センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

味覚の国イタリア!

2012-02-21 00:00:40 | 感覚、五感
イタリアには学校の受業の中に「味覚の受業」があります。これらを指導するのが、政府教育省の認定教機関「味覚教育センター」である。
この味覚教育センターにより、12.000人以上の味覚教育教師を排出しています。特に、イタリアの学校では、給食時に。一流のシェフが腕ふるい、イタリアン料理を作って食べさせ、同時に味覚の重要性を指導、教育させるのです。
また、イタリアでは、一流のレストランが、月に一度ほど。家族ディーを設けて、子供連れのお客様を優先して、子供には、格安でイタリアン料理を振る舞うのです。そして、本格的な料理を味わってもらい、子供たちの味覚を育てているのです。これらもすべてイタリア政府の推進です。
ですから、イタリアでは、子供の頃から、ハンバーガーやインスタント類はあまり食べません。家庭でも手作り料理を食べさせているのです。
このイタリアの「味覚教育センター」の所長が、日本に来日して、2月11日に学習院女子大学、やわらぎホールにて、味覚教育、食と健康の未来と題して、シンポジウムも開催されます。勿論、私は出席して受講します。
日本でも、以前から「食育」と題して、食の大切らを提唱して来ました。一部の人たちがボランティアで、小学校、依頼のある小学校に出向き、一流のシェフが食材もすべて無料で行っています。
但し、これら食育は政府機関の認定を受けていません。つまり、本格的に日本は取り組んでいません。そして、何より、五感を刺激し、五感に訴える。つまり、五感教育の実施になっていないので、上手く行かないと私は指摘しています。
だから、私は日本にも、政府の認定教育機関が必要と提案しております。
私が構想している「五感教育センター」です。
「味育」と題して、味覚の大切さ、食事と健康のあり方、楽しみ方と同時に、味覚を育て、日本の小学生の半数に「味覚障害」の疑いがあります。これらを改善するためにも、これらの味覚教育が重要なのです。
正しい食べ方、箸の正しい使い方、味覚の未発達を改善するべき、取り組み、研究、これらは私たちはすでに20数年前から取り組んでおります。
フランス政府、イタリア政府からも、日本の子供たちの味覚は危ない、危機的状態と危惧され、このように味覚教育の指摘を受けているのです。
スローライフや味覚教育はこれらの指摘から、日本政府の立ち上がり、取り組むれているのですが、規模も予算も足りません。ましてや本格的な研究、教育機関もありません。ですから、私共は日本にも「五感教育センター」が必要で急務だと指摘し,警鐘を鳴らしながら提唱しております。
日本政府が支援、援助をして頂ければ、私共研究所は五感研究専門団体です。ノウハウも、研究データもあります。何時でもノウハウを提供致します。そして、日本において「食育」ならぬ、「味育」を推進して、イタリアレベルに近づけることは可能です。
日本板前協会、日本料理学校協会などの協力を得ながら、五感教育センターで自答員の育成は勿論、プロの育成から「マイスターの育成」など、日本料理を世界に広め、指導も出来るようになります。逆に海外から日本料理を学びたい料理人志望の学生、留学生として受け入れることも可能になるのです。
そして、学校の受業のなかに、週一で「五感教育」の実施を私は構想しております。勿論、文科省などの政府の理解、協力がないと出来ませんが、日本においても、世界レベルに合わせる。子供たちや若者たちの味覚の育成だけでなく、嗅覚、聴覚など五感力の鍛錬、育成が急務であり、感覚異変を生じている人たちを正常化させ、取り戻すことが目的です。
「現代人の五感が危ない!!」とマスコミ等でも提唱し、警鐘も鳴らしています。
今後とも、イタリア政府、フランス政府からの要望や、一部クレームのような警告も含め、日本の五感教育、味覚教育などは後進国であり、世界レベルでも立ち後れ、ましてや非常事態であることに、多くの人が気がついていません。
私共研究所、本社「五感教育研究所」は20数年も前から、提唱も、警鐘も鳴らし続けて来ました。日本よりも海外での評価、理解が高まっています。特にヨーロッパ、イタリア、フランスでは、これら「五感教育」に重点を置いて、指導も,講師陣の育成にも熱心で取り組み、世界中でシンポジウムの参加や指導などに当たっているのです。日本人は本来、繊細な感覚、味覚、五感がありました。これらの感覚が希薄に成ってきたので、私共は警戒も、警鐘も鳴らしているのです。今後とも、私共研究所は、五感教育に力を入れ、研究にも励んで参ります。そして、「互換機養育センター」の設立構想に全力で取り組んで参ります。
五感プロデュース研究所、主席研究員、荒木行彦、


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