霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

トップの野望の犠牲になるのは国民 

2022-04-30 20:34:23 | 社会
 今日のタイトルは毎日新聞「余禄」(2022.4.30) から頂戴した。
 いつも感じている事で、ロシアに限った話しではないと思って読んだ。

  (前段部分省略)
 ウクライナ侵攻に対する米欧日の制裁でロシア経済も厳しい。
 今年は10%超のマイナス成長に陥り、ソ連崩壊以来の打撃となる可能性が
ある。物価も高騰し、困惑する国民の姿が報じられている▲今は原油などの
輸出で持ちこたえているという。暴落した通貨ルーブルも値を戻した。ただ
輸出で得た外貨を政府が強制的にルーブルに交換させているのが実態だ。
無理な「官製相場」は長続きしまい▲日本など外国企業の事業停止も相次ぐ。
モスクワだけで20万人が職を失うと市長は訴えている。モスクワに長く駐在
し、日本企業の進出を支援したロシアNIS経済研究所の中居孝文副所長は
「現地の人は優秀で勤勉なのだが」と残念がる▲日系の自動車工場ではロシア
人から生産効率を高めるアイデアが多く出された。会社も採用し各国に広め
た。「人材を生かせないのはロシア政府の責任」と指摘する▲プーチン大統領
と国民のテレビ対話を巡る小話もある。大統領「我々はミサイルで米国を驚か
せることができる」参加者「我々はいつ給与で米国を驚かせることができます
か」。トップの野望の犠牲になるのは国民だ。

(昨夜の雨は一時雪になり、雪は朝になっても麦畑の畝間に 残っていた。)


 (里の春と栗駒山)
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仕入れ品を販売する生産者  

2022-04-29 20:44:59 | 産直
   産直の値札シールには生産者名も記載される。
  いわゆる「顔の見える関係」で、お客様にとっては安心材料のひとつになっ
ている。 
   従って、店側も直売所と看板を掲げている以上「仕入れ品を出品してはなら
ない」と制限しているのは当然のこと。

    しかし、数ある生産者の中には、仕入れ品を恰も自ら生産したかのように
偽装し、常習的に販売している不届きな生産者も存在する。
 このような不正は、お客様のみならず生産者仲間に対しても背信行為となる
ので店側は勿論のこと場合によっては当該生産者にも直接注意するようにして
いるが、確信犯なるがゆえにその是正は簡単ではない。

 (夜明け直後の川向の畑と御神木の桜)

 今日は一日中代かきに充てた。
 午後から「恵みの雨」が降り出したので水不足の不安は解消された。
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小麦作り

2022-04-28 21:54:06 | 穀物
 ロシアのウクラナイ侵攻により小麦価格が急騰気味とのこと。
 また、ロシアは小麦等の食糧を戦略兵器並みの扱いをして対峙するとの
報もある。
 
 我が国の食糧の自給率は米を除くとお粗末な限りだが、これまで転作田で
の小麦作付けについては補助金が支給されていたが、5年後には全廃される
ことになった。

 収獲した小麦をJAで乾燥調製すると販売価格の3倍程度の経費を要するの
で、今でも補助金無しに小麦を作付できる環境下にはない。


 
 (東の山の小麦畑。上が北斜面、下が西斜面)

 田んぼと異なり畑作物は天候に左右されることが多く、当然のことながら
失敗の確率も高くなる。
 そんな失敗を繰り返して来て展望が開けないので、販売用の小麦作付けか
らは撤退し自家消費用に縮小する方向で考えている。
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代かき

2022-04-27 21:01:14 | 果物
 今日から代かきを始めた。
 取りあえずは「粗代かき」のみで仕上げは田植えの3日前に行う。

 代かきは雨水を活用し堤の水は使わないようにするのが理想だが、 
昨夜の雨は期待したほどの量とはならず今朝から堤を開栓した。
 「出し過ぎ」とならないよう繰り返し巡回して給水の調整を行っ
いる。


 
  田植え後の水不足に苦しめられたことを何度か経験している。
 代かきから田植えの時季は「雨を期待する」毎日が続く。
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戦争を起こす国に自由や民主主義は無い

2022-04-26 20:41:38 | 社会
 第二次世界大戦前の日本もそうだったが、戦争を起こす国に自由や民主主義
は無い。
 反撃能力の強化や核武装よりも「自由で民主的な国作り」に世界各国が取り
組むことで「不幸な戦争」が避けられるのではないか。



 今朝の朝日新聞「天声人語」(2022.4.26)は以下のように主張していた。

 「自由な言論がなければ独裁者の暴走をただすこともできない。
  今のロシアを見ていてそう思う。自由で民主的な仕組みの下で民意は
  大揺れもするが、常に軌道修正が可能なのだ。」
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