センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

煉瓦亭からお初を学ぶ!

2008-12-17 00:04:19 | 感覚
銀座にお店を構えている煉瓦亭は、日本初の食べ物を多く生み出しているレストランとして有名である。
コックの皆さんのアイデア、創造性は現在でも衰えることなく「創作料理を生み出している」。
今こそ、日本の企業は煉瓦亭のように創作に励む努力をするべきと私は指摘し、提唱している。
100年も前に煉瓦亭は日本で初めての料理「オムライス」この料理は、コックがあまりの忙しさから、料理をしながら食事が食べられるようにとコックがまかない料理として生み出された物である。
料理人が美味しそうに食べている姿を常連客が見つけて、私も食べてみたいと言いだし、お客に出した事からオムライスが誕生し、100年後の現在も元祖オムライスとして人気も高く、煉瓦亭の顔とも成っている。
また、皆さんがお馴染みの「トンカツ」も煉瓦亭が生み出した初物である。
このように多くの日本初の食べ物を生み出し、決してお店の規模を大きくせず、頑なに伝統料理を守り続けて現在に至っている。堅実的な経営を続けているのである。
この不景気の現在も、煉瓦亭のオムライスを食べたくて全国から訪ねているのである。
多くの雑誌で紹介されることが有っても、大きくテレビCMを流すでもなく、口コミで常連さんを広げているのである。
決して高級店というイメージは無いが、料理は一流なのである。
ここに煉瓦亭が長く多くの人達に愛されているのだと思う。
日本の企業が最近低迷し、派遣社員などの契約社員を簡単に契約破棄している。
製造業では尚更、現状が厳しいものである。輸出産業が低迷し、企業の利益が激減している。
有名企業もこの暮れはボーナスが出ないとか、月給が減らされたとの話題ばかりである。
私共の会社は規模が小さいが、来年以降に社員数も売り上げ、利益も伸びると予想している。
現に、この暮れはマスコミや企業からの依頼が増加して忙しい。
今月は、私は2日しか休みが無い状態である。
これらも私共は「初物」日本で初めて行なう事業や改革に取り組んでいるからと確信している。
つまり、日本初のオール英語で行なう大学や日本初、世界初の施設の構想、研究課題など今後の取り組みが新鮮で独創的であるからだと考えている。
私共の企業の信念は「社会貢献」を目的に取り組んでいる。
また、理念には創造性を旗印に研究や開発、教育、指導など色々な試行錯誤の取り組みが今後、私共が課題として取り組む予定である。
先ほど紹介した銀座煉瓦亭が多くの人達に長くに愛され、親しまれるのは創作性や創造性を積極的に取り組み、オムライス一つを取り上げても、100年前と姿形は一緒でも味の工夫、器の拘りなど熟成に拘り、お客の満足度を上げるのに努力しているのである。
一つの料理が100年以上愛され続けているのは本当に驚きである。
私共は銀座煉瓦亭のオムライスの発想を参考に、今後の取り組みに煉瓦亭の経済学を取り入れたいと考えている。
お店の規模は決して大きくないのだが、多くの人達から愛され続けることは並大抵の事ではない。
信念と理念がしっかりし、伝統を守り続ける努力をしているかと思われる。
今こそ、日本の企業も創意工夫、日本初、世界初の初物を生み出し、この経済不況を脱却し、未来に向けて開発、研究、新企画に取り組み、世界を席巻するような商品、製品など生み出されることを期待したい。
リストラや合理化、開発資金削減では益々、日本の経済の未来は無いと考えている。
今こそ、社員一眼となって創造性を出し合い、独創性や新技術を生み出し「物づくり日本の復活を願うばかりである」。
私はこれら支援のために日本の企業に脳生理学、感覚生理学的見地から「創造性の育成」の指導、「バイオミオテックステクノロジー」(生物模倣技術)の応用から新技術、新企画、新開発、新研究などへの応用のヒントに繋がる指導を行なっている。
私共の所には、数は少ないが徐々に指導の依頼があります。来年以降は大手企業の依頼もあり、私が長期的な監修依頼も既に入っております。
今こそ、日本の企業を元気にするのは社員が一眼となった「英知の結集である」。
役員も平社員も自分が勤務する企業の未来のために英知を出し合い、創造性を駆使してこの局面を乗り越えた企業が数年後には勝ち組になり、日本の企業から世界を席巻する製品や企画、技術が生み出されるのである。
人材を削減し、合理化で数字を維持しても何れは製造や技術に限界を感じ、苦しむだろう?
私は、これら乗り越えるためにも今一度日本の多くの企業の救世主は「創造性、創造力」であると指摘している。
世間をあっと言わせる研究、技術、製品、開発こそ創造性の結集した結果であり、業績なのである。
だから、私共は企業の規模に関わらず、私は創造性をフルに活用し、初物に拘り、日本初、世界初の施設や教育、研究、開発に全力で取り組んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦




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