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☆市川崑監督「犬神家の一族」(2006)感想

2008年02月23日 00時48分56秒 | 映画
犬神家の一族 通常版テレビで放送していた市川崑監督の、新しいほうの「犬神家の一族」を録画していたので見てみる。
市川崑の金田一シリーズを見るといつも眠くなって寝てしまうので、今回も最後まで見られるか不安だったのだが最後まで見ることが出来た。
深田恭子の足元のおぼつかない感じの台詞や、加藤武、大滝秀治の老人特有のごにょごにょの台詞の感じが、危なっかしくて寝ていられなかった。最後まで飽きさせないということではこの手は使える。
富司純子と草笛光子が光っていたなあ。
仲代達矢は「影武者」か「乱」みたいだった。
松坂慶子と岸部一徳の夫婦は「死の棘」と同じだ。

市川崑の独特の撮り方があるのだなと思った。

1976年版のほうも昔録画していたのでそれの最初のほうも見ていた。
同じことをやっていて可笑しかった。
2006年版で中村敦夫が演じていた弁護士は1976年版では小沢栄太郎だった(さすがに名前は知らず、いま調べた)。「マルサの女」でパチンコ屋の伊東四朗の税理士をやっていたひとだ。
あのひとのことをこれまでずっと、いとし・こいしのツッコミのほうだと思っていたのだが1976年版を見て似ているなと思い調べた。

映画というのは引用を確認する作業なのか!
もうそんなのは嫌だ!
しかしどうしてもやってしまう。
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