霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

大豆

2009-10-31 21:14:33 | 穀物
大豆にも黒、青、白と色々種類があるが、産直ではどれも年間通して需要があるので作付面積をもっと増やしたところ。
しかし、手作業による収獲方法では今が限界。
それでなくとも仕事が後手後手になり勝ちなのに「これ以上」を望んだのでは自分で自分の首を絞めることになりかねない。



明日から11月。
寒さが厳しくなる前に済ませたい仕事が山積しているが、最優先は「大豆の収穫」とのオバサンの決断により朝から「豆引き」となった。
このまま放置すると豆が弾けて畑に落ちてしまいそうだ。

「豆引き」は文字通り大豆を引いて抜く作業だが、引いても簡単には抜けないものもあるため意外と力仕事で結構疲れる。
連続作業では体力的に辛いので、途中に田んぼの耕耘作業を織り込みトラクターに座って身体を休めたりしながらの作業となった。

今日で青バタ豆を終えることができたので残すは黒豆のみ。
予報によると明日の午後は雨なので、雨が降る前に終わらせたいところだが・・・。
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産直出荷

2009-10-30 20:46:06 | 産直
オバサンは朝から晩まで忙しい。
そのため以前は交替で行っていた産直出荷も最近は専らオジサンの役割になってしまっている。

しかし、司令塔となっているオバサンが販売の第一線に直に触れないでいると消費者との間にギャップが出て来ることが危惧される。
日々の店頭における市場動向についてはオジサンが逐次報告するようにしているものの、野菜に関してズブの素人に近い人間の情報収集能力にはどうしても限界があるし、間接情報では実態が把握できないことも多い。

「主婦感覚を活かした野菜作り」が我が家のウリの一つとなっているのに、肝心の「主婦感覚」が錆び付いてしまってはならない。
オバサンには最低でも週二回は産直に出向き「市場を肌で感じ取る」ようにして貰おうと思っている。


(産直に向う時にいつも通る道。比較的新しい道なので両側の公孫樹並木が大きくなるのが楽しみ)
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麦蒔き

2009-10-29 20:39:03 | 穀物
麦蒔きも三年目を迎え少し要領が良くなってきた。
蒔いた後に土を被せるのは昨年までは鍬を使っていたが、鍬を使う仕事は見た目以上に肉体的負担が伴うので今年から培土機を使うことにした。
お陰で仕事が早く進み、体力的にも随分楽になった。



事件は次の畑に移った時に起きた。
予め一週間ほど前にトラクターで掘っていたのだったが、畑の一角にオバサンが大事に育てていた花の根も掘り起こしてしまっていたことが判明した。

花の場所を明示する竹を立てていたようだが、オジサンは大きく伸びだ雑草の中にそんなものが立っていても特段気にも留めていなかった。

それから数分間、お互いに相手の非を主張する二人の壮烈なバトルが続いた。
「愛のままで」がウリの二人だが、同じアイでも「ののしりアイ」夫婦になっていた。

38年も夫婦をやっているとこの程度の軋轢は日常茶飯事。
バトルの後は何事も無かったかのように「麦蒔き」が再開された。
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豆引き

2009-10-28 20:48:36 | 穀物
先日の雨で仕事の予定が大分狂ってしまった。
教科書通りに進めるとしたら25日まで済ませたかった麦の種蒔きはまだスタートしたばかり。
何とか明日には終わらせたいことから今日は暗くなった畑でアオバタ豆の収獲作業(「豆引き」というらしい)となった。

先日の大会の結果に気を良くして昨夜もバドミントンの練習に行ったのがワルノリとなり、過労気味の重い身体となったオジサンにとっては辛い一日となった。
一方オバサンは快調で、日課となっているニンジンやダイコンの収獲も済ませルンルン状態。

「こんな女と一緒に仕事をしていたら命まで取られそう」とオジサンは被害妄想に陥ってしまった。



今日も朝から「魚沼産コシヒカリ」で食事をしている。
食べるたびに家族の評価が上がって来ている。
「一寸の虫にも五分の魂」で多少のライバル心はあるが、全国的に高い評価を得ているのも「むべなるかな」と認めざるを得ないようだ。
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魚沼産コシヒカリ

2009-10-27 22:46:45 | 
新潟の魚沼で農業を営む「みかんちゃん」と新米を交換することにしたことは先日紹介した。
その全国的につとに有名な正真正銘の「魚沼産コシヒカリ」が今日届いた。

みかんちゃんが手塩にかけた無農薬栽培のお米とご主人様が作った通常栽培のものの二種類を送ってくれ、早速今夜は試食会となった。
まろやかで深みのある甘さがあり、我が家のヒトメボレとはまた違った美味しさがあった。
「冷えても美味しさが変わらないのがコシヒカリの特徴」とのことなので時間をおいてからまた味見をしてみたいと思っている。

先に「一関産ヒトメボレ」を送った際に、みかんちゃんから電話を頂戴した。
たまたまオジサンはバドミントンの練習で不在だったためオバサンが対応していた。
そのお返しもあって今夜はオジサンが御礼の電話をかけた。
ブログ仲間とのメールのやり取りはこれまでもあったが電話は初めてのことなのでややドキドキした。

みかんちゃんから「声を聞いてみるとブログからの受け取っている印象とは大分イメージが異なる」との率直なコメントがあった。
特に「オバサンは口下手などとブログに紹介されているがそれは修正すべき」とのアドバイスも頂戴した。

自分達が感じていることと客観的に見た場合とでギャップが生ずることは多々あるものだが、これもそのひとつかも知れないと感じた。


(昨日、今日で今年の籾摺りは完了となり、一度片付けた籾殻の山が復活した)

先日のオバサンとの約15分にわたる電話のやり取りの後で、みかんちゃんがその感想をメールで送ってくれた。
かなり底上げ気味の「客観的評価」であることを前提にお読み頂きたい。

「奥様の若々しくなまりのない話し方にも感心しました。いつも口が重いなんてブログで書かれていましたが、とてもテンポの言い話ぶりでしたよ。まだ、一度もお会いしたことがないのに、楽しくお話ができてよかったです。」



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