしたので満足した」と述懐していた。
キノコ採りもサラリーマン時代の営業と一緒で足で稼ぐしかないようだ。

二週間前に撮影したアミダケ。この写真はボツの予定で、これに代わる大きな収穫を期待したのだったが…。


雨にもかかわらず厳美渓や「道の駅」には観光客が溢れていた。
毎日こんな日が続くということは今までに無かったこと。
NHKの朝ドラ「どんど晴れ」効果で岩手が旅行先に選ばれているらしい。
今年限りの一過性とならないことを祈りたい。
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