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オスカー・ワイルド『新訳 ドリアン・グレイの肖像』

2024年09月07日 21時51分05秒 | 文学
オスカー・ワイルド『新訳 ドリアン・グレイの肖像』(角川文庫)を読んだ。
出だしがすごくおもしろく興味を惹かれ、期待して読み進めた。
だんだんと退屈な感じで、月次な感じで話が進み始め、最後は用意していた結末にきちんと着地しました、といった感じで終わった。
結末は、三島由紀夫の『金閣寺』をすこし思い出させた。

自分が段々と年を取ってくると、若いひとの輝かしさを見ると羨ましくなることがたしかにあり、そういう話なのかなと思って読んだ。
ずっと若いままでいたいがそのためには代償がある、という話なのかな。
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