安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
先日、喉の渇きに気付かないまま熱中症になった知人の話しを紹介したが、老化の進展と共に
何事にも不感症になりつつあることを自覚しながら行動する必要がありそうだ。
先週の木曜日、バド練習で汗をかいて帰宅しながら、寒さを感じなかったので直ぐに着替える
ことも無く過ごしたら、翌朝には風邪気味となり自覚不足が悔やまれた。
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庭先のハクモクレンの花びらが顔を出し始めた。
例年は4月中旬なので半月ほど早い開花となる。
大船渡では「観測史上最速で桜の開花宣言」と報道されていたが、各地で同じような異変が
起きるのかもしれない。
鶏舎の部屋の中は、毎日のように投げ込まれる野菜クズ等の餌の残滓で日に日に高床式に
変わりつつあり、一番酷い部屋はドアを開けるにも支障を来たすようになってしまった。
来月になると稲の種蒔きも始まるので、片付けて置きたい仕事が多々あるも、優先すべきは
「鶏舎の堆肥搬出」と考え、昨日の内にトラクタにスプレッダを装着していた。
ところが、今朝になったらバッテリの充電不足でエンジンが起動しないトラブルに見舞われ、
慌てる破目になった。
三カ月ほどのブラングが災いしたものと思われれるが、クボタの営業マンによると「バッテリ
の替え時」とのことだった。
鶏舎内の四部屋の内、一部屋は4月入る新しい雛用に空けてあるが、いずれも高床式になって
いるので、全部屋の搬出が必要となっている。
今日の午後の進捗具合からすると、全部終えるまでには三日程度かかるかもしれない。
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川口の叔母夫婦が孫娘を連れて市野々の叔母宅に逗留している。
市野々の叔母と叔母の長男を含め五人を夕食会に招待し、ぼた餅と手打ちうどんを振舞った。
男三人で「とりあえずビール」の後に、長岡から送られて来た銘酒を七合ほど空にしたが、
途中で猛烈な睡魔に襲われて大変な思いをしてしまった。
これまで、トラクタがロータリ等の農作業機を装着して公道を走ることについての明確な定めが無かった
らしい。
それが国交省の公示により、認定条件や制限事項を遵守することにより、公道走行が可能になるとのこと。
一見、制限が緩和されたように聞こえるが左に非ずで、今まで自由に移動していた市道を通るのに許可や
運転免許を要することになった。
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作業機に掲示する各種表示版で約10万円、大特免許と牽引免許の取得で約40万円を要することで驚いて
しまった。
消費税アップや新型コロナ騒ぎで消費が冷え込んでいる中で、更に追い打ちをかけられ、一部の農家では
「百姓を止めろと言うことか」と不満の声が上がっているとか。
対象を国道に限定し、車の通りの少ない中山間地の市道等は例外適用と出来なかったものか。
そんな、暗いニュース続きの中で、自動車学校だけは特需となって活況を呈していて、先日入校手続きに
行ったら、受付が忙しく、簡単な手続きに1時間も要してしまった。
サラリーマンだった頃、シャベルを使って長芋掘りに挑戦したことがあった。
粘土質の畑を深く掘るには大汗と腰痛が伴ったが、30分かけて一本も掘り出すことが
出来なかった。
長芋は「作って食べるものではなく買って食べるもの」と痛感した苦い思い出がある。
しかし、バックホーが使えるようになってからは毎年作付けするようになった。
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長芋作りはジイチャンの担当だったが、それを引き継いだ生産部長は多忙を理由に竹の支柱を
立てた以降は放置したまま生育管理はしていなかった。
「芋になっていないかも?」とのことだったので、最初は半信半疑でおざなりな掘り方
だった。
しかし、立派に生育していることに気付き途中から真剣になった。
予想を大きく上回る収穫物を見た生産部長は「これなら、今年も作りたい」と宣った。
堤土手の草刈りは高さがあるので毎回難儀している。
そのため秋の草刈りを「手抜き」していて、残った草を春の「野焼き」で解消している。
「野焼き」を安易に行うのは延焼で、山火事等の大変な事態を招く恐れがあるので、「周囲に延焼の
心配のない所」で、かつ「有事の際は直ぐに水を掛けて消火が可能な所」に限定している。
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ここ数日の好天続きで枯草も乾いていて作業は順調に進み、四カ所の堤土手の枯草を退治することが
出来た。
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下の写真は、高森の堤土手。
田圃の中に掘った跡がみえるのは、イノシシの仕業。
周辺の田圃も同様に荒らされているので、野焼き後に高森の田畑全体を電柵で囲った。