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ディケンズ『二都物語』

2018年08月23日 20時03分33秒 | 文学
ディケンズ『二都物語』(新潮文庫)を読んだ。
あまりおもしろくなかった。少し前に読んだ『オリヴァー・ツイスト』のほうがずっとおもしろい。
フランス革命の時期を舞台にして、その時代のフランス人がいかにひどいもんだったかを書きたかったのかもしれない。
チャールズ・ダーネイがイギリスからフランスに行くところがちょっと無理があるように思う。行かないほうが良かったのに、無理矢理行っている。しかも行ったことに意味がない。
チャールズ・ダーネイとシドニー・カートンの顔が似ているのは、ディケンズのいつもの、血縁関係のオチなのだろうと予想していたが、そうではなかった。たまたま顔が似ていただけだった。
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