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本選び

2010年08月23日 23時43分23秒 | 文学
マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(日経BP社)を読んでいるが、とてもおもしろい。結構熱心に読んでいる。
最近読む本がかなりの割合で(実感としては8割くらいの割合で)、マックス・ウェーバーのこの本を引用しているので、どうしても読まなければならないと思って読んでいるのだが、いろいろなところで引用されるだけあって素晴らしい本だ。マックス・ウェーバーはとても賢い。
読んでいるとアメリカの資本主義の精神の例として『フランクリン自伝』が引用されていた。これにも興味を持って読もうかと考えているのだけれど、岩波文庫か中公クラシックスかで迷っている。たぶん、本好きのひとにはよくある悩みなのだろうけれど、同じ本の翻訳が二種類以上ある場合はどれで読むべきかとても迷う。
『フランクリン自伝』は岩波文庫が700円くらいで、中公クラシックスが2000円くらい。しかし岩波文庫は字がとても小さい。が、2000円出すほど『フランクリン自伝』はおもしろいのだろうか。岩波文庫はそのうち字を大きくして出さないかなあ。ほかの出版社(光文社とか筑摩書房とか)が新訳を出すかもしれないし。
などと考えて迷う。
読み比べて見たら岩波文庫のほうが翻訳が良さそうなので(もちろん僕にとって、です)、字の小さいのを我慢して岩波文庫で読むことになるだろう。
『フランクリン自伝』について調べていたら、マルクス・アウレーリウスの『自省録』にも興味を持った。
このようにして読む本が増えていく。
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