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年末のミステリー

2012年12月16日 19時15分17秒 | 文学
年末になると本屋の戦略にはまってミステリーが読みたくなり、去年は年末年始でエラリー・クイーン『Xの悲劇』、デイヴィッド・ゴードン『二流小説家』、高野和明『ジェノサイド』を読んだ。
今日本屋に行くと、やはりミステリーが並んでいて、少し物色した。
ジョン・ル・カレの『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を今年は読んでみようと思う。
チャンドラーの、村上春樹の新訳『大いなる眠り』が並んでいた。タイトルは「ビッグ・スリープ」ではなかった。村上春樹がチャンドラーの長編を全部訳したら順番に読んでいくことにする。
ミステリーではないが、大江健三郎の『水死』が文庫になっていて、このシリーズをずっと読んでいるのでこれも読むべきかと迷ったが、ひとつ前の『臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ』がいまいちだったので、もうしばらく放っておく。しかしやはり読むべきかなあ。
結局はミステリーも大江健三郎も買わず、太平洋戦争関連を二冊買った。
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