ヒガンバナ科 (Amaryllidaceae) は単子葉植物の科の1つ。
ヒガンバナ科は多くの分類体系(新エングラー体系、APG植物分類体系など)で認められており、一般に使われる分類群名であるが、クロンキスト体系ではユリ科の中に含められている。
新エングラーではユリ目に含める。形態的にはユリ科に類似するが、新エングラーでは子房下位である点(ユリ科は子房上位または中位)で分けていた。
APGでは新エングラー体系のヒガンバナ科から数属(アルストロメリア属 Alstroemeria 等)を除いたものをキジカクシ目ヒガンバナ科としている。 さらに第3版(APG III)では、それをヒガンバナ亜科、新エングラーではユリ科に含まれていたネギ属及び近縁属(AGPIIではキジカクシ目ネギ科)をネギ亜科、 同じくユリ科のアガパンサス属(AGPIIではキジカクシ目アガパンサス科)をアガパンサス亜科とし、ヒガンバナ科に含めている。
彼岸花の花言葉は9つ。
※情熱
「情熱」という花言葉は、燃えるような花姿の彼岸花。真っ赤なお花を咲かせることからきたのでしょう。
情熱とは、ある物事に向かって気持ちが燃え立つこと。また、その気持ち。
※独立
「独立」という花言葉は、彼岸花が一本の茎の先に大きな花を咲かせる姿から生まれたのでしょう。
独立とは、他のものから離れて別になっていること。
※再会
「再会」という花言葉は、生きている人との再会もありますが、墓前で再会するという意味もあるようですね。
再会とは、長く別れ別れになった人同士が再びめぐりあうこと。
※諦め
「あきらめ」という花言葉は、悲しいですね。
もう会いたい人には会えないとか、思いを断ち切るなど、そういうことところから生まれたように思います。
あきらめとは、諦めること。断念すること。
※転生
「転生」という花言葉は、やはり死を連想させますね。お彼岸の頃に咲くことからでしょう。転生とは、生まれ変わること。
※悲しい思い出
「悲しい思い出」という花言葉は、彼岸花がお彼岸に咲くことから、故人を偲び思うところからきたのでしょう。
悲しいとは、心が痛んで泣けてくるような気持ちのこと。
思い出とは、過去に自分が出会った事柄を思い出すこと。
※想うはあなた一人
「想うはあなた一人」という花言葉は、亡くなった人を想う気持ちを、彼岸に咲く彼岸花にみて生まれたのでしょう。
想うには色々な意味がありますね。慕う、愛する、恋するということ。
思い出す、追想するなどの意味もあります。
※また会う日を楽しみに
「また会う日を楽しみに」という花言葉は、言葉の通りですね。
やはり彼岸に咲くことから、故人にまた会えるのを楽しみにしているという気持ちから生まれたものでしょう。
※蘇る思い出
「蘇る思い出」という花言葉は、亡くなった人のことを思い出すことから生まれたのでしょう。
蘇るとは、死んだもの、死にかけたものが生き返る。蘇生する。
ヒガンバナは、お彼岸の頃に咲く花として知られています。私の田舎(青森)では、子供の頃に「お墓の傍に咲く花」として「ヒガンバナ(曼殊沙華)」が咲いていました。
白いヒガンバナ、暖かい地域に自生する。
白い彼岸花は、ヒガンバナ属に属す、白花曼珠沙華(しろばなまんじゅしゃげ)と呼ばれる花です。白花曼珠沙華は赤色の彼岸花と黄色の鍾馗水仙(しょうきずいせん)の自然交雑種といわれており、おもに九州などの暖かい地域に自生しています。(赤い彼岸花の色が偶然に薄まったものではなく、別の種類の花)その他の地域で見られるものは、人工的に植えられたものが多いです。開花時期は、彼岸花と同じ9月半ばから後半ごろになります。
実は、ヒガンバナには赤、白、黄色、オレンジ、ピンクなどがあります。
ヒガンバナと言えば赤い色と白いヒガンバナが一般的ですが、白は、実際は黄色みがかった白なのです。こちらは珍しい色です。
他の黄色やオレンジ、ピンクは人工的に観賞用として栽培されています。
センスプロデュース研究所、荒木行彦