霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

オクラ

2015-08-31 20:48:04 | 野菜
産直の店頭でオクラの鮮度を判断する基準として「ヘタの切り口」の色を見るお客様が
多いように見受けられる。
しかし、切り口と収穫時間は必ずしも一致する訳ではない。
出荷時にヘタを切り落とせば切り口は再び白くなるからだ。

切り口よりも触って柔らかいものを選ぶ方が賢明な選択と思われる。



我が家では出荷前日の夕方に収穫しパッキングは翌朝の出荷直前に行うがヘタを再度切り落とす
ことはしていない。
店頭に並べる段階では既に切り口がやや黒ずん見えるが「鮮度と柔かさ」には自信を持っている。

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畝間草刈機

2015-08-30 19:19:24 | 機械
法面草刈機で畑の畝間の草刈りをしていることは何度か紹介している。
今や斜面よりも畝間で活躍する機会の方が多くなっているので「畝間草刈機」と呼んだ方が
いいのかもしれない。

今日も小雨模様の一日だったが、三時過ぎに一時雨が止んだのをチャンスと捉え、大豆畑の
草刈りを行った。
土が濡れていても低くなっている畝間を跨ぎながら、やや高くなっている畝沿いに進むので
多少の雨を苦にしないのがこの草刈機の強み。

培土機で雑草を退治していた時代は雨が続くと手の打ちようがなかった。



写真は雨の中で「土まみれ草まみれ」となって帰還した畝間草刈機。
この草刈機の登場で畝間の草刈りが画期的に効率化され大助かりとなっている。
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一区切り

2015-08-29 20:50:59 | 産直
トウモロコシの収穫と出荷が今日で終わった。
明日からは夜明け前の薄暗い畑に行く負担が無くなった安堵感があるものの、反面売り上げの柱の
一つが欠ける寂しさも無くはない。

毎朝2~3時に起きる日が続いたが、体調が万全ではない生産部長が「こんな毎日で生きるている
と言えるの?」と疑問を呈したことがあった。
更に「丈夫なあなたには身体の弱い人の気持ちは分からない」と続けた。
「日ごろの発言からすると、とても弱い人には思えないけど・・・」とやんわり反論すると
「気は強いけど身体は弱いの!」と強気な答えが返って来た。

その会話を聞いた娘は「大笑い」だった。



今年の稲刈りは例年よりも早まり来月中旬からスタートする農家が多いらしい。
7月初めの麦刈りに使ってそのままとなっていたコンバインを引っ張り出し、コンプレッサーを
使って小麦の残滓を吹き飛ばした。

これで機械の用意は出来たが、連日の雨続きで田んぼが乾く暇がないのが気になっている。
コメント (4)
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ジイチャンのヤル気

2015-08-28 20:37:36 | 家族
先日の蝮騒ぎのあった畦道沿いにU字溝の堰が走っている。
底に蓄積した僅かな泥を栄養分として雑草が繁茂し、その根が水の流れを妨げていた。

蝮退治の応援に駆けつけたジイチャンが、流れの悪さに気づき「泥上げ」を買って出てくれた。
50mほどの距離を長い鎌とスコップを使ってジイチャンは三日がかりで立派な堰に復活させた。



その成果に満足し自信も復活したようで今度は「草刈りにも挑戦してみる」といつの間にか
新しく軽量の草刈機を調達していた。



草刈りは畦道の斜面は後回しにし「田んぼの縁」を先行させているがなかなか捗らないでいる。
それに土手、農道、畑の草刈りも急がねばならず、まさに「猫の手も借りたい」状況下なので
ジイチャンのヤル気満々の申し出を拒否したら「罰が当たる」というもの。

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リピーター

2015-08-27 21:05:33 | 野菜
一カ月続いたトウモロコシの収穫も今週末で今シーズンの終わりを告げる。
最後の収穫となった小屋前の畑は「お片付けモード」に突入し販売には不向きなハネモノが大量に発生
している。、
それらは自家用のみでは消費仕切れないので知人友人等にお裾分けして喜ばれている。

見た目は商品価値がないように見えるが、味は一級品と遜色がないので、食された人は一様にその美味し
さに驚くようだ。


(植え付け後に何のフォローもしていなかったサツマイモが立派に育っていた)

先日、「新鮮館おおまち」の店頭でお客様が「このトウモロコシは普通のトウモロコシと違うのよね」と
呟きながら2本入りを2P購入するのを耳にした。
一カ月間コンスタントに買い支えてくれたのは「殆どがリピーターだったのでは」と推測させられる一幕
だった。

コメント (2)
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