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心は村上龍のもとに

2018年08月10日 00時24分27秒 | 文学
ディケンズの『二都物語』はいまいちよく分からない話だ。途中から話を読んでいるような感じで、どういう状況なのかよく分からない。そのまま話が続く。
侯爵みたいなひとが死んだ。しかし死んだのかどうかよく分からないような書き方で死んだ。枕の上に石の仮面があった、みたいな書き方だった。
『オリヴァー・ツイスト』はものすごくおもしろかった。

『二都物語』を読み終えてから英語の勉強を始めるつもりなのだが、この前買った『バンクーバー発音の鬼』の本についていたCDを聴いている。そしてiPhoneのSiri(という音声認識ソフト)を使って英語を話している。Siriの設定を英語にすることで、英語で話しかけると反応する設定に出来る。ふだんSiriを日本語でも使ったことはないのだけれど、なかなかおもしろくて使っている。
「Three」と言うと、「Siri」だと思って、「はい、ここにいます」と返事をする。thの発音が難しい。英語は、歯と歯の間から空気の出てくる音か、前歯と舌の間から空気の出てくる音かを聞き分けているというのはよく考えるとすごいことをしているなと感心する。
もっと分かりやすく違う音は出せなかったのだろうか。

少し前に村上龍の短編集を読んだせいで、村上龍に興味を持っている。
若い頃(二十代の頃)に村上龍はたくさん読んだのだけれど、最近は読んでいなかった。とくに長編小説は読む気がしなかった。
それが『歌うクジラ』にも『心はあなたのもとに』にも興味を持っている。
英語の勉強をしようとしているのでどこかで気持ちが逃げようとしているのかもしれない。
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