ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

☆仲代達矢

2006年04月17日 00時44分03秒 | テレビ
舞台「ドライビング・ミス・デイジー」を稽古中の仲代達矢を追ったNHKのテレビ番組「赤秋~仲代達矢 喪失からの出発」を見た。ハイビジョンで以前放送したもののようです。
僕はわりと、妻が死んだらどうしよう。喪服のしまっている場所とか、通帳とか、知らないことが多いなって普段から考えることが多いほうなので、こういう番組はとても興味深く見てしまう。
数年前に永六輔の奥さんが死んだときも、NHKの番組に娘ふたりと一緒に彼がインタビューを受けていた番組を熱心に見た。
仲代達矢は奥さんの遺骨をお墓に入れずに自宅に置いていた。
なるほど。そういうやり方もあるんだなあ。

台詞がなかなか憶えられない仲代達矢を見ていると「仲代さん、がんばって!」と敬称ありで思ってしまうほど丁寧に描かれた番組だった。NHKはいい番組をつくるなあ。対象にあそこまで弱い部分を出させるNHKってすごい、と思う。
かっこいい部分だけ見せてくれる「情熱大陸」とは違う。
なんだか最近、NHKの番組のことしか書いてない気がするが、べつにNHKの社員でもなんでもありません。会長の孫でもありません。無関係の視聴者です。

オースティンの「エマ」を読み終わったので、次は「説きふせられて」を読んでいる。同じ作者のものを続けて読むと、だんだん癖みたいなものがわかってきて、「あの作品のあれみたいだなあ」とか「あれとは違うなあ」というふうに読めてくる。どうしてもそうなってしまう。
今回はたぶん、ウェントワース大佐が「自負と偏見」のダーシーみたいになるんじゃないかなと思っている。現在158ページ。
コメント