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エッカーマン『ゲーテとの対話(上)』

2012年06月13日 21時49分06秒 | 文学
エッカーマン『ゲーテとの対話(上)』(岩波文庫)を読んだ。
ずいぶん前に読み始め、しばらく放っておいたのだけれど通勤時に読む本がなくなったので読んだ。なので、最初のほうに書いてあったことは思い出せない。最初のほうに書いてあったことのほうがおもしろかったように思うのだけれど。
いまは中巻を読んでいる。

岩波文庫で少しずつ出ているので、ボルヘスが気になりだしている。
『伝奇集』と『不死の人』と『ブロディーの報告書』あたりから始めてみようかと思う。昔から気にはなりながらも、「私にはとてもとても……」と思いきちんと読んだことはない。

庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』に続き、『白鳥の歌なんか聞えない』を読んでいる。
前作が時代精神との闘いというテーマであったとしたら、今回はセンチメンタルとの闘いといえると思う。主人公の幼馴染、由美がセンチメンタルに陥り、主人公はそこから彼女を救う、そういう話なのだろうと思う。
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