濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー インターナショナル版』を見た。
まったく奇妙な映画で、通常の意味でおもしろいとかおもしろくないとか言いにくい映画だった。フランスとかの映画の雰囲気で、「邦画だからといってわかると思われても困る」といった強い意志を感じる映画だった。しかし村上春樹の小説を映画にしたと言われれば、その安易な理解を拒絶する感じも含め確かに村上春樹的な映画だった。
監督は間違ってはいない。ただ文学を映画にするとこうなる。
こういう映画を、海外の大きな賞を受けたからといって、もう何年も映画を見ていないひとが見ると、やっぱりしばらく映画を見に行くのはよそうということになるんじゃないかなと思った。
性的なシーンがあるとか喫煙の場面があるとか注意喚起をする前に、こういう映画ですから映画プロパー以外の方はご注意ください、という案内が必要かもしれない。
まったく奇妙な映画で、通常の意味でおもしろいとかおもしろくないとか言いにくい映画だった。フランスとかの映画の雰囲気で、「邦画だからといってわかると思われても困る」といった強い意志を感じる映画だった。しかし村上春樹の小説を映画にしたと言われれば、その安易な理解を拒絶する感じも含め確かに村上春樹的な映画だった。
監督は間違ってはいない。ただ文学を映画にするとこうなる。
こういう映画を、海外の大きな賞を受けたからといって、もう何年も映画を見ていないひとが見ると、やっぱりしばらく映画を見に行くのはよそうということになるんじゃないかなと思った。
性的なシーンがあるとか喫煙の場面があるとか注意喚起をする前に、こういう映画ですから映画プロパー以外の方はご注意ください、という案内が必要かもしれない。