霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

新米

2011-09-30 19:58:02 | 
今年は早めに新米を出荷するつもりで田植えも早めに済ませたのだったが、
なかなか目論見通りとはならず、結局は例年通りの初出荷となりそうだ。
枝豆の出荷にこんなに手がかかるとは予想していなかった。

米は、稲刈り・乾燥機での乾燥・備蓄庫収納・籾摺りを経て玄米になり、精米機で
精米してようやく完成するが、乾燥機と備蓄庫のキャパに限りがあるため先に稲刈り
した分を玄米にして乾燥機や備蓄庫を空ける必要がある。

その最初の籾摺りして21袋の新しい玄米が完成したが、これだけでは備蓄庫が空か
ないので夕食休憩後に後半戦を行う予定にしている。
明日の朝も早いので何とか早い時間帯に済ませるようにするつもりではあるが・・・。


(新しい玄米が入った30kg入りの米袋)

9月も今日で終わる。
色々な意味で記録づくめの一月となった。
枝豆は勿論だが、餅米の売れ行きも凄いものがあった。
餅米は十分過ぎる在庫を抱えやや心配な面もあったが、値下げが功を奏し驚異的な
売れ行きとなり在庫を一掃できた。
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救世主

2011-09-29 22:07:16 | 
好天に恵まれ快調に進んでいた稲刈りだったが、調子に乗ってコンバインの
速度を上げ過ぎ二番口まで詰まらせてしまった。

このトラブルの解決は自力解消は困難と諦めかけたが、タイミング良く早出
出勤で午後の二時過ぎに帰宅した息子が解決してくれた。

この予期せぬ救世主のお蔭で本日の予定分も無事に終えることができた。


(僅かな空き時間を利用して栗拾いもしている。産直にも何度か出荷できた。)

稲刈りと並行して進めている枝豆の収穫も、間もなく真打「秘伝」の登場となる。
長かった枝豆収獲もホームストレッチに入った。
「かおり豆」とセットで最後の追い込みとなる。

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青空の下で その二

2011-09-28 20:31:54 | 
昨日に引き続き快晴に恵まれ稲刈りは順調に進み、先日紹介した黄金色の景色も大分様変わりした。

黄金色の田んぼを収獲すると僅かでもいいから「小金」が残ればいいのだが、規模が小さくても機械を
フル装備していると売上げの大半がそれらの減価償却費で消えてしまう。
かと言って主食であるコメ作りから撤退するのも恐い気がする。

我が家は当分の間、稲作と畑作の両にらみで行こうと思っている。

 

金銭的な負担は大きいものの田植機やコンバインは手のかかる稲作を画期的に効率化してくれた。
それで浮いた稼働を他の分野に注力すべきだったにもかかわらず、その努力を怠ったか若しくは進出
した分野で失敗した農家が多かったのかもしれない。

就農してから六年目を迎え、農業機械に対する評価は就農前に比べて大きく変化しつつつある。
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青空の下で

2011-09-27 21:04:19 | 
気持ちのいい秋晴れとなった。
稲も乾燥しコンバインも快調で、小気味のいい稲刈りができた。



生産部長は籾を軽トラで運びながら、手すき時間を利用して栗拾いをした。



牛を飼わなくなってから藁は取らずにに切り刻んでいるが、唯一の例外として
年末に作る「しめ縄」用の藁をこの田んぼの一部で確保。



いつも思うことだが、人の気持ちは天気によっても大きく左右される。
ラテン系の人達が一般的に「明るい」と評されるのもそのためかもしれない。
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黄金の海

2011-09-26 18:36:52 | 
土・日とコンバインの轟音が鳴り響いていた集落内も月曜の今日はいつもの静けさを取り戻した。
その静寂を破って専業農家の我が家だけが稲刈りをするはずだった。
しかし、昨日収獲した籾の乾燥に時間がかかり、午後までに乾燥機が空く見込みが立たず
今日の稲刈りは断念せざるを得なかった。



集落内の稲刈りも随分進んだように思っていたが、見渡すと未だ一面「黄金の海」のように
見える。
未だ始まったばかりということかもしれない。
この景色も今度の土・日が過ぎると一変するに違いない。

コメント (2)
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