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☆京極夏彦「巷説百物語」を読んで、映画「壬生義士伝」を見る

2007年05月03日 17時57分53秒 | 文学
巷説百物語京極夏彦の「巷説百物語」を読んだ。
買ったままでずっと読んでいなかったのだけれど、やっと読んだ。
すこし退屈した。
京極堂のシリーズのほうが好きだな、と思い、あちらもまだ二冊しか読んでいないが続きを読もうかという気になった。
話がおもしろくないとは思わないのだが、どうも性に合わない感じ。短編をあまり読まないからかもしれない。

壬生義士伝そのあと、滝田洋二郎監督の「壬生義士伝」を見た。
たぶん、中井貴一の方言が上手すぎて、だと思うが、何を言っているのやらよくわからないところがあった。こういうことは日本映画では良くあることだ。仕方がない。
佐藤浩市は年取っても特に三国連太郎には似てないな、と思った。斎藤一は明治になって警察官になったんじゃなかったっけ? 山田風太郎の「警視庁草紙」に出てきた気がするけど、それは創作なんだろうな。
この映画は話の持って行き方がなかなか良かったので、浅田次郎の原作は面白いんだろうなと思った。映画もなかなかいいのだろうけれど、中井貴一が何を言っているのかよく判らないところと、何をしゃべっているのかよく判らない上に中井貴一がなかなか死なないところが気に入らなかった。
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