霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

田植え

2012-04-30 19:02:36 | 
ここ数年、田植えのスタートは4月30日が定着しつつある。
「降らず、照らず、吹かず、寒からず」の田植え日和となった。
  
今の田植機は180度ターンをする時に車輪が掘り起す土を掻き均してくれる小さなロータリーが
付いていて重宝しているが、どうも「昨年のような働きをしてくれていない」と思いつつ進めていたが、
ようやく二枚目の田んぼに入ってから「専用のスイッチ」がONになっていないことに気が付いた。

昨年更改した田植機の操作方法に習熟していない面があったので、最初は小さい田んぼで
「肩慣らし」をしたのが幸いし、チョンボの影響は最小限に抑えられた。



田植機は以前のに較べるとパワー、スピードが格段に向上し、トラブルも少ないので大きな田んぼ
でもあまり時間をかけずに済ませられるので「大助かり」となっている。
それは昨年も実証済みなのに、準備の方が未だ「その変化」に対応できずにいる。
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明日から田植え

2012-04-29 20:14:57 | 
朝から晩まで「代かき」の日が四日続いた。
努力の甲斐があって明日から始まる「田植え」に向けて七割方終えることが
できた。



五月に入ると「苗の配達」や「畑の準備」が目白押しとなるので「田植え」は
早めに終わらせておかねばならない。
幸い、4月中旬以降は温かい日が続き苗の生育も順調で、明日以降も好天が
続きそうなのでグッドタイミングな「田植え」となりそうだ。
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2012-04-28 21:03:09 | 環境
子供時代に田舎暮らしをした人は田んぼで蛭に血を吸われた経験があると思われる。
昔は田植長靴など無かったのでズボンをまくり上げて素足で田植えをするのが普通だった。
母の実家で田植えを手伝っていた叔父、叔母達が田んぼから上がると脛に何匹もの蛭が
へばり付いているのを見た記憶が頭の片隅に残っている。


(白モクレンには青空が良く似合う。しかし、満開の最盛期に青空は無かったので
花は晩年を迎えているが今年最後に白モクレンを撮影した)

そんな蛭が今も健在で田んぼに生息していた。
トクラクーで深掘りしたのが災いし、排水対策で埋めていた塩ビ管を壊してしまった。
代かき前の泥水の中を腕まくりで修復作業をして家に戻ったら右腕に蛭が吸い付いていた。
蚊や虻と違って痛くも痒くもなかったので気付かなかった。
驚いて直ぐに弾き飛ばしたものの傷口の血がなかなか止まらなかった。

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放射能汚染

2012-04-27 20:47:55 | 環境
シイタケが販売自粛から「出荷制限」に変わった。
どちらも「出荷出来ない」ことに変わりはないので特に新しい動きとは受け止めていない。
しかし、シイタケの煽りで他の山菜も「疑惑の目」で見られ、「疑わしきは罰す」となるのが
小沢裁判と違うところ。

検査結果を待たないと出荷できないのは仕方が無いが、結果が出るのに日数がかかる
ため「疑惑が晴れた」頃には収穫最盛期を過ぎてしまう。
GWの折角のビジネスチャンスが過ぎてから「無罪」が判明しても「証文の出し遅れ」で
「有罪判決」とあまり変わりがない結果となるのが辛いところ。


(モミジ)

いわゆる「原発ムラ」に所属している輩が、安全神話が崩壊したにも関わらず「安全が
確保された」と偽って「再稼働」を推し進めようとしている。

目先の金や雇用に目が眩んで「原発を誘致した」福井県などは「これまで電気の供給に
大きく貢献したことを評価して欲しい」などと言って「地元の範囲」が拡大することを牽制
したりしているようだが、今度事故が起きたら連帯責任で他県から損害賠償請求される
ことだって有り得ることを覚悟しているのだろうか。
自分達が故郷を失うばかりでなく、そんなハイリスクな賭けをしてまで「再稼働」を推進する
のは「常軌を逸している」としか言いようがない。

今度事故が起きたら「過失」の言い逃れはできず「故意」が容易に認定されることも忘れて
はならない。

そもそも、これだけ広範囲に人の生命、財産を大きく侵害しながら「刑事責任を問われる
人間が誰も居ない」というのは不思議な世界。
「安全神話の捏造」などAIJの「詐欺罪」よりもはるかにり悪質だと思えるのだが・・・。

「民事罰」だけでなく「刑事罰」も科して「再演防止」に万全を期して貰いたいもの。
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代かき

2012-04-26 22:08:30 | 
百の姓(かばね)を持たねばならない農業は色々な仕事にチャレンジできる。
その中で得手不得手というものが出てくるのは仕方がないこと。

その不得手の代表が「代かき」で、イマイチ要領を得ないままこなしている。
「真っ平」にするのが理想なことは分っているが、そう簡単ではない。

100点満点でなくても「それほど支障はない」と勝手に決め込み60~70点程度
なら上出来と思っている。



以前は2~3回代かきして田植えに備えたものだったが、苗を配達しているお客様で
「代かき」をせずロータリーでかき回しただけで済ませている人が居ることを知って意
を強くし、今は「ユックリ一回だけ」で済ませている。
コメント (3)
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