会社リタイヤの直前、琉球大学から非常勤講師の委嘱を受け、学生向け講義に行って来ました。講義と言っても学術的な研究授業ではなく、理工、文系全学部1年から4年までの横断学年生向けの「キャリヤ概論」。私の拝命は教育学部の知人教授の推薦によるものでした。
このカリキュラムは教授による学術的授業以外に、様々なキャリアをもつ一般社会人の経験談を学生に紹介することによって、彼らの進路、キャリヤ形成の参考に供するという言わば従来の狭い大学授業の壁を破る教養学部主催の革新的シラバスか。
私はこれまでも日大、琉大、沖国大で何度か講義をして来ましたが、学生のレポート採点は今回初めてで、70名を越す聴講生の感想レポート採点は大変でした。勢い丁寧、長文のレポートに高採点、短文乱暴筆跡には厳しい形式採点となりました。
中には何人か机にうつ伏せ居眠りの単位取得目的の学生がいましたが、学部、名前が確認できず、採点に反映出来なかったのは反省でした。
とは言え、こういう機会を得ることはテキスト作成等の自分自身の啓発、研修になります。ご推薦の富士栄先生有難うございました。