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ジョーン・G・ロビンソン『思い出のマーニー』

2017年07月26日 19時48分21秒 | 文学
ジョーン・G・ロビンソン『思い出のマーニー』(角川文庫)を読んだ。米林宏昌監督のアニメ映画『思い出のマーニー』よりもよく理解できた。
もう出会うことのない肉親と友だちになれるくらいの年齢で出会うというのはとても魅力的な出来事だと思った。
映画よりも、マーニーがアンナの幻想であって実際にはいなかったときちんと解釈できる余地を残していたと思う。
物語の最後あたりに登場するリンジー一家も良い一家で、この一家に出会えたからアンナは大人になることが出来たと納得できるようになっている。
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