霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

オニヤンマ

2007-08-31 20:27:48 | 景色
庭や道路を悠然として飛んでいるオニヤンマはトンボの王様だ。
子供の頃、この大きなトンボが同じ場所を往復する習性を利用し、庭を掃く箒を使って捕まえたりしたものだった。

今年の夏はオニヤンマを目にすることが多かった。
未だジージー鳴いているセミを口にくわえて飛んでいる姿を見かけたこともあった。
せかせかせずゆったりと飛ぶ姿を見ると、生き方を教わっているような気がする時もあった。

このトンボと軽トラックは非常に相性が良くない。
産直等へ往復する道路で正面衝突してしまうことがしばしばあった。
オニヤンマ側が衝突を避けようと高度を上げるが乗用車と高さが異なるためか、避け切れずに衝突してしまう。
車はそんなにスピードを出している訳でもないのに、不本意ながら一日に五匹も犠牲にしたことがあった。

車の通る危険な道路ではなくもっと安全な場所を飛べば良いと思うのだが、自然界に存在していないものの情報はオニヤンマのDNAに刻み込まれていないのだろう。



昨日、畑のそばで交尾中のオニヤンマをオバサンが見つけた。
メスは一度にどれぐらい産卵するのかは分らないが、今年犠牲となった数以上に産んで、またあの勇姿を見せて欲しいと願っている。

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世界陸上

2007-08-30 23:09:48 | 趣味
大阪で開催されている世界陸上にはまっている。
地上波と衛生放送、それに録画と豪華三本立てで世界のトップアスリートの躍動感溢れる競技を毎夜堪能している。
オジサンは特にトラック競技のファンだ。
女子の100M決勝は写真判定でも直ぐには判別できないぐらい史上稀に見る大接戦だった。

選手達の鍛え抜かれた美しい肉体、特に筋肉質でありながらスラリと伸びた美しい脚の線には惚れ惚れしてしまう。
走る姿の美しさは更に素晴らしい。
それにプラスして最近は美形の女子選手が多い。
これは決してオジサンの守備範囲が広がったためではない。
当然記録や実力で選んでいるのだろうが、各国とも美人揃いなのには驚かされる。
棒高跳びのイシンバエワは氷山の一角のようだ。

折角、世界のトップアスリート達が集まっているのに、満員の観客でないのが残念でならない。
世界最速を決める100M決勝などは超満員の観衆の中で走ってもらいたいもの。
日本選手で世界に通用する選手が少ないのが影響しているのかもしれない。

深夜まで世界陸上で興奮するのはいいが、朝仕事のスタートが遅れがちとなるのがチト気掛かり。



黒い花を付けるとまでは思っていなかったが、胡麻がこんに美しいピンク色の花を付けるとは予想だにしていなかった。
手付かずだった畑の除草や片付けをしていたら、雑草の陰から花を付けた胡麻の列が現れた。

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視察研修

2007-08-29 20:56:43 | 野菜
オバサンは先日の視察研修模様を厳美の「道の駅」の広報紙に掲載するために原稿を書いた。
書くことを苦手とするオバサンの文章は滅多にお目にかかれない。

『8月27日に産直部会主催の視察研修が実施され「岩手県立花卉センター」と道の駅「雫石あねっこ」を訪問した。
同じ産直施設である「雫石あねっこ」の視察が特に印象に残った。
雫石では、組合員は町内在住者であること並びに出荷物は町内生産物に限定しており、商品の陳列篭は個々に割り当て、置き場所は一月毎にローテーションをして公平性を保っていた。
売れ残った商品は翌朝引き取ることが義務づけられている一方、当日四時以降の半額販売を選択することもできるようだ。
また、米の販売については、食味値75以上のみを販売することにしており、四月以降の販売分については保冷庫保管が義務付けられていた。
このように、お客様からの信頼を確保するための方針が明確に示されているのが特色で、大いに参考にしたいところ。
加工品についても力を入れており、瓶詰め、漬け物、餅菓子の加工施設が有り、加工品の売上高が全体の35%も占めていた。
売上高を上げていくためには単価の高い加工品の強化がこれからの課題といえそうだ。』

オジサンの補足。
1. 町内在住者及び町内生産物に限定することは、どちらかというと生産者を保護するためのルールと思われる。
2. 食味値とは、お米の成分の中でおいしさに大きく関係している、タンパク質・アミロース・水分量等を測定し、「おいしさ」を点数で表したもの。
実際の「おいしさ」と完全に比例する訳ではないようにも思えるが、現時点では他に客観的に測定できる基準がない。
ちなみに我が家の米は、年によって若干の上下はあるものの、常に80以上を確保している。



休耕田を活用したアズキ栽培だが、雑草に埋もれていた。
畝間を草刈機で刈り取り、株間は手取り除草をしたらアズキが姿を現わした。




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豪雨

2007-08-28 22:16:55 | 景色
早朝からかなりの雨が降った。
雨の中、合羽を着て田んぼ巡りをした。

用水路は想定外の水量となり、排水口から田んぼに水が逆流している所も何ヶ所かあった。
台風シーズン到来前に何らかの対策を講じないと稲刈りで苦労することになりそうだ。



久保川は濁流と化し、滝周辺は轟音が鳴り響いて他の音を掻き消していた。




「秋雨を 集めて響く 滝の音」

殆んど芭蕉の句のパクリに近い。

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草取り

2007-08-27 21:27:13 | 野菜
オバサンは「道の駅」の研修旅行で一日不在。
オジサンは、合宿での運動過多と呑み過ぎで肝臓が疲れている兆候が出ていたので、「鬼の居ぬ間の心の洗濯」を決め込むつもりでいた。
ところが、不在中にやるべき仕事を確りと指示して出かけるのがオバサンの流儀。
趣味の農業に「休日」は不要ということか。

その指示の一つがインゲン畑の草取り。
ニンニク栽培に使用していたビニールマルチをそのまま活用して、蔓なしインゲンの種を蒔いていたが、主役よりも脇役の方が早く大きくなってしまい、インゲンが雑草の陰に隠れてしまっていた。



畝間を草刈り機で刈り取った後、株の周囲は鎌と手を併用して取り除いたらすっきりして気持ちの良い状態となった。。
取り除いた草が未だ青々としているので明瞭ではないが、一日も経つと雑草が枯れて干しあがり、主役のインゲンだけが活き活きしている光景を目にすることができるはず。


コメント (4)
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