霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

除草機押し

2006-05-31 13:45:31 | 
体力強化を兼ねた除草機押しのシーズンの到来である。
除草剤を使わないで育てようとしている田んぼは、既に雑草が芽を出し始めている。
この日のために叔母のところから貰ってきた除草機の登場だ。
押してみたら予想以上に軽い、それに二条用なので昨年よりも能率が倍増した。この分なら、無農薬の対象面積をもう少し広げても良さそうだ。
田植えの時の反省から、途中でやった分を振り返って見た。そうしたら、ところどころ苗が傾いている。歩き方に問題があるようだ。
オバサンから「ウネと平行に歩くようにしたら大丈夫。この機会に体力強化だけではなく、ガニマタの矯正もしたら」とのキツイ指摘を受ける。
半世紀以上もこれで歩いてきているので、急に直せる筈も無い。だいたいガニマタだって、雪道で転びにくい等々色々と長所もあるのだ。
とは思ったが、せっかく伸びた苗を倒して歩いたのでは本末転倒なので、足の運びにも注意しながら進めることとした。本当は豪快に「ザッ!ザッ!ザッ!」と大きな音を立ててやりたかったのだが、足への気遣いでかなり疲れてしまった。
それでも、午前中に予定の二枚を終えることができたので、初日としては上出来だった。



オバサンが何枚か写真を撮ったが、どの写真も、いかもにガニマタで歩いている、という雰囲気が出ていて格好が悪い。
この写真が一番カモフラージュされていた。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貧乏は閑なしが一番

2006-05-30 23:43:04 | 生活
農繁期が過ぎたら少しは余裕ができるかと思いきや、とんでもないことで、気の遠くなるような量の畔道の草刈り、それに水田の除草、畑作物の準備や除草等々やるべき事が山積している。これだけ忙しく頑張っても収入を計算してみるとたいした金額にはならない。よくこれで生活が成り立つものだと前々から感じていたが、実際やってみて新たな発見があった。
毎日忙しい日々が続くので、行楽等に出かけることが少ないのは勿論のこと、日々の生活に必要な食料品の買い物でさえ、行く時間がないことがしばしば起きる。
結局、忙しくてお金を使う閑もないので僅かな収入でも生活できる、といのうが我が家の実態のようだ。



庭に大きな布袋(ほてい)様の石像が置いてある。10年ほど前にジィチャンが購入したものだが、家族からは「悪趣味」と評判が良くなかった。
中学校の同窓会の席で、墓石屋をやっている同級生に「ウチのオヤジが、石屋に騙されて変なものを買ってしまった」と愚痴をこぼした。
その同級生、私の顔をしげしげと見つめてから、「あの家はお前の家だったのか。布袋様は俺が売ったものだ」と言った。
オジサンはフォローのしようが無く困ってしまった。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「道の駅」総会

2006-05-29 22:02:42 | 野菜
厳美の「道の駅」の正式名は農事組合法人「美の郷」(いつくしのさと)だという。出荷している生産者が組合員になっており、年一回の通常総会が本日開催された。
オバサンが生活研究グループの会合と重なったので、オジサンが社会見学のため代理出席となった。
総会の冒頭で、売上げに大きく貢献をした生産者が優良組合員として表彰された。
いずれも、朝の出荷時に顔を合わせることの多いやり手のオバサマ達ばかりだった。
総会は色々な意見が出て活発な議論が為された後、最終的に事務局案が満場一致で承認された。

最後の要望の中で、道の駅で苗を売る場合に使った農薬を表示することを統一すべきではないか、との意見が出たのに対して、議長や役員が本日からスタートしたポジティブリスト制度(食品衛生法の残留農薬基準)と混乱して回答していたのはご愛嬌というべきか。
何せ、先週オバサンが野菜の苗を買いに行った種屋のオヤジでさえ、種苗法の改正やポジティブリスト制度に全く無頓着だったのだから、現場を知らない方々に理解を求めるのは所詮無理というもの。



本日表彰を受けた内の一人、Cさんは早くからポリシィを持って有機栽培にチャレンジしている方だ。最初にオバサンから紹介して貰った時、前にどこかでお目にかかったような気がしていた。今日の表彰式で拝見した時にハタと思い出した。名前までは知らなかったが、高校時代に一つ先輩のテニス部の人だった。サンバイザーを被ってテニスに打ち込む若き日のCさんの顔を40年前の記憶の奥底から明瞭に再現することができた。
当時、男子バレー部のコート(練習場所は外だった)は、何故か女子テニス部の隣だった。幼少の頃から女性には人一倍関心の強かったオジサンは、身はバレーコートに置くものの「心ここに在らず」で、気持ちと視線は隣のテニスコートに集中していた。それぐらいテニス部には可愛い女生徒が多かった。
オジサンは全校生の8割近くを女性が占める高校で楽しい三年間過ごしている。Cさんを見て、その懐かしい思い出のヒトコマがよみがえった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安息日

2006-05-28 19:39:04 | 生活
天気予報どおり久しぶりの本格的な雨の一日となった。
特に急いでこなさなければならない仕事も無いので、久しぶりに温泉に行って疲れを癒すこととした。
雨の日曜日となれば、近場の温泉は皆混み合うことが予想されるし、今の時期ならば単に温泉だけでなく、深山の新緑も堪能したいということで、行き先は栗駒山の中腹にある真湯温泉に決めた。
片道25Km、車で30分弱の行程であるが周囲の山々の雨に濡れた新緑が美しい。

景色を眺めながらも、話題はついつい「里山ビジネス」に向いてしまう。
これから何を商品として行くか、来年はどのような売り方をするのがベストか、等々かなり具体的なアイデアが出た。
構想を描いている時が一番楽しい時間のようだ。

日帰り入浴は380円也。この僅かな金額でこれほどリフレッシュさせてくれるものが他にあるだろうか。
新緑を眺めながら湯に浸かり、身も心もゆったりし疲れが飛んでいくようだった。



 栗駒国定公園の中にある真湯温泉と国道を挟んで南側に遊歩道付きの原生林が残されている。「巨木を育む森」と看板が立っているぐらい大木が林立している。この神々しい原生林はいつ見ても感動を与えてくれる。
温泉に入る前に、雨の原生林を歩いてみた。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 こむら返り

2006-05-27 19:33:38 | 生活
オジサンは疲れるとふくらはぎや太ももが「つる」(筋肉が急にけいれんを起こし激痛を伴う)ことがしばしばある。時によっては腹や背中、首などにも同様の症状が出ることがある。
小学校時代に遠足の後で経験した「こむら返り」が最初だったが、激しいスボーツをした後に、脚が冷えると必ずと言っていいほど出てくる。準備運動は勿論、整理運動もしっかりとやっても防止できないので、「体質だ」と諦めている。
最近は、農作業をした後にもなることが多く、昨日も慣れない鍬での畑掘りをしたせいか、夜になって両脚のふくらはぎと太ももに激痛が走り、ブログ作成を20分ほど中断してのたうち回った。
最近、以前よりも頻発するようになったのは、慣れない農作業のためかそれとも歳のせいか? 前者であればいずれ時間が解決してくれると思うが、後者であれば、先が思いやられる。

今日は久し振りに昼にバドの練習があった。土曜日の夜はバレーの練習日でもある。バレーはママさんの相手役なのでそれほどキツイ訳ではないが、それでもアタックしたりブロックしたりする場合があり、「つる」原因となるジャンプをしてしまう。
運動過多により今夜は要注意だ。寝る時には脚を冷やさないようにしなければならない。



庭に咲いている牡丹。シャクヤクと並んで咲いていたが、これに百合が揃うと「立てば~」というたとえの揃い踏みとなる。しかし、百合は夏にしか咲かない。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする