”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

西里教授の「日琉関係史」講義を聴く。

2007年10月13日 | 「美ら島沖縄大使」便り
            (西里琉大名誉教授・勝方早大教授と)
 大阪出張から帰任した10月12日金曜6時から「早稲田大学琉球沖縄研究所」で行われた沖縄学講座を聴講。講師はこの日はわざわざ那覇から上京した那覇高同期の西里琉大名誉教授・文学博士。
 この宵はとくに「歴代宝案」の作成閲歴やその歴史的意義、元本、複写の行方等から中国・琉球の関係歴史講、改めて興味深く聴いた。現役学生に交じって同期の大城裕行君他高校の先輩、後輩を含め200名超える出席者。
 何度か書いたように我が那覇高校の同期は琉球大のほぼ全学部に西里君を含め同期教授10余名。他にも本土大学にも複数の教授がいるが今やほとんどリタイヤ・名誉教授。
 西里君は高校在学中から歴史に強い興味を抱き、京大で日本史を専攻、学位取得後、琉大教育学部に教授に就任。かって在任中、太閤検地研究で高名な安良城元東大助教授・沖大教授と激烈な「旧慣論争」を展開、大部な両氏の論争史を夢中になって読んだものだ。
 講演後構内の大隈会館地下の「南亭」でこれまた高校後輩に当たる勝方「琉球・沖縄研究」所長教授と共に、院生、同期、同窓で慰労、懇親、旧交を温めた。
       
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