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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

知恵も汗も出した大石の除去

2025-05-31 19:27:08 | 耕地整備

 吉ケ沢の畑を耕起していたら中心部に抱えきれないほどの大きな石が現れ、耕作に支障を来たす

状態となっていた。

 バックホウなら容易に除去出来るが往復に30分も要することから運搬車とスコップで対応する

ことにした。

 掘り起しても重過ぎて転がすことも運搬車に載せることも出来なかったのでダンプ機能を利用し

荷台を低くして石の一端を載せテコの原理で何とか解決することが出来た。

 下手をすると大怪我をし兼ねなかったが「知恵も汗も絞り出した」のが功を奏した。

  盛岡時代 の上司は「知恵のある奴は知恵を出せ、知恵の無い奴は汗を出せ、知恵も汗も無い奴は辞表

を出せ」が口癖だった。

   今ならパワハラだが当時はそんな言葉さえ無く非力な社員はただただビビルだけだったが、そんな

思い出した。

 午後に強い雨となったが早朝は小雨模様だったので、夜明けと共に市野々に向い朝食前に耕起を

終わらせた。

 「雨の日は日帰り温泉」が定番だが今日は懸案となっていた「大豆選別機の初稼働」に充てた。

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「薪はいらんかいね」

2025-05-30 21:16:17 | 

 前山の新たに借り入れた転作田周囲の支障木伐採で玉切りした薪材は、差し当たり耕起の邪魔に

なる分だけを軽トラで運び門口に並べた。

    斜面等には写真の数倍の薪材が転がっているが、その搬入は晩秋に予定している。

 一方、昨日紹介した欅林の間伐等でも大量の薪材が発生し林の下に横たわっていて、その分量は

写真の10倍を超えるものと思われる。

 薪小屋は既に満杯なので晩秋になっても搬入する場所に困ることになってしまった。

 我が家の薪ストーブだけでは消費し切れない膨大な量なので、門口入口に「販売します」

看板を掲出すことも冗談半分で考えた。

 しかし、幹線道路から外れ、通る車も少ないことから看板がヒットする可能性は限りなく

ゼロに近い。

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欅林

2025-05-29 19:40:46 | 景色

   森林組合に欅林の間伐を依頼した際、「伐って欲しい木に赤いテープを巻きつけて」と逆提案

されたが、その稼働を確保できないことから「林を半分にした南側のみを残す」ことにした。

    欅以外の雑木等は周辺も含めて全部伐採することにしたのは言うまでもない。

    結果的に南側に間伐すべき欅が少し残ってしまったが、それでも集落中心部の景観は大幅に改善

され見違えるようになった。

   先日、他の仕事で訪れた森林組合のチーフが遠くから欅林を見て「立派だね」と自画自賛していた

ので、「さすが森林組合の仕事は違うと評判になっている」と持ち上げたら「そんなに褒めて貰って

も何も出ませんよ」と笑いながら満更でもない顏だった。

   新たに借り入れた休耕田を耕起しながら久保川を挟んだ南側から初めて欅林を眺め、私自身も

大満足だった。

 桃源郷への道は「桃の花を育てる」だけではないのかもしれない。

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株主総会

2025-05-28 21:36:24 | 産直

    某「道の駅」の株主総会があった。

   仕事が立て込んでいるので欠席することも考えたが、これまでの経緯もあって出席することにした。

   勉強不足としか思えない総務部長のピント外れな答弁はいつものことだが、今回の極めつけは役員報酬

のアップや株主への配当金について、質問を受けてから初めて説明を始めたのに驚いた。

 いずれも株主総会のメイン議題として資料を添付し付議すべきことは当然のこと。

 株主総会に付議することもないまま役員報酬14%アップを決めた経営陣の厚顔無恥振りに呆れる

ばかりだった。

 花も景色も早朝の日の出前が美しい。

 先日も掲載したシャクヤクだが 「日の出前に」と思っている内に遅くなってしまった。

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農政の大転換

2025-05-27 21:07:26 | 社会

   石破総理とタッグを組んだ小泉農水大臣は猪突猛進状態だが、単なる「参院選対策」のような気が

してならない。

 それでも、参院選後も本気になって「増産体制に転換する」のであれば歓迎したい。

 今朝の地元紙は「増産見通し」をトップ記事で扱っていたが、直ぐに食料米増産に貢献できる

のは「飼料用米や加工用米」を作付している農家のみかと思われる。

 「永年性牧草作付」と称し単に「草を刈るだけ」で補助金を受け取って来た農家は、補助金

得られなくなると同時に「農業から撤退」となるのではないか。

 経営難、後継者難が長年続いて来た大多数の農家に増産要請に対応する余力は残されていない。

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