NHKのドラマ「55歳からのハローライフ」は原作を読み終えた後も引き続き見ている。
「結婚相談所」も「トラベルヘルパー」も見た。
「結婚相談所」は映画『ひまわり』を見たほうがいいかなという気になった。イタリア映画はどうもあまり印象が良くなくて見ていない。印象が悪くなるほどの数を見てはいないのだが、フェリーニの『道』とか『甘い生活』とかが合わなかったので。フェリーニが合わないだけなのかもしれない。
原田美枝子は綺麗だけれど、でも若い男とそんなことがあるかなあと思ってしまった。
小説ではそのようには感じなかったので実際に映像を見るとやはり印象が違う。
別れた夫が登場したときに服装について「ユニクロだよ」と言い訳のように小説では言ったと思うのだが、ドラマではそれはなかった。
「トラベルヘルパー」はドラマのほうが良いような気もした。
しかしそもそもこの話をあまり好きではない。
なぜかと考えるに主人公が独身だからだろう。夫婦関係についてきちんと描いたものがおもしろいように思う。
松本清張を読もうとは思わなかった。『砂の器』も『ゼロの焦点』も読んだことがあるからかもしれない。ドラマでは新潮文庫ではなく「新昴文庫」みたいな文庫になっていた。きちんと作っている。しかし松本清張の『砂の器』と『ゼロの焦点』は実在のものなのにそれを出版している出版社を架空のものにする必要はあるのだろうか。
次回の「空を飛ぶ夢をもう一度」は、「笑ゥせぇるすまん」が登場するのかどうかが気になるところだ。
小澤征爾・村上春樹の『小澤征爾さんと、音楽について話をする』を読んだのでやはりクラシック音楽に少し興味を持っている。
興味を持っているがしかしクラシック音楽はどのように聴けばよいのかよくわからない。
「どのように聴けばよいのかよくわからない」と言うと、どのようにでも聴けばよいという答えが返ってきそうだが、やはり素人にはわからないのだ。
岡田暁生の『西洋音楽史』という本が入門書では定番のようなのだが、歴史が知りたいのだろうか、と疑問に思って買っていない。
マルクスについての入門書を読むとだいたいまずはマルクスの生まれた年やら貧乏な生活やらが書かれているものなのだが、果たしてそれが知りたいのだろうか、と思う。『資本論』の理屈について知りたいのじゃなかろうかと思う。
クラシック音楽についても音楽史が知りたいわけじゃないんだよなと思う。
小説についてはじめて知りたいと思ったときに、源氏物語とか夏目漱石とかから始まる文学史を読んでも何もわからないような気がする。
まずは本を読んだら、と言ってしまいそうな気がする。そして何を読んだらいいのか、と問われて絶句し、「うーん、夏目漱石とか太宰治とか村上春樹とか」と答えて、「でも結局はその人の趣味だからわからない」と言って逃げるだろうな、と思う。
クラシック音楽も、誰の何をまず聴きなさい、次はこれ、と言われたいような気もするが、そんなおせっかいな人は嫌だな、とか、結局その薦めてくれる人はそんなに偉いの、とか考えてしまうだろう。
他人にものを薦めるのも薦められるのも非常に難しい。
家にあるアランやら小林秀雄やらの本をまずは読んでみようかと思っている。
いま実際に読んでいるのは全く関係なくて、マイケル・ルイス『マネー・ボール』。
野球について少しだけ詳しくなる。
エラーというのはやってくるボールの正面にいてミスをすることなので、エラーにならないようにしようとすることは実は簡単なこと。そのようなものの数字をとって、その数で何が結局判断できるのか、というような、その世界の常識を疑うということが大切であるということを教えてくれる本。
「結婚相談所」も「トラベルヘルパー」も見た。
「結婚相談所」は映画『ひまわり』を見たほうがいいかなという気になった。イタリア映画はどうもあまり印象が良くなくて見ていない。印象が悪くなるほどの数を見てはいないのだが、フェリーニの『道』とか『甘い生活』とかが合わなかったので。フェリーニが合わないだけなのかもしれない。
原田美枝子は綺麗だけれど、でも若い男とそんなことがあるかなあと思ってしまった。
小説ではそのようには感じなかったので実際に映像を見るとやはり印象が違う。
別れた夫が登場したときに服装について「ユニクロだよ」と言い訳のように小説では言ったと思うのだが、ドラマではそれはなかった。
「トラベルヘルパー」はドラマのほうが良いような気もした。
しかしそもそもこの話をあまり好きではない。
なぜかと考えるに主人公が独身だからだろう。夫婦関係についてきちんと描いたものがおもしろいように思う。
松本清張を読もうとは思わなかった。『砂の器』も『ゼロの焦点』も読んだことがあるからかもしれない。ドラマでは新潮文庫ではなく「新昴文庫」みたいな文庫になっていた。きちんと作っている。しかし松本清張の『砂の器』と『ゼロの焦点』は実在のものなのにそれを出版している出版社を架空のものにする必要はあるのだろうか。
次回の「空を飛ぶ夢をもう一度」は、「笑ゥせぇるすまん」が登場するのかどうかが気になるところだ。
小澤征爾・村上春樹の『小澤征爾さんと、音楽について話をする』を読んだのでやはりクラシック音楽に少し興味を持っている。
興味を持っているがしかしクラシック音楽はどのように聴けばよいのかよくわからない。
「どのように聴けばよいのかよくわからない」と言うと、どのようにでも聴けばよいという答えが返ってきそうだが、やはり素人にはわからないのだ。
岡田暁生の『西洋音楽史』という本が入門書では定番のようなのだが、歴史が知りたいのだろうか、と疑問に思って買っていない。
マルクスについての入門書を読むとだいたいまずはマルクスの生まれた年やら貧乏な生活やらが書かれているものなのだが、果たしてそれが知りたいのだろうか、と思う。『資本論』の理屈について知りたいのじゃなかろうかと思う。
クラシック音楽についても音楽史が知りたいわけじゃないんだよなと思う。
小説についてはじめて知りたいと思ったときに、源氏物語とか夏目漱石とかから始まる文学史を読んでも何もわからないような気がする。
まずは本を読んだら、と言ってしまいそうな気がする。そして何を読んだらいいのか、と問われて絶句し、「うーん、夏目漱石とか太宰治とか村上春樹とか」と答えて、「でも結局はその人の趣味だからわからない」と言って逃げるだろうな、と思う。
クラシック音楽も、誰の何をまず聴きなさい、次はこれ、と言われたいような気もするが、そんなおせっかいな人は嫌だな、とか、結局その薦めてくれる人はそんなに偉いの、とか考えてしまうだろう。
他人にものを薦めるのも薦められるのも非常に難しい。
家にあるアランやら小林秀雄やらの本をまずは読んでみようかと思っている。
いま実際に読んでいるのは全く関係なくて、マイケル・ルイス『マネー・ボール』。
野球について少しだけ詳しくなる。
エラーというのはやってくるボールの正面にいてミスをすることなので、エラーにならないようにしようとすることは実は簡単なこと。そのようなものの数字をとって、その数で何が結局判断できるのか、というような、その世界の常識を疑うということが大切であるということを教えてくれる本。