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☆司馬遼太郎「坂の上の雲(三)」感想

2007年06月20日 23時32分02秒 | 文学
坂の上の雲〈3〉司馬遼太郎の「坂の上の雲」の三巻目を読んだ。
正岡子規が死んでしまったので、あまり興味のある人物はいないのだが最後まで読む。夏目漱石も出てこない。
秋山兄弟(好古・真之)についてはそんなに興味が惹かれない。
日露戦争が始まって、そこまで興味もないのだが、仕方がないから読んでいるという感じ。
この小説は結構評判がいいからどんだけ面白いのかと期待していたのに、いまのところそのおもしろさが実感できていない。
このあとどんどんおもしろくなるのならいいけれど。

まったく関係のないところで、突然、太平洋戦争当時の陸軍の上層部の無能さを言い始めたりするのが変な感じ。司馬遼太郎自身の恨みの深さを感じるが、どんな話をしていてもいつも嫁の悪口を言い出す姑のような雰囲気でもある。
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