霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

電気柵

2018-07-31 21:44:01 | 機械
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後山の畑の周囲約700Mに電気柵を設置した。
小屋前のトウモロコシの被害を防ぐためにはタイムリミットだった。

猛暑下なので涼しくなる午後三時過ぎに作業を開始したが、夕方六時になっても30℃を超えままの暑さで、
途中でギブアップしてしまい、一旦自宅に戻って休憩を挟むことにした。



真夏でも朝夕は涼しいのが「田舎の特典」だが、今日は違っていた。
一息入れてから再挑戦し、結局、作業を終えた時は周囲は既に暗くなっていた。
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「紅葉マークの車」に警笛が通じなかった話し

2018-07-30 21:44:42 | 生活

産直の生産者仲間は高齢者が多く、中には耳が遠い人も少なくない。
挨拶をしても反応が無かったり、話しが全く通じなかったりすることも稀ではない。
そんなことを日頃から経験しているにも関わらず、今朝はあわや交通事故に遭遇するところだった。

市街地のメインストリートを軽トラで走っていたら、紅葉マークを付けた車が、直進して来る私の
車に気づかないままバックで表通りに出ようとしていた。

クラクションを鳴らしたら一旦止まりかけたので「気が付いたもの」と思った。
ところが、止まるどころか急にスピードを加速させて通りの真ん中に飛び出して来た。
慌てて急ブレーキをかけ、何とか衝突を免れたが、運転手は直進車が急停車したことにも気付か
ないまま悠然と走り去った。

その様子を見て、運転者の耳に警笛が届いていなかったことに初めて気が付いた。

高齢の歩行者は予期せぬ動きをするので注意して運転していたが、これからは紅葉マークの車にも
「要注意」と肝に銘じた。



台風の余波による昨日の雨で、畑作物は一息つくことが出来た。
お陰でオクラの日々の収穫量も例年ベースに回復した。

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「結果がすべて」は誤った理解だった

2018-07-29 19:37:58 | 人生

スポーツに限らず何事も「結果がすべて」で、途中経過は無視される傾向が強い。
自分自身も「途中経過が良くないから結果が良くなかった」と受け止めることにしていた。
しかし、それが誤った認識であることを今朝の毎日新聞の「時代の風」で教わった。


(8月末から9月にかけて収穫予定の枝豆。再度の「畝間の草刈り」を行った)

「結果がすべての風潮 不成功後付けで正当化」
(日本総合研究所主席研究員 藻谷浩介) から抜粋 

今の世の中、「結果がすべて」という風潮が強まっている。
途中経過はどうでもいい、手段は身も蓋(ふた)もなくていいので、「成功してなんぼ」と考える風潮だ。
しかし「結果がすべて」の風潮には、二つの落とし穴がある。
第一に“より良い結果”は実際には“より良い途中経過”からしか生まれない。
身も蓋もない手段で得た成功は、長くは続かないのである。

もっと問題なのが第二の落とし穴だ。
「結果がすべて」と口にする人ほど、目指したのと違う結果が出た場合に、後付けで正当化しがちなのである。
結果を見てから、「最初からそれを期待していた」と記憶の方を書き換えるので、結果が出る前後の言動に一貫性がない。
一貫性なく後付けで目標を書き換えている典型が、「安倍政権は経済で結果を出している」という意見だ。

そもそもアベノミクスが目指したのは内需の拡大であり、そのために2%インフレを達成するとした。
しかし個人消費(家計最終消費支出)は、2012年(野田政権)が283兆円、17年が295兆円で、伸びは
年率0・8%と横ばいに近い。直近の15~17年は年率0・3%と、さらに減速している。
個人消費は個人を顧客とする全ての企業の売り上げの合計なので、多くの企業に“好景気”の実感はない。
そこで安倍政権とその支持者は、若者の雇用改善が成果だと言い出した。
しかし、企業の売り上げが増えていないのにどうして雇用が改善するのか。日本の官民が過去40年以上も少子化を
放置してきたために、30代以下の就業者総数も減る一方で、人手不足が深刻だからだ。
仮に若者が全員就職できても、働く若者の総数は減っていくばかりなので、内需は拡大せず企業の売り上げも増えない。

「結果がすべて」と言っておいて、想定と異なる結果が出ると話を書き換えるのは“より良い社会の持続”という長期的な
結果を損なう、あしき途中経過だ。
逆に、目先の結果は出ずとも意識高く挑戦を続けることこそ、長期的な成果に向けた良い途中経過である。

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「百姓泣かせの異常気象」が当たり前になった

2018-07-28 22:16:16 | 天気

昨年の夏は「太陽の無い八月」という初めて経験する異常な天気で雨にも悩まされた。
一転して今年は「雨のない七月」が続いている。
作業日誌によると今月の雨は三日の雷雨が最後となっていて、「百姓泣かせの天気」が続いている。

雨不足は畑作物への影響もハンパではない。
上旬に蒔いた二毛作の大豆は、例年であれば乾いた畑の方が発芽率がいいが、今年は逆となっていて、
全般的に発芽率も生育も良くない。



お盆前後の出荷を目指している枝豆の「湯あがり娘」は、このままでは「莢が膨らまない」と思い、
田んぼ時代に使っていた堤の栓を開け給水を開始した。

残念ながら、そのような対応が出来る畑は限られている。
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大豆へのシフト

2018-07-27 20:46:22 | 穀物

写真はトウモロコシの発芽率が悪かったため、耕起し直して大豆に代えた畑。
中耕除草のタイミングが良かったらしく、我が家には珍しく雑草の少ない畑となった。



就農当初から枝豆を重点商品として力を入れて来たが、来年からは「大豆にシフトしよう」と
考えている。

無農薬栽培、雑草対策、作付時期、稼働、機械化、圃場の特性、作業の平準化等々を総合的に
勘案すると大豆の方が「発展性」があるように思えて来た。
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