今回の話題は「人生の岐路」、岐路と言っても「長生き」するかどうかの岐路になります。
あくまでも、この長生きに関する岐路には定義などありませんし、個人差があります。
健康面で言うと、60歳代で健康で居ても、70歳になった途端に体力も気力も落ちて病に倒れたりする人は多いものです。
長生きの観点からすると「70歳代が岐路」になると私は指摘し、提唱しております。
現在、80歳で心身ともに健康な人は、70歳代を健康に過ごして来た人たちです。
つまり、70歳代を健康に元気で過ごして、年齢を重ね80歳になっても元気な人は「長生きする傾向」にあります。
逆に、70歳代に不健康で大病などをした人は、日本人の平均寿命に届かなかったことになります。
こうした事から、70歳になった時点で、自身が長生きするか?そうでないかは、ある程度予測できるようになります。
長くて短い人生において「70歳代」は「人生の岐路」と言えると思います。
そして、70歳(中期高齢者)の位置づけとなりますが、後期高齢者の80歳代の多くは極めて、年齢層では少なくなって来ます。つまり「健康のエリートと言える人たち」です。
心身ともに健康で80歳代を迎えられることは、日本人の平均寿命も超えられることになり、長生き出来るとことになります。
但し、健康診断で血圧が高いとか、白内障などがあるなどは80歳代になれば「白内障は100%の人が白内障」になります。
こうした、誰でも疾患する病などと違い、通院や入院、時には手術しながらも、長生きしている人たちは大勢居られれます。
逆に、健康で病気一つしたことが無いのに急に倒れて「急死」する高齢者は最近、急増しております。その平均年齢が70歳代が多いのです。
80歳を過ぎると急死などは少なくなり「老衰」という、人の人生の中で老衰で亡くなることが私的には「幸せな」事だと考えております。
私個人も今年の11月で満66歳になり、後4年で70歳になりますが、その頃までの今の健康状態を保ち、運動や食事、睡眠などやストレスを貯めない、心と身体の健康維持に努めて入れば、80歳を迎え、日本人の平均寿命までは頑張って生きていきたいと思って居ります。
私には、やり遂げなければならない「使命」があるので、だから「生かされている」のだと思われます。66歳の割には、私は実年齢よりも10歳以上若い、体力と肺活量に至っては「4500cc」と20歳代の平均を上回っています。
高齢者になると、一番に肺活量が落ちます。70歳の平均が「2000cc代」ですから、肺炎を起こしやすくなり、コロナ感染して「肺炎」で亡くなる人が多いのは、ウイルスなどを吐き出す「肺活量」が不足すると、肺炎になりやすく、呼吸困難となり死亡する人が殆どです。
また、喉や顎の機能も低下すると、正月などに食べる。餅で喉を詰まらせて呼吸困難する人も、やはり、極端に肺活量の少ない人が多いのです。
肺活量は、やはり、定期的な運動や山登りを頻繁にしている高齢者なら、私以上に肺活量があります。
80歳代でエベレスト登山に成功した。三浦雄一氏の肺活量は「5000cc」を超えていたそうです。プロのスポーツ選手並みの肺活量です。そのくらいないと、幾ら酸素ボンベで呼吸しても、空気が極端に薄い高地では肺活量が無いと登れません。
但し、三浦雄一郎さんは、心臓に疾患があり、登山はドクターストップされております。
こうして、長生きするポイントは体力、筋力、肺活量などが同年代よりも遥かに若い、高い人たちだと言えます。つまり「長生きの秘訣」を知っている人たちでもあるのです。
こうした長生きしている人たちこそが「70歳という長生きの岐路」を乗り越えて来た人たちなのです。
センスプロデュース研究所、葛西行彦