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三砂ちづる・よしもとばなな『女子の遺伝子』

2017年07月04日 23時15分18秒 | 文学
三砂ちづるとよしもとばななの対談本『女子の遺伝子』(亜紀書房)を図書館で借りて読む。
少し前に近藤誠の『がん患者自立学』を読んだが、そのときに聞き手の三砂ちづるに興味を持って調べていたらよしもとばななと対談しているので読んでみた。ひさしぶりによしもとばななの本を読む。
この本を読んでもっとも驚いたのは生理のときに血を出したり止めたりできる月経血コントロールの話で、「えっ、そんなことができるものなの?」と驚いた、というのは嘘です。男の私にはそれがすごいことなのかよくわからない。
赤ちゃんにオムツをしていなかったらおもらししないという話もあり、身体は甘やかすと甘えるということがあるのだろうと思う。
吉本隆明と彼の奥さんの数少ない共通点のひとつが「美輪明宏が嫌い」というところが可笑しかった。
また吉本隆明が地方の共産党的なものが嫌いで、娘と衝突したときに「おまえは共産党だ」と決めつけるという話もおもしろかった。娘ならではの話が聞けた。
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