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白川静『漢字百話』感想

2011年11月10日 22時05分38秒 | 文学
白川静『漢字百話』(中公文庫)を読んだ。
白川静は難しい。
白川静が常用漢字を憎んでいるのがよく分かった。
常用漢字の何がいけないのかよくわからないのだが、――分からないと言っても白川静の言っている理由は理解できるのだが、それがそんなにいけないことなのかと思う。漢字を簡単にしたことによって漢字の成り立ちがわかりにくくなったかもしれないが、「でもべつにいいじゃん」と思ってしまう。それは僕が常用漢字の教育で育ったからだろう。
そういう育てられ方をしたら、そういう考え方しかできないということがあると思う。
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