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中島岳志・若松英輔『現代の超克 本当の「読む」を取り戻す』

2017年12月02日 22時50分57秒 | 文学
中島岳志・若松英輔『現代の超克 本当の「読む」を取り戻す』(ミシマ社)を図書館で借りて読む。
福田恆存の『人間・この劇的なるもの』を読んだので、『人間・この劇的なるもの』が題材に取り上げられているこの本を読んでみたが、福田恆存についてはあんまり語られていなくて、柳宗悦とガンディーに興味を持った。
とくに柳宗悦は非常に興味を持ったので今後きちんと読んでみたいと思っている。
柳宗悦の前後にいるという、鈴木大拙と井筒俊彦も読んでみたい。
最終的には毎日「南無阿弥陀仏」と唱えて生きているような人間になっているかもしれないと少し恐れる。そしてこういうことを「少し恐れ」てしまうという現代の風潮に恐らく何か問題があるのかもしれないなとも思っている。
心療内科などに行くよりも「南無阿弥陀仏」と唱えたほうがほんとうは効き目はあるのかもしれない。
僕のおじいさんなどは確かに毎日「南無阿弥陀仏」と唱えていた。
それがいま出来ないとはどういうことかということをきちんと考えていきたい。

ガンディーは柳宗悦よりは興味は持てなかったが、覚えていたら読んでみたい。
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