霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

売上速報

2016-03-31 22:58:08 | 産直
厳美の「道の駅」でもようやく売上速報をメールで送信するようになった。

毎日出荷する生産者にとってタイムリーな売上情報が「どれほど重要か」について、残念ながら産直
運営の責任者には全くその認識が無かった。
農事法人組織で生産者を代表しているはずの理事諸氏が、その役割を果たしていない証拠でもあった。

開店前の朝の出荷時に、前日の売上結果を初めて知り「昨日出したのは完売だった。だったら今朝は
もっと持って来るんだった」とか、逆に「昨日は全く売れなかった。今朝は持って来るんじゃなかった」
等々生産者の悲喜こもごもの「嘆き節」を耳にするのは日常茶飯事となっていた。
これでは売上に応じた商品供給が一日遅れとなることは明らかで、店の売上にも悪影響を及ぼすことは
当然のこと。


(庭のハクモクレン。今年は開花が早まりそうだ。)

売上速報は産直運営の基本サービスとも言えるものだが、生産者の声に耳を貸すこともなく一部役員が
恣意的に組織を運営している弊害がここにも現れていた。

ともあれ、遅まきながらも売上速報が送信されるようになったのは大歓迎で、お陰で夕方「道の駅」
まで往復して売上確認をする時間が節減できるようになった。


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育苗に備えて

2016-03-30 20:44:07 | 
水稲の育苗用に使う2号と3号のハウスを耕した。
この後整地して育苗箱の搬入に備える。

従来、育苗用の土は東の山の土を活用していたが老化の進展により「経費節減よりも稼働節減」へと
大きく舵を切り替え、今年から購入土を利用することした。
これまで土の搬入や土オロシ等々の稼働が大きな負担となっていたが、それが不要となり予想を上回る負
担軽減となっている。



その購入土が配達されるのが明後日。
苗箱への「土入れ」を経て「種蒔き」は4月7日。
「種蒔き」には最低でも三人が必要なので予め我が家の「勤め人」に協力を要請している。
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創立総会

2016-03-29 20:58:02 | 産直
先日の24日、来年の5月からスタートする平泉「道の駅」の運営受託会社「株式会社浄土の郷平泉」の
設立総会があった。
人口減、観光客減、生産者減、更には景気低迷と四囲を取り巻く環境は厳しくなる一方の中でのスタート
となる。
しかも、ロケーションは観光スポットである中尊寺や毛越寺から離れた国道バイパス沿いで敷地は路面より
かなり低くなっている。


(裏庭のサンシュユの再登場。今が満開のようだ)

ある平泉の生産者は「そんな産直がうまくいくはずがないから参加しない」と話していた。
それでも、私が出資者として名を連ねたのは、世界遺産に指定され年間2百万人の観光客が訪れる市場を
「活かさない手は無い」と考えたからだった。



平泉町としても「町の農業や商業活性化の起爆剤にしたい」と後押しするようだが、最終的にはトップの
経営手腕頼みとなるはず。
たとえ泥船だったとしても「乗って勝負するしかない」と以前から決めていた。






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もう「想定外」は許されない

2016-03-28 19:22:39 | 社会
先日のベルギーのテロ事件の際に「ベルギー南部にある原発の大半の作業員が非難」との
ニュースがネット上で流れた。
不安が現実化し「来るべきものが来た」という印象を持ったのは私一人ではないと思われる。

ISや北朝鮮が「一番効果的なテロ」を考えた場合に原発をターゲットとすることは当然予想
されること。

テロ等で原発が狙われ再び福島のような大惨事が起きても政府は3.11同様に「想定外」と
言い訳するのだろうか。



薪小屋に運んだ薪を生産部長が綺麗に並べてくれた。
写真は昨日時点のものだが、今日で左側も含めて薪小屋はほぼ満杯になった。

伐採作業はまだ続くので明日から運ぶ分は藁を片付けて新設した別の薪小屋に収納する予定。

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行者ニンニク

2016-03-27 19:21:38 | 山菜
お互いのブログを通じて知り合いとなった釧路市在住の「オッちゃん」から苗を頂戴した
行者ニンニクの収穫が数日前から始まっている。

熊が棲息する山中に自生しているものをハンターの護衛付きで収穫して来た貴重な苗が
ルーツなので地場産に比べると収穫期が早いのが魅力となっている。


(西日が当たらない環境を好むので、左に見える杉林がその役割を果たしている。)

北海道ではアイヌネギとも呼ばれるそうで、言われてみれば「ニンニクの匂いのするネギ」
という表現がピッタリ。

新鮮舘の梁川さんは我が家の行者ニンニクとベーコンで作った料理をFacebookに写真付き
でPRしてくれていた。

どちらかというと香りを楽しむ「通の食材」で、産直では主に飲食店経営者が買っていく
ようだ。

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