センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

私だけ?

2014-01-30 00:00:40 | 感覚
よく、悪ことや苦しい事、辛い事、悲しいことが続いたりすると、そんな時に人は「なぜ?私だけ不幸なの! 辛いの」と嘆くことが多いのです。
そして、他人を見れば笑顔で幸せそうだと思考しますから、益々孤独感や不幸だと強く感じてしまうのです。
実際には、多くの人が辛い事、苦しい事を体験し、乗り越えて来ています。
ところが、苦しい事、辛いことなどは長い人生を生きていれば何度か訪れるものです。
私も昨年に、様々な別れ、辛さ、苦しみを味わい、体調も悪くなるほどでした。
私の場合は、多くの人からの励ましや愛情を注がれ救われました。
ですから、私だけが辛いとか、苦しいとは全くありません。逆にこれを乗り越えて、年が明けたらよい事が有る。幸運が訪れると予感がありました。
そして、年が明け、2014年早々に感覚大学を設立し、多くの人たちにも愛に満ちた年にしたいと願い、交流出来そうです。

自分だけがどうして、不幸なのか? 辛い思いをしないといけないのかと、考え込むと余計に視野が狭くなり、負のスパイラルに落ち込んでしまいます。
ですから、辛い事、苦しいことは誰でも経験することだし、これを乗り越えたらきっと良いことがあると前向きに思考することで、人の脳は「精神力」「忍耐力」を養い、精神的に逞しくなるのです。
このように苦しみや辛さと上手く付き合う、誰しもストレスがあり、但し、同じストレスでも、人によって感じ方が違うから、強く感じる。弱いとの違いで、精神面でのダメージに違いが出るのです。
余話、考え方一つでこのように脳のダメージが違うのです。
以前に私が日本人は世界的にみても、不安やストレスに弱い国民性を持っていると指摘しました。
それは「不安遺伝子」(セントニントランスポータ遺伝子)とも呼ばれ、不安に弱いSSタイプ、やや弱い、SLタイプ、強いLLタイプの3型に分かれています。
日本人は、このSSとSLタイプを97%もの人たちが持っているのです。ですから、世界にも稀な、不安、プレシャー、ストレスに弱いと言われています。
そして、総じて神経質でもあり、繊細な感覚を持っているからでもあります。

ですから、15年連続3万人を超える自殺者を出している、世界でも日本だけです。世界からみると「腹切りの文化と称されているのです」。
このように日本人は不安に弱く、ストレスも感じやすい国民性を持っています。
私だけ不幸とか、私だけなぜ、辛い思いをする。苦しい思いをするということは無いのです。それは自分の思い違いでもあります。
真剣に悩まずに、深刻にならない事です。
私は「いい加減を推進しています」。日本人は真面目で、几帳面な人が多いので、いい加減は出来ないと言いますが、手を抜くいい加減とは違い、丁度良い加減、のいい加減ということです。
ひたすら、一生懸命に働き、人に尽くして疲かれてしまったり、看護も同様に、親の面倒を私が見ないと、誰も見て呉れないと一生懸命に尽くして、そして、疲労も重なり、精神的にも参ってしまいます。
恋愛でも、仕事でも、遊びでも同様に「いい加減」で行くと、上手く行くことがあるのです。
何でも、かんでも一生懸命なのが日本人の良いところでもあり、疲れてしまい、辛くなることが多くあるのも日本人の特徴です。
ですから、私だけの思考を止めて、誰でもあること、同じなんだと、辛い時や苦しい時には、人に話して、相談してみたり、励まされたり、涙を流すのも効果があります。あまり無理をしない事が私だけと思考しなくなります。
人は一人では生きて行かれません。辛かったり、苦しかったら、誰かに甘えてもよいのではありませんか?
例え、他人で有っても、相談されたら家族以上の解決策を見出して呉れるかも知れません。
何時でも、私に相談して頂ければ、励ますだけでなく、解決策を一緒に見出だす努力を致します。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦



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