霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

忙中閑

2012-09-30 20:21:21 | 趣味
枝豆収穫と稲刈りの二つの大きな仕事を抱え、更にそれらに付帯する作業で
多忙を極めている中、バドミントン大会に誘われた。

三つのクラブチームの親善交流試合でA級とB級に分けたダブルスの大会。
いつものシルバーベアの相方であるMさんとは12月に大事な大会を控えている
ので今の内に実戦経験を積んで「呼吸合わせ」をしておく必要があった。

愛妻の渋い顔を尻目に四時間ほど仕事場を離れた。
試合では二連勝で決勝に進み、一セット先取されたものの逆転をしてB級で
優勝することができた。

そこまでは爽快な気分だったが、帰宅後の農作業がきつかった。
遊びから戻って「疲れた」と言ったら次回の参加が危うくなるので間違っても
口には出せない。

重い足取りを隠しながらの「カラ元気」で頑張ったが、暗くなりかけた時分には
限界に近づき一息入れて休憩せざるを得なかった。


(家の前の畑)

収獲して乾燥が済んだ籾を擦って玄米にする「米作り」は暗くなっても出来る。
休憩後は今日の予定数を終えるまで「籾摺り調製機」の音が鳴り響いた。
最後は30kgの米袋を積み上げる腕に力が入らなくなっていた。

「勝利の美酒」はそれが済んでから。
酔ったら直ぐに「バタンキュウ」となったことは言うまでもない。
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思いて学ばざれば・・・

2012-09-29 18:38:03 | 産直
農業に従事するようになってから本を読む時間が無くなったばかりか新聞さえも読まない日
も多い。
逆に、単調な農作業をしている時間帯には色々な考えが頭に浮かぶ。
過去の事、現在の事、将来の事等々。
考えることに夢中になって「作業ミス」をすることさえある。

そんな時に論語の一節にある「思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」という言葉が頭に浮かぶ。
考えに考え抜いて出した結論が一人よがりの「愚かな結論かも・・・」という疑念は常に払拭しえ
ないでいる。

今回、某産直のトップと面談するに際し、親交のある何人かの生産者仲間の意見を聞いてから
臨んだのはそんな背景もあった。


(この田んぼのモチ米は昨年初めて熊の被害があったが、今年もその形跡が残っていた。
 あまり遠くないところに棲家があるのかもしれない)

面談の内容がどんなものだったかは具体的には書かない。
国会だったら「問責決議」に該当するような無知蒙昧で無責任な発言が「少なくとも三回はあった」
ということだけは記憶に留めておきたい。

[参考]
「学びて思わざれば則ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」
意味は、事を学ぶだけで自分で考えないとはっきりしない(本当の知識は身につかない)。自分で考える
だけで師から学ばなければ(独断・独善の弊害が生まれ)危険である。
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リーダー不在

2012-09-28 20:01:38 | 産直
某産直で現場第一線の責任者が不在のまま数カ月経過したままとなっている。
こんなことではマネジメントどころかコントロールさえも満足に出来ないのではないかと危惧していた。

当初は一生産者が「とやかく言う問題ではない」と思い傍観していたが、直接実害を被るようになって
放置できなくなった。
そんなことから「団塊の世代はクレーマー世代」と娘に揶揄されていることも顧みず明日トップに直談判
を申し入れた。


(畑には「庄内七号」が未だ残っているが枝豆としては賞味期限切れとみなし「茶豆大豆」として活用
 することにした)

面談で主張したいことはただ一つ。
「どんなに小さな組織でもリーダー不在では単なる烏合の衆の集まりになるので、リーターを早急に
選定すること」

個々の社員の資質は立派なのにその経営資源を有効活用していないのは明らかにトップの責任。
そこ辺のところを訴えるつもりでいる。
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稲刈り

2012-09-27 20:08:46 | 
昨日、今日と乾燥機が満杯になるまで稲刈りが進み、残りは「あと二日か三日」と
いうところまで来た。
勿論予期せぬトラブルが発生すれば予定がずれ込むことは当然だが、出来れば
「今月末までには終えたい」と思っている。


(庭のシュウメイギク)

「枝豆の収穫」と「稲刈り」だけでもアップアップ状態なのに菜種の種蒔きの時期に
入ってしまった。
種蒔きの前段となる畑堀りまでなかなか手が回らないいるが、モタモタしていると
作付を諦めた昨年の二の舞になり兼ねない。
リミットは「明日まで」の気持ちではいるが・・・。
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秋晴れ

2012-09-26 19:55:19 | 
三日ほど愚図ついた天気が続き「稲刈り」は出来ないし産直の売れ行きも芳しくなかった。
久し振りに晴天で沈んでいた気持ちもウキウキし出し「稲刈り」も順調に進んだ。
稲刈り風景はやはり「秋晴れの下が一番似合う」と改めて感じた。

午後の三時過ぎに乾燥機が満杯となり今日の「打ち止め」となった。
週末の天気を考えるともっと刈りたいところではあったが・・・。



夕方、悪天候の影響で三日間販売不振が続いていた産直巡りをした。
天気の回復で各産直とも売行きが順調になったので、抑制気味にしていた出荷量を
明日から「通常ベースに戻そう」と思った。
コメント (2)
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