「創業３０周期を迎えて」

　２００７年１０月１日、本日より当社は創業３０期に入ります。お蔭様で前期私の跡を継いだ岩崎新社長の下、ささやかながらも創業最高の売上を達成、３０期を迎えることが出来ました。
　齢３７歳にして前勤務先ビジネスコンサルタント社をスピンオフ、独立、今期まで２００人の社員と共に中国オフショア委託開発蹉跌の１期を除き細々ながらも黒字決算基調を継続出来たのはお客様のお蔭と改めて感謝の意を表します。
　先週９月２８、２９の金・土両日、東京、静岡、名古屋、大阪、沖縄各事業所から幹部・中堅に８３歳の非常勤取締役及び７３歳の財務専任部長を交え、５０余名が本社に参集、恒例の「経営方針検討会」を開催、第６次中期経営ヴィジョン「Revolution３０プラス」を策定しました。
　例年通り検討、討論会では会長及び社長の原案に対し、遠慮のない質疑、コメントの放火を浴び、その応対に困憊。しかし、その過程を通し参加者一同の情報共有とコンセンサス形成を実感、第一日目は参加者一同で最寄のホテル宴会場で懇親、飲みニケーション！
　二日目夕刻、疲労の中にも達成感を伴い収束閉会。昨年までの２９年間、一人で背負っていたプレッシャーと開放感の二日を今年は後継社長と共有出来、例年とは違う充足・慰安を感じました。
　とは言え、業界環境は厳しく、３０周期の感慨に浸る間も無く、今週から一月間、社長・専務手分けして各事業所、部門への説明、浸透に向けての行脚、出張が始まります。