霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

沢庵用大根

2024-11-09 20:18:39 | 野菜
 栗駒山にも初冠雪があり寒さも本格化して来たので沢庵用大根を抜いて来た。
 洗って竿に二週間ほど 干して漬け込む。


 
 冬場の食卓に沢庵や白菜の漬け物は欠かせない。
 美味しい漬け物が出来上がるのが今から愉しみだ。


 沢庵用としてサイズが合わないものは産直用に回す。
 しかし、大根も赤カブも今は供給過多気味となっている。
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「土佐のいごっそう」逝く

2024-11-08 18:25:09 | 仲間
 釧路市在住の西内さんとはブログ仲間の付き合いだった。
 海釣り等の模様を毎日に掲載し1日のアクセス数が500件を超える人気
ブロガーだった。
  ある時、山から採取して来た行者ニンニクを根付きで沢山送って頂き畑に
移植したところ、早春に当地産よりも早く産直に出荷することが出来た。
 数年後に「追加で送って欲しい」と無理な注文をしたところ、クマ対策用
のハンターを護衛に付けて山奥から採取し送ってくれた。
 「所要経費等をお支払いし御礼としたい」と申し出たところ「俺は土佐の
いごっそうだ。そんなことをしたら付き合いを止める」と拒否する豪快で
太っ腹な人だった。

 ブログに掲載されていた御尊顔は頑健そのものだったが、数年前から病気
を患い入退院を繰り返すようになっていたらしい。
 今日、奥様から喪中ハガキが届き4月に逝去されていたことを知り驚いた。
 「延命措置はするな。華美な葬儀はせず家族葬にしろ」と言い残しての
旅立ちだった。
                    合 掌
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行政権優位の社会

2024-11-07 20:50:32 | 社会
 先日、所用で立ち寄った次男が「面白いから読んでみたら」と置いて行った
のが森永卓郎「書いてはいけない」(写真)だった。
「ザイム真理教」なる造語を初めて知り興味深く読んだが、その中の一節で著者
は次のように述べていた。
「検察も裁判所も財務省に隷属している。裁判官も検察官も公務員だ。彼らの
活動を支える予算はすべて財務省が握っている。財務省を敵に回したら仕事が
出来なくなってしまう。」


 しかし、著者の指摘は一面的過ぎる。
 行政は予算だけではなく人事権も握っている。
 裁判所や検察のトップが行政権に逆らうことが出来ないのは偶然ではない。
 その意識が、地方の裁判官や検察官にも浸透し、法律の規定よりも行政判断
を優先し、恣意的な判決や不起訴処分を行い平然としている。
 国民の権利を護るための「三権分立」の制度趣旨を踏まえ職務を全うして
左遷れるより「我が身の安全」を優先するのサラリーマンとして当然な
かもれないが、それでは国民が浮かばれない。
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新米の販売好調 その二

2024-11-06 19:04:13 | 経営
 就農以来、米の販売先は産直に限定している。
   産直では年間通じて店頭在庫を切らすことなく供給し続け、秋の新米販売
に繋げていたが作年産米は「ふるさと納税の返礼品」の特需もあって6月で
在庫が払拭してしまった。
  そして、今年の新米は「米不足&価格上昇」の影響もあって既に10月末で
全体の三分の一を売り切ってしまい二年連続で供給不足となることが確実に
なった。



 その対応策として米の作付面積を拡大したいが、既に畑地に転用している転作田
を水田に戻すのは「大きな方向性に逆行する」恐れがある。
 新た稲作専用の水田を入手するのが「最善の策」かと受け止めている。
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新米の販売好調

2024-11-05 20:50:42 | 経営
    先月の各産直の販売実績が出揃った。
  10月は新米需要と枝豆販売が重なるため年間で一番の売上月となるが、今年
は「米不足&価格上昇」という予期せぬ環境の激変があって例年の1.5倍を
記録した。
  この 好調が今後も続くとなると春までに在庫が払拭してしまう可能性も出
て来ている。
   嬉しい悲鳴ではあるが、御贔屓のお客様に年間通じてコンスタントに提供
出来なくなるデメリットもある。
  来年以降のことも睨みながら何らかの対策を考えなければならない。

 
    自家用として残した大根畑。
 昨日紹介した赤蕪と同様で出荷時に切り落とした葉っぱは鶏達に餌として
与えている。
 連日、濃緑の葉を啄んでいるためか卵の殻の色も鮮やかになったようだ。
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