センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

ビジネスに大切な能力とは!

2009-01-14 00:07:41 | 感覚
ビジネスで一番大切な能力
ベストセラー『脳を活かす仕事術』(PHP研究所)の著者でもある脳科学者の茂木健一郎さんに、ビジネスで最も重要な資質を尋ねると、答えは明快だった。
「コミュニケーション能力と創造性ですよ」コミュニケーション能力を、茂木さんはこう説明する。
「会議で議論していたり、営業でお客さんと交渉をしたりしている際、相手がどう出るかわからない、その空間がどんな状況に発展するか見当がつかないような『予測不可能性』にどれだけ対処できるか。これがコミュニケーション能力の本質です」
感情の幅が広い人ほど、本能をつかさどる大脳辺縁系と呼ばれる部分が発達していて、予測不可能性への適応力が高いという。そしてこの能力こそ、コミュニケーション能力と密接に結びついているのだ。
もう一つのビジネスの重要な資質、創造性とは脳科学的にどういうものだろう。創造性を発揮するためのポイントは、「経験」と「意欲」だと茂木さんは言う。
外部から脳に入力された情報は、前頭葉にある運動野と呼ばれる部分を通って意味づけをされ、「経験」となる。その経験をつかさどるのが側頭葉だ。
一方、意欲をつかさどっているのは前頭葉の最前部にある前頭前野。アイデアを出す必要が出てきたとき、前頭前野が側頭葉に「いいアイデアはないか」と指令 を出し、側頭葉は記憶として積み上げてきた情報をかき集めて、価値判断を行う。リクエストに近い情報が見つかった瞬間が、創造性を発揮してアイデアを生み出したことになる。
だが、脳が意識できる世界は、氷山の一角だ。茂木さんは言う。
「意識できる世界の水面下に、無意識の世界が広がっています。アイデアを出しやすく、ひらめきやすくするには、無意識世界に常に『働きかけ』をしていることが大事です」
顧客の開拓をしている営業マンなら、会社の方針やノルマに従って動くのではなく、「もっといいやり方はないか」「本当にこの方針でいいのか」と常に疑問を持って試行錯誤する。茂木さんはこうした行動を「無意識を耕す」と表現し、ビジネスで重要な姿勢だと強調する。
雑誌AERAより文書引用。
以前から私はビジネスに脳生理学、感覚生理学を応用し、活用することで創造性や発想の能力を養うことが出来るのである。
私共はヒトの創造性、発想などの思考性を研究課題としてきたが、具体的に創造性の何かという物を私共は理解し、プログラムなど作成し、多くの企業や団体に指導や研修を行なってきた。
茂木氏が提案している創造性は脳科学的見地なので、前頭葉などの思考性に止まっているが、私共は「感覚生理学」の見地から創造性を提唱している。何より、私は当社の役員もしている関係から、売り上げ維持や利益の追求など資金繰りまでも考えなければならない立場である。
ビジネスマンでありながら、感覚生理学の研究者でもあるのです。
ですから、ビジネスと脳生理学、感覚生理学の具体的な応用、活用方法を理解もしているし、指導している経験もあります。
特に現在のように日本経済が低迷している現状を打破するのには、社員全員の英知の努力と取り組み、創造性の発揮に有るのです。
ヒトの脳の創造性、創造力はヒトの脳の前頭葉の意識なのだが、具体的な鍛錬の仕方や試行錯誤の創造性を鍛錬する五箇条をご紹介します。
創造性は非常識、妄想から生まれる。
生みの苦しみ、目的意識、瞑想でも幻想でも良いので思考することが重要である。
創造は非常識、妄想から生まれる。
創造性トレーニングの5箇条、
1,しっかりした目的意識、
目的意識がはっきりしないとただドーパミンが過剰に分泌されただけでは幻想になってしまい、創造性には纏まらない、しっかりした創造性のためには、明確な目的意識が必要だ、そのためには、長年の記憶と学習の訓練(教育)が大切である。
2,何でも考え、試行錯誤する。
妄想でも想像でもよいから、何でも良いから考えることである。そのことは潜在意識に残り、何かの機会(夢)などの機会に思い出して、創造につながる。
生みの苦しみから、創造性は生まれる。
3,常識にとらわれない。
すべての実験や体験を否定して考え「だろう」と思う心が必要である。
おもしろい仮説などを立てて見るのもよい。
4,快適な環境で考える。
創造性には、快感が大切である。達成感などが創造性の素となる。
創造性を生むA10神経は快感神経である。
それが充分に活動するためには、心身のリラックスできる快適空間や環境がなければならない。ストレスが多い不快な環境からは創造は生まれない。
5,五感をフルに活用する。
創造性を発揮させるのには、集中力も必要、そのためには、対象を「好き」になる。後、五感で感じた感覚が必要になる。五感で感じた感覚は脳内に情報刺激となって、伝達物質ドーパミンなどの分泌につながるのである。
まず、気持ち良い鍛錬から創造性は発揮される。
五感は脳に情報を送るアンテナでもあるから、五感を普段から研磨しておく必要がある。視覚以外の感覚で脳に情報を記憶しておくことである。
これら記憶体験と試行錯誤の生みの苦しみから創造性は生まれる。
楽しては生まれないし、創造性も身に付かないのである。
ヒトの脳は「じたらく」なのである。
不快、辛い、楽しくない、不味いなとが嫌いなのである。逆に楽しい、快感、楽だ、美味しいが大好きなのです。
このようにヒトの脳は両極端な二面性を持っている。だから、ビジネスでも、勉強でも頑張った人は成果として、成績や結果として表れるのである。
楽しくないことも、辛いことも、不快なことも前向きに取り入れ、努力することでヒトの脳は活性化し、忍耐強くもなり、そして、集中力や創造性などという能力に繋がり、ビジネスで成功することも可能成るのです。
ですから、私は多くの方々に目標や目的を持ち、また、夢を叶うために「諦めず」「自己の脳」に打ち勝つ事がこれらを達成する早道であることを私から指摘致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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