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センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

野鳥教育の実施!

2023-05-20 00:00:30 | 野鳥

私は長年、学校教育にも携わって来ました。それは、野鳥や環境教育という関連の学びです。

私の娘が小学生の頃に、学校から「特別授業」(野鳥の授業)と題して、教壇に立ち教えたことに始まります。

また、30数年前から井之頭小学校の探鳥会の講師を務めて来ました。その活動の成果が認められ、井之頭小学校が「環境大臣賞」を授与され、活動が認められました。

そんな歴史のある小学校なら、探鳥会や野鳥などの保護などに熱心ですが、指定校にされていないと、教員が多忙なこともあり、休日出勤してまで探鳥会などに参加するのは、家族の犠牲も伴います。

そうした中でも、井之頭小学校の先生方は、嫌な顔もせずに、子供たちと触れ合っています。頭が下がる思いです。

こうしたことも、私が井之頭小学校との30年以上に渡り、繋がりがあります。

今年の5月で定年退職し、6月には新天地に引っ越す予定でいます。それは、本格的に野鳥教育や写真、野鳥や野生動物、花々などの撮影に取り組むために、山岳に近い場所に引っ越すことを覚悟したものです。

井之頭小学校からは、夏休み以降になると思いますが「特別授業(野鳥教育)」の授業を平日にして欲しいとの依頼もあり、お受けしました。

また、井之頭小学校と関連のある地域の学校、引っ越し予定の小学校との予定もありそうです。他には、千葉の小学校などからも私の噂を聞いた先生から依頼があるかも知れません。

私が「野鳥教育」と題して、指導する目的は、ただ、野鳥の種類や生態などを教えるのではなく、自然環境保護、野鳥の愛護を目的に指導していきます。

野鳥通じて、生き物を可愛がるだけでなく、守ってあげる。そして、野鳥が住めない環境は「人も住めない環境」であるということです。

 

こうした、難しい課題を簡単に分かりやすく説明し、出来る限り専門用語などを多用しない、私の独創性で指導して参ります。

資料となる写真や紙面などは揃っています。6月以降は何時でも依頼があれば、交通費だけ負担して貰えたら、全国どこへでも依頼のあった学校や場所に飛んでいきます。

私の長年の野鳥の指導活動は、ブログなどでも公開しておりますので、関心のある親子、子供たち、大人が注目しているようです。現にも私のgooブログが一ヶ月で閲覧者が1万人を超えて、年間、十数万人が閲覧しております。

特に、最近、嬉しい場面によく出会います。週末ごとに関東の野鳥公園や湖沼、河川などに出掛けると「親子連れ」が目立ちます。中には、本格的に双眼鏡と野鳥図鑑を持って「バードウォッチング」したり、カメラを構えて撮影している子供もおられました。

こうした親子によく、声掛けしたり、教えて上げたりしています。また、逆にそこにいるよとお子さんから教えて貰ったりもします。コロナ感染後に遠くに出掛けることが出来ずに、近所にある公園や池に家族で散歩中に、スズメやカラスではない、ブルーの綺麗な鳥に出逢いました。子供は直ぐに「お父さん、あの鳥何」と聞くと、分からいお父さんはスマホを取り出し、青い鳥と検索して「カワセミ」と言うらしいと応えます。

遠くてよく見れない、分からないから今度、双眼鏡買ってとせがみます。同時に野鳥図鑑とセットで購入します。ところが、最近、嬉しいことに、双眼鏡と野鳥図鑑の売れ行きがよく、双眼鏡が品物によっては入荷待ちなどもあります。

子供たちから家族でバードウォッチングをしたいと申し出る子供たちが近年増加しています。

私が長年、呼び掛けて来たことが子供たちに「思いが伝わった」ように思えます。現在の子供たちが身近な生き物(野鳥に興味を持つ)ようになったのは、自慢する訳ではありませんが、私の長年の子供たちへの呼びかけや野鳥とのふれあいの大切さなど、提唱し続けた結果だと思っています。子供たちのブームと言えば、テレビやスマホのゲームなどが流行りますが、自然との触れ合いがブームになってくれたらと願っています。

確かに、ゲームも新作のブームも希薄になり、そろそろ、子供たちもゲームに飽きてきたことにあるようです。

自然の生き物、身近な生き物(野鳥)を見て、聴いて「感動」することが(快感)となり、バードウォッチングに嵌る子供たちが増加して来たことが何よりの私の喜びです。

私の孫のような世代に、野鳥とのふれあい、自然とのふれあいが出来たならば、自然環境や生物愛護などにも関心を持つようになり、私の後継者になって欲しいとの願いもあります。

 

私には後継者はおりませんから、私の意志を受け継ぐ若い世代にバトンタッチするように、子供たちに「野鳥教育」を実施したいと考えています。

私が野鳥撮影するのは、自己満足や知り合いなどに自慢するためではありません。あくまでも「データと資料」となるからです。中でも、生態の証拠写真など専門家でも撮影出来ない場面を私は沢山撮影して来ました。

写真の中には、とても貴重で初めての写真などもあります。そのため、膨大の数の写真を数台のパソコンと、外付けパートデスクに保存しています。

子供たちだけではなく、大人の人たちには「バードセラピー」の観点から指導もしております。野鳥の囀りや山岳などの地域で見つけた野鳥の鳴き声、せせらぎの音、コケや樹木の香などの自然刺激が人の脳と心に「心地よさと癒し」を与えてくれます。

従来ならば、バードウォッチングと言えば、野鳥の種類や数を数え、オス、メスを確認し、次に移動し、大勢で移動して、その場の植物などを踏み倒していきます。一部ではありますが環境破壊にも繋がります。

私が指導するのは、野鳥の種類、数に拘らず、その場の環境保全との関わり合いなど、例えば、最近では低山(1000m以下)で山頂の樹木を伐採し、そこに太陽光パネルの設置工事で、輸送のためにトラックが山道を通り、そこにいる山の鳥がいなくなった事例もあります。

ただ、野鳥を観察するだけではもったいないということです。野鳥と自然との関わり合い、自然と野鳥を実体験するとの方が大切ということです。

私が提案する「野鳥教育」は、自然環境保護と生物保護(愛護)を目的に今後とも多くの方々に指導して参ります。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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コサギ!

2023-05-17 00:00:30 | 野鳥

コサギ(小鷺、Egretta garzetta)は、鳥綱ペリカン目サギ科コサギ属に分類される鳥。

形態!

全長60センチメートル。チュウサギよりもさらに小さいので、この名で呼ばれる。雌雄同色で、全身の羽毛が白色で、いわゆる白鷺と呼ばれる鳥の一種。脚、首、くちばしは長いが、ダイサギほど長くはない。足の指が黄色いことと、夏羽では頭に2本の長い冠羽が現れること、背の飾り羽は先が巻き上がることで、ダイサギやチュウサギと区別できる(ダイサギとチュウサギは巻き上がらない)。嘴と脚は黒色。虹彩は淡黄色で眼の周りには水色の縁取りがある。

足の指などに婚姻色が見られる種で、つがいの形成期から繁殖期の前半期にかけて足の指の色も桃色に変化する。

アフリカ東部とマダガスカルには暗灰色をした暗色型がいるが、北半球ではあまり見られず、日本ではわずかに記録があり、例えば2013年9月18日頃神奈川県川崎市多摩区の多摩川で暗色型が確認され、山階鳥類研究所の茂田良光によればその20年前にも同じく多摩川で見られた。

分布!

アフリカ、アジアの熱帯・温帯に広く分布するが、温帯のものは冬になると暖かい地方へ移動する。繁殖はサギ科の仲間同士で寄り集まって、集団繁殖地の「サギ山」を作る習性がある。 早朝にサギ山から飛び立ち、隊列を組んで採食しに行く。

生態!

水田や川辺、海岸、干潟、池、湖沼、湿原などで首を縮めて立っている姿がよく見られる。魚類、カエル、ザリガニなどを捕食する。浅瀬を歩きながら獲物を捕らえる際に、前へ進める足を小刻みに前後に震わせ、獲物が物かげから飛び出したところをすかさず捕らえることがある。

採食縄張りに侵入する同種とよく争いをする。このとき「ギャウ」「ガァー」「ガォ」と大きな声で威嚇する。チュウサギは「ゴァー」、ダイサギは「ガァァァ」、アマサギは「カウ アウ」、クロサギは「ガッ」と鳴くので、他の白いサギと区別できる。

コサギと言えば、白いサギとして知られていますが、私たちでも他のサギ類の識別は難しいものです。

身体の大きさや嘴の色、脚の色など、他にも夏羽などでも変わります。

白い羽のサギ類にはコサギ以外に「チュウサギ、ダイサギ、アマサギ、クロツラヘラサギ、ヘラサギ」が日本に生息しています。

春先や繁殖の時期になると、コサギやダイサギは、川沿いや池の周辺の樹木に営巣します。

雛が巣立つ頃は、今時期、5月中旬頃なので、晴れて暑い日などには、メスのコサギが羽根を広げて日陰を作り、オスのコサギは、池などの水を口に含み、それを雛にかけて上げたりと、子育てに熱心な野鳥です。

また、私とコサギには数々の不思議な体験もしています。それは、私の最愛の方を彷彿させてくれる「白い美しさ」にあります。

特に、コサギやダイサギなどは、羽根を広げた時に、レース状の羽を広げることで、体温調節をしているのですが、その美しさは、色の鮮やかさは無いのですが、白いレースのドレスにも思えるほど美しいものです。

私が都心の小さい池で撮影をしていたら、コサギが近寄り、私の目の前を通った時に、手が届く距離でした。試しに、静かに手を伸ばして、手の平を差し出したら、嘴しで触ってくれました。突っつかれた感じではなく、痛くありませんでした。挨拶してくれたと思いました。

また、地元の海岸近くの公園で池でも不思議なことが起きました。

池にいるカモやユリカモメを撮影していたら、2mない距離にコサギが舞い降りた感じて近寄って来ました。私は池を指差して、そこに小エビがいるからと教えて上げたら、見つけて直ぐ捕まえました。

普通ならば、小エビの脚などを振り回してから飲み込むのですが、何と!私に「捕っだぞ!」ばかりに見せてくれました。撮影もできました。一枚撮影した後に飲み込みました。

こうして、何度となく、コサギから近寄ってくることがあるので、コサギなど野鳥は追いかけません。そんな沢山の不思議な体験をさせてくれるコサギが好きです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦、

 


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オオルリという青い鳥!

2023-05-16 00:00:30 | 野鳥

オオルリ(大瑠璃、学名Cyanoptlla cyanomelana)は、スズメ目ヒタキ科オオルリ属に分類される野鳥の一種、日本へは「夏鳥」として渡来、繁殖し、冬季は東南アジアで越冬する。

高い木の上で囀る。姿も囀りも美しい。

形態!

全長が約16cm、翼開長が約27cm、雄の背中は尾も含め光沢のある青色で、尾の基部には左右に白斑がある。喉、顔は黒でお腹は白い。
雌は頭から尾にかけて背面が茶褐色で、喉とお腹は白い。胸と脇が褐色。また、雄が美しい色彩になるには2年~3年を要すると考えられ、若鳥の雄の羽色は雌の羽色と似た茶褐色で、背面の一部と風切り及び尾羽に青色が表れているだけである。

コルリ、ルリビタキなどと共に「青い鳥」御三家の一種である。

鳴き声!

地鳴きは「クッ、クッ、囀りは、美しい声でゆっくりと「ビリーリー、ポィヒーリー、ピールリ、ピールリ、ジィ、ジィ」と鳴く、雌も囀ることがある。

ウグイス、コマドリ、オオルリと「日本三鳴鳥」の一種である。

分布!

旧北区、中国北東部、ウスリー、朝鮮半島や日本で繁殖し、インドシナ半島から大スンダ列島、フィリピンなどに渡って越冬する。

日本には夏鳥として4月下旬頃に渡来し、南西諸島を除く北海道から九州までの全国各地で繁殖する。10月頃まで確認出来る。

生態!

低山帯から亜高山帯にかけて山地や丘陵に生息し、特に渓流沿いのよく茂った森林に多く、飛翔している昆虫を捕食する。クモ類なども捕食する。

渓流沿いの岩壁や土壁の窪みなどにコケを集めて巣を作る。縄張りを持ち、林の中の湖沼の畔や、牧場と林の境などでも視られる。繁殖期に雄は木の梢で豊富な声量で囀る。

渡りの時期には市街地の公園でも観察される。

国際自然保護連盟(IUCN)により、レッドリストの経度懸念(LC)の指定を受けている。

日本では、都道府県でレッドリストの指定を受けている。かつては美しい姿や鳴き声を楽しむ為に昔から「飼い鳥」として人気があり、キビタキ、コマドリミヤマホオジロと並ぶ和鳥4品の一つであった。

現在は「鳥獣保護法」により愛玩飼育は規制されているが、未だに毎年違法な飼育が相次いでいる。

 

私が、2000年当時に野鳥の密漁やこうした「愛玩飼育」が後を絶たず、違法な取引までされていました。当時、罰せられることがないので、書類送検で済んだので直ぐ渡りの時期に霞網で捕らえて、販売目的で取引もされていました。

こうした結果、個体の数を減らし、種によっては準絶滅危惧種に指定された種類もありました。こうした現状を鑑み、2000年当時、法務大臣と知り合いだったこともあり、ペットの殺処分と野鳥などの違法な取引、密漁を禁止する法案の制定と、ストーカーから女性を護るための法案の制定を申し出ました。

同年の10月の臨時国会で、全員可決で「動物と管理に関する法律」(愛護法)と「ストーカーを規制する法律」(ストーカー規制法)」が同年の12月に施行された経緯があります。

こうして、厳しい法律によってペットの殺処分も減り、野鳥の密漁も減りました。

ところが、今度は、野鳥のカメラマンのマナーが悪く、一部ではその場の環境を破壊などし、オオルリやコマドリなどの撮影のために「餌付け」してその場所に陣取り、捕食しに来るのを待って、現れた一斉にシャッターを何十人、珍しい種類となると時に100人を超すカメラマンが集まり、地域住民や農作業している人たちにも迷惑行為をかけていることを自覚できなくて、警察に通報され、その場から追いだれたなどの事例が多くなってきています。

今年は、冬場のレンジャクが各地で、群れで確認されています。オオルリは群れることはないですが、中には何羽の小さな群れで現れることもあります。

野鳥に詳しくない人まで、青い鳥だから目立ちます。ですから、木の上や葉っぱに隠れながら囀るところを確認できると思います。

こうした、確認報告が数多く、私のところに届いておりますのでオオルリもあたり年のようです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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コゲラという鳥!

2023-05-12 00:00:30 | 野鳥

コゲラという鳥!

コゲラ(小啄木鳥、学名:Dendrocopos kizukiあるいは Yungipicus kizuki)はキツツキ目キツツキ科に分類される鳥類の1種。英名は “Japanese Pygmy Woodpecker” で、日本にいる小さなキツツキの意。

形態!

全長15 cm(13-15 cm) で、スズメと同じくらいの大きさ。翼開長は約27 cm。体重18-26 g。日本に生息するキツツキとしては最も小さい。オスよりメスがやや大きい。灰褐色と白のまだら模様の羽色をしている。南方に分布するものほど体色が濃くなる傾向がある。雌雄の羽色の違いは後頭部にある赤い斑の有無(雄にある)程度だが、野外ではほとんど見えないため、羽色で雌雄を区別することは困難なことも多い。足には前指2本と後指2本がある。

生態

天然林から雑木林や都市公園内の樹木など、木立のある場所ならば普通に観察される。本来は平地から山地の林に生息する鳥であるが、近年は都市の近郊にも定着しており、市街地に近い街路樹や人家の庭木、公園の樹木などでもよく見られる。1980年代以降、東京などの都市部でも繁殖するようになった。

番や家族が一緒にいることが多く、お互いの確認をするため「ギー、ギー」という声を出す。なわばりの主張や、遠方への自分の位置の伝達、巣立ったヒナが親鳥に給餌をねだるときなどには、「キッキッキ」という強い声を出す。嘴で木を強く連続して叩いて音を出すドラミングも行う。ドラミング音は、アカゲラなどの大型のキツツキに比べ小さく短い場合が多い。

 

小さい体の割には、20ヘクタールほどの広いなわばりを持っており、一度繁殖を始めると同じ場所に生息し続ける。つがいの絆も、片方の鳥が死ぬまで続くことが多いようである。また、単独やつがいでいる場合のほか、シジュウカラなどと混群をつくる場合もある。枯れ木や生きた木の枯れ枝などに巣穴を作り、毎年新しく掘る。

食性は雑食だが、主に昆虫などの節足動物を捕食し、木の実を食べることもある。樹皮につかまり、縦横にこまかく移動しながら、表面からつまみとったり、つついて小さい穴を開け、長い舌を隙間や昆虫の掘った穴に差し入れて捕食する。

コゲラは、比較的身近な野鳥の一種です。都心の公園でも、木の周りを上ったりしながら「ギー、ギー」と鳴いたり、トン、トンと小さなドラミングの音も聞こえます。

人が近くに居ても、静かにしていると目の前で虫を頬張る様子も見られます。

子供たちにも人気のある野鳥です。私も好きな野鳥の一種です。

コゲラを良く観察すると面白い生態が確認できます。例えば、木から木に移る時には、離れていたら飛び立ちますが、近いと羽ばたかず(ジャンプ)して木に掴まり、移動します。そんな様子の撮影に初めて成功しました。

コゲラの撮影で難しいのは、身体が小さいだけではなく、中々じつとしていなく、動き回ることから撮影だけではなく、雌雄の確認も難しいです。

コゲラの雌雄の確認は、オスよりメスがやや大きく、灰褐色と白のまだら模様の羽色をしている。雌雄の羽色の違いは後頭部にある赤い斑の有無(雄にある)程度だが、野外ではほとんど見えないため、羽色で雌雄を区別することは難しい鳥です。

私は見慣れているので、身体の大きさでメス、オス、双眼鏡などを使うと頭の後頭部に羽色が赤い班があります。こちらがオスです。(写真参照)。

何故?子供たちに人気があるかというと、日本で一番小さな「キツツキ」であることが人気であり、動き回る姿が可愛いのと身近にいる鳥として人気があります。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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東京湾野鳥公園!

2023-05-11 00:00:30 | 野鳥

東京港野鳥公園(とうきょうこうやちょうこうえん)は、東京都大田区東海三丁目にある都立の海浜公園である。

大田市場(公設卸売市場)に隣接し、湾岸道路や首都高速道路などに囲まれた環境にある公園である。面積は約36ヘクタール。1978年4月開園[1]。利用者は年間約5万人。東京都港湾局の所管で、指定管理者は東京港野鳥公園グループ(東京港埠頭株式会社、公益財団法人日本野鳥の会)。毎年5月・11月には「東京港野鳥公園フェスティバル」が開催される。

山階芳麿が著書『鳥の減る国ふえる国』で世界のバードサンクチュアリーの思潮を紹介したのが1967年であり、日本のサンクチュアリのほとんどはこの20数年間に造られたことになる。 大井野鳥公園は1978年に第一期区域を開園しているので、臨海部の事例としては比較的初期のものといえる。この公園は、埋立地にできた雨水の池とその周りの植生群落に多数の野鳥が渡来したことから、これをサンクチュアリ一にできないかという自然観察会と市民運動の提案が発端となって造成されたものである。

したがって、第一期はいわば実験の時期で、第二期では蓄積された経験を活かして大規模な整備がなされ、開園している。全体の構成は、淡水、汽水、海水の池を軸にそれぞれの植生を回復・保全させたものであるが、生物環境の復元は微妙な作業であり、生物側の要請する内容、精度にまで当初から工事を進めることは困難なことが多く、一旦造成後気長にきめ細かく修正を行うことが必要なことが多い。また、意図的に植生の位置をコントロールする技法等新たな発想を必要とするものもあり、今後の検討課題も少なくない。

第一期と第二期地区の間には、 ビオトープともいえる自然環境が造られ、そこでも水流が重要な要素となっている。

久しぶりの東京湾野鳥公園の訪問になります。

ラッキーなことに、エナガの幼鳥の群れ、木の上に横に何羽か並ぶ様子を「エナガダンゴ」と呼ばれ、可愛い姿からこのように呼ばれています。

残念ながら撮影出来ませんでしたが、エナガの幼鳥が虫を咥えているところを撮影出来ました。

また、カワセミの親子とタシギの親子が撮影出来ました。

 

私の周りにカメラマンが多かったのですが、カワセミの幼鳥には気がついても、タシギの幼鳥は、ほぼ親鳥と羽根の色も同じように見えるため誰も気づきませんでした。色がやや薄く、目がクリっとして可愛いので分かります。

今回は、親子並んでいるところを撮影出来ました。貴重シーンに出逢えました。また、撮影出来たことは幸運でした。

バードウォッチャーにも人気の場所で、ゴールデンウィーク期間中と言うこともあり、何時もより家族連れが目立ちます。

現在、バードウォッチングが子供たちに人気で、コロナ渦もあり、身近な生き物に触れあれることから人気になりました。

現に、野鳥図鑑や双眼鏡が売れ行きが良く、売れきている物もあります。

秋頃になると思いますが、私が小学校で特別授業「野鳥の授業」を平日に依頼されているので、何校か特別授業を行っていきたいと思っています。

確認した野鳥!

スズメ、ムクドリ、カラワバト、ヒヨドリ、シジュウカラ、キジバト、ハシブトガラス、ハシボソガラス、エナガ、幼鳥、メジロ、ホオジロ、コゲラ、ハクセキレイ、アオゲラ(ドラミング)、セッカ(飛翔)、オオヨシキリ(鳴き声)、カルガモ、オオバン、カワウ、バン、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、カワセミ(親子)、タシギ(親子)、イソシギ、コチドリ、チュウシャクシギ、キョウジョシギ、ササゴイ、ウミネコ、セグロカモメ、33種確認!

 


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葛西臨海公園

2023-05-10 12:00:30 | 野鳥

葛西臨海公園(かさいりんかいこうえん)は、東京都江戸川区に所在する東京湾に面した都立公園である。葛西渚橋を介して葛西海浜公園と隣接する。

東京都建設局所管、面積は約80.6haあり、水元公園(96ha)や小金井公園(80ha)と並ぶ大規模公園である。園内には日本有数の水族館「葛西臨海水族園」や飲食施設、大観覧車があるほか、鳥類園や多種多様な植物を楽しむことができ、休日を中心に行楽地として賑わっている。

本日と明日は、水族館が無料になっているため、開園前、私は8時に到着していた時に、開園前の列が出来ていました。

再開発問題に揺れている葛西臨海公園ですが、このゴールデンウィーク期間中は、朝で駐車場が満杯になり、遅く来た人は入れない状態です。

そんな中、人出をかい潜り、空いている場所を探して撮影しました。

昨日に次いで、アオダイショウを見ました。池をアオダイショウが泳いでいました。撮影もしました。

また、池の杭に二羽のクロツラヘラサギ、それもクチバシの先が赤い、幼鳥を撮影できました。

朝一には、人生初の場面を確認しました。

上空、比較的低く飛んでいる。大きな声で鳴いているヒヨドリが何と!ハイタカを追いかていました。きっと、ハイタカの若鳥がヒヨドリの群れを襲い、狩りに失敗したハイタカをヒヨドリの親が我が子を守るために逆襲したようです。

だから、ハイタカがヒヨドリに追っかけられているのを始めて確認しました。貴重な体験をしました。残念ながら撮影は出来ませんでした。

こうして、外に出かけて野鳥を探したり、撮影していると色々な人から声をかけられ、多くは私から居場所などを教えて上げます。

また、今回のような初体験や初確認など、今日は初確認が多かったです。

オオヨシキリの鳴き声でしたが初確認出来ました。

他にもクロツラヘラサギの幼鳥を撮影したのも初です。こうして、初づくしの良い一日になりました。

確認した野鳥!

スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、カワラバト、シジュウカラ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ツバメ、カワウ、キョウジョシギ、コサギ、アオサギ、ウミネコ、セグロカモメ、コチドリ、イソシギ、ダイゼン、シロチドリ、ヒバリ、キアシシギ、チュウシャクシギ、カンムリカイツブリ(夏羽)、カイツブリ、カルガモ、スズガモ、オオバン、オオヨシキリ(鳴き声)、キビタキ(鳴き声)、クロツラヘラサギ(幼鳥)、トビ、ハイタカの飛翔、コアジサシ、35種確認、番外、アオダイショウの泳ぎ!

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 

 

 

 

 

 

 


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手賀沼!

2023-05-09 12:00:30 | 野鳥

安孫子市にある「手賀沼」を毎月訪れています。目的は野鳥の撮影ですが、ここ数年で水質が元の悪い状態に戻りつつあります。

汚濁した手賀沼!

昭和30年代後半頃から始まった手賀沼流域での急速な都市開発に伴う生活排水の流入により、手賀沼では急激に水質汚濁が進行しました。その結果、昭和49年(1974)年度から平成12年までの27年間に渡って湖沼水質汚濁日本一という不名誉な記録が続きました。

これまで市では、手賀沼の浄化、再生に向けて下水道の星美などに積極的に取り組んで来ました。また、千葉県によるヘドロの終節(平成17年度まで)国による北千葉導水事業、市民や手賀沼水環境保全協議会(流域市村、県、団体などの組織)による様々な浄化対策事業などが実施さました。

このような長年の浄化への取り組みによって、平成13年に湖沼水質汚濁ワーストを返上することが出来ました。

また、最近では、改質悪化時に手賀沼から姿を消した生物の復活が少しずつ確認されています。しかし、手賀沼が浄化されてきたとはいえ、未だに国の定める環境基準(COD値:5.0mg毎リットル以下)には達しておらず、引き続き更なる浄化への取り組みが必要です。

今後、更なる手賀沼の水質改善のため、国、県、流域自治体や市民が連携して浄化を目指した取り組みを展開していきます。

我孫子市(手賀沼の沿革)より抜粋引用。

 

私が手賀沼に最初に訪れたのは、今から40年前頃でした。当時は夏場などに伺うと独特の臭いがあり、野鳥などの観察どころではありませんでした。

平成に入り、平成12年後からどぶ臭い臭いもしなくなり、同時に野鳥も多く観察できるようになりました。

今年に入り、2月には手賀沼で、一日で「52種類もの野鳥を確認」内、30以上を撮影出来ました。ところが、他の湖沼に比べて、沼の大きさからすると「カモ類」の渡り数、種類が少なく、年々減って来ているようです。逆に手賀沼周辺には田畑や森林が広がっているので、そちらの野鳥の種類が増加しています。

以前にも説明しましたが「環境指標生物」という、その場の生き物たちを確認、調べることで「その場の環境度」が分かるというものです。

例えば、池の水質が悪く、濁っていれば「水草」が生えません。そうすると、水草を捕食するカモ類は勿論いません。

中でも「キンクロハジロ」に代表されるように、水草などを好むカモ類が手賀沼では極端に少ないものです。また、群れでカモなどが渡って来ません。小さな(十数羽)の群れは確認できます。

近くの北印旛では数百羽以上のカモの群れが確認できます。

つまり、エサとなる。昆虫や小動物、水草や藻などの豊富な地域には野鳥は「群れで集まります」。

先月に手賀沼にやはり、野鳥撮影に行き、何時もの場所に「クイナやヒクイナ」が出現する場所には、地元のカメラマンが集まっていましたが、最近、クイナが出てこないと嘆いていましたが、私はその場の「ヒドロの臭い」で分かりました。

地元のカメラマンに、クイナなどは此処には、二度と出てこないと思うと告げると、どうしてだと言われ、排水口から「生活用水」主に洗濯の排水が沼に流れ込んでいたので、その排水口にヒドロが蓄積していました。

これから暑くなる夏場には悪臭として「ヒドロ臭い」臭いになります。

洗濯の排水だと分かるのは、微かに泡のようなものも確認できました。

クイナなどは雑食性なので、虫、小さな甲殻類、水草、種子や芽などを捕食します。ですから、周りに隠れる場所のある水辺、浅瀬の場所に現れます。

手賀沼では、排水口の直ぐ側でエサを探したり、水飲みなどもしていましたが、最近、見られないのはヒドロの蓄積とその場所が水飲みに適していないことを感じ取ったようです。

 

ですから、居場所を変えたようです。

こうした背景には、沼全体の浄化、現在は「利根川から水を引いて浄化」させているようですが、何か所かの場所では、地域住民の生活用水が排水口から池に流れ込んでいます。

排水溝口では、ヒドロが溜まり、悪臭を放っているので直ぐに分かります。証拠写真も撮影しました。

ヒクイナを呼び戻すのには、ヒドロの除去と排水口のろ過などが必要になると思います。そうしないと、生活用水が流れ込んで、手賀沼の異質を悪化させることにも成り兼ねません。

そんなことを教えてくれているのが野鳥たちです。

沼の水質の国の基準をクリアーしたからと「綺麗な湖沼」ではないということです。渡り鳥が数多く、種類が集まり、確認できる場所こそが「豊かな環境」と言えるのです。

種類が多く確認できたからと「多種多様性の自然」とは呼べないものです。

せめて、クイナの好みの場所だけでも取り戻して欲しいと願っています。

本日確認した野鳥!

スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、ホオジロ、ウグイス、メジロ、キジバト、カワラバト、ハシブトカラスの営巣、カワラヒワ、ツグミ、ツバメ、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、コチドリ、オオバン、カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アジサシ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、キジ、コブハクチョウ、トビ、30種確認

番外、野兎子供、目の前をダッシュして走り去る。アオダイショウ、他の昆虫

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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井之頭公園、探鳥会!

2023-05-08 12:00:30 | 野鳥

令和5年度の井之頭小学校の一回目の「探鳥会」に参加して来ました。

ゴールデンウィークの初日で、晴天なこともあり、公園内には大勢の人たちが訪れていました。そんな中で森林の野鳥を観察し、その後に池の野鳥を観察しました。

今時期は、カイツブリが「浮巣」を作って抱卵しています。二組のカイツブリが抱卵しておりました。

また、池の大きな木には8個のカワウの巣があり、雛が親とほぼ同じ大きさになっていますが、まだ、餌をねだっている。甘えた可愛い鳴き声で「お腹すいた」と聞こえます。

池の方では、カイツブリの親子が「おんぶする」姿が確認できます。二羽のうち、下の雛が親の背中に隠れていました。

今まで、おんぶしている姿は撮影できませんでしたが、今回、撮影が出来ました。

確認した野鳥!

スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、カワラバト、キジバト、ハシブトカラス、ハシボソカラス、ハクセキレイ、コゲラ、ツバメ、ヤマガラ、ワカセホンセイインコ、ゴイサギ、幼鳥カルガモ、カイツブリ、カワウ、キンクロハジロ、オオバン、カワセミ20種

 


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青梅に引っ越したい!

2023-04-29 00:00:30 | 野鳥

私が結婚してから千葉に住宅を購入し、離婚するまでの35年間、千葉から東京に勤務し頑張って働いていました。

そんな千葉から今年の5月いっぱいで退職することから、これを期に千葉から引っ越したいと思うようになったのは、昨年の秋頃からでした。

十数年前から青梅には、何度か伺っております。

また、千葉よりも青梅には知り合いもいますので、引っ越し先の候補になりました。

神奈川にも知り合いはおられますが、東京や三鷹など私が良く行く場所から遠くなるので、青梅が良い条件が整っています。

青梅と言えば、東京都西部の西多摩地域最大の市。立川市、八王子市、多摩市と共に東京多摩地域の業務核都市の一つに指定されている。1951年市制。関東山地と武蔵野台地にまたがり、中部を多摩川が東流する。中心市街地は多摩川の谷口集落で、青梅街道の宿場町として発達。その後、鉄道の青梅線が通じた。古くから綿織物が盛んで、青梅縞、青梅綿として知られ、第二次世界大戦前まで夜具地を多産した。山間部では林業が盛ん。市域東部には昭和40年代に三ッ原工業団地が造成され、ハイテクノロジー関連産業の進出や市街地の既存工場の移転が進められている。

だるま市、青梅大祭は有名。金剛寺、塩船観音寺、武蔵御嶽神社、吉野梅郷があり、西部は秩父多摩甲斐国立公園に属する。1967年に始まった青梅マラソン(2月)には、海外からも含めて約15,000人が参加するマラソン大会となっている。など観光地としても有名です。

青梅から東京に通勤するのは、青梅特快で1時10分が最短です。私が現在の住まいから東京駅まで35分は、丁度、半分の時間です。

通勤には、良いのですが人が多いことや自然が少ないことから、東京の自然豊かな場所に引っ越したいと以前から願っていました。

 

青梅駅から徒歩15分圏内で、低山や渓流沿いに行けます。

野鳥や野生の動物も多いところです。特に奥多摩地域には、野生生物が多く、ニホンカモシカ、アナグマ、アライグマ、イタチ、モモンガ、ムササビ、ノウサギ、イノシシ、クマなど多くの野生生物に出逢えます。

また、渓流沿いでは、カワガラス、ミソサザイ、キセキレイなど、沢山の野鳥が観察できます。

以前から撮影したかった。ヤマセミやクマタカなども確認出来ます。勿論、撮影が出来ます。

また、青梅から檜原都民の森に以前から夏場に行きたいと思っていました。

千葉からだと車で3時間掛かるので、日帰りはキツいものです。

青梅に引っ越したら、車で1時30分で行けるので日帰りが出来ます。

こちらは、標高が1000mあるので真夏でも涼しく快適です。

夏場には、夏鳥のサンコウチョウやコマドリ、オオルリ、コルリ、ミソサザイなどが観察出来る場所です。

人気スボットと言うこともあり、夏休みには混雑します。青梅に引っ越したら、今度は平日に行けるので空いていると思われます。

6月末までに青梅に引っ越したら、東京には勤務せず、地元で半月程度のアルバイトで生活費を稼ぎ、後は、年金で生活出来ます。

私の好きな場所で余生を過ごせることに幸せに思えます。

自然豊かな所で生まれ、育った私はやはり、老後は煩い都心より、静かで夜が暗いところが居心地が良いです。熟睡出来そうです。

何より、青梅の人たちは、見知らない私にも、挨拶してお声をかけて頂き、優しい人が多いです。

そうしたことが青梅に引っ越すきっかけになりました。

センスプロデュース研究所、葛西行彦、

 


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お天さまとヒバリの民話!

2023-04-12 00:00:30 | 野鳥

ひばりを騙してお天とさまに怒られたもぐらは、昼間、外に出れなくなった。

昔むかし、ひばりが空を気持ちよく空を飛んでおった。もぐらはうらやましそうに見上げていた。ひばりは飛べないもぐらを、いつもからかっておった。

そんなある日のこと、きれいに着飾ったキツツキがやってきた。ひばりはキツツキが着ているようなきれいな着物がほしくなった。

そこで、もぐらが言った。「ひばりどん、おら、金ならたんまりあるんじゃがの。」

「なぁ、お金をおらに貸してくれ。きれいな着物を着たいんじゃよ。」いつもの仕返しをしてやろうと考えたもぐらは言った。「お金を貸してやるよ、ひばりどん。実はなぁ、お天とさまに金を貸してあるんじゃ。じゃが、まだ返してもらってないんじゃよ。だから空高く飛べるひばりどんに頼もうと思って。」

「よし、引き受けた。」ひばりは空高く飛んでいった。「てんと、金返せ。てんと金返せ。」おてんと様が「もぐらに騙されておるんじゃ。まだわからんのか。」と何度言っても、ひばりはあきらめんかった。「返してくれるまで毎日来るからな。」

お天とさまはとうとう怒り出した。「やい、もぐら。いつおまえから金を借りた?おまえというやつはとんでもないやつじゃ。」天とさまの怒りはすごかった。瞬く間にもぐらは炎に包まれてしまった。「うそつきもぐらめ。今度、昼間、地面に姿を見せたら焼き殺してやるぞ。分かったか~。」「お許しくださーい」こうしてもぐらは大慌てで土の中へもぐっていった。

こんなことがあってからもぐらは、天とさまが輝く昼間、暗い穴の中でじっとしているということじゃ。そして、ひばりはこんなことがあったとも知らず、今でも「天と、金返せ。天と、金返せ」と泣きながら空に舞い上がっているというそうな。

ヒバリ(雲雀、鸙、告天子、Alauda arvensis)は、スズメ目ヒバリ科ヒバリ属に分類される鳥類。春の鳥として世界各国で親しまれている。

日本では亜種ヒバリが周年生息(留鳥)し、亜種カラフトチュウヒバリや亜種オオヒバリが冬季に越冬のため本州以南へ飛来(冬鳥)する。

古来から人の目に触れる機会が多い種であるため多くの地方名がある。主なものは、告天子(こうてんし、ひばり) 、叫天子(きょうてんし)、天雀(てんじゃく)、姫雛鳥(ひめひなどり)、噪天(そうてん)、日晴鳥(ひばり) など。

アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸、イギリス、日本。

日本では亜種ヒバリが周年生息(留鳥)し、亜種カラフトチュウヒバリや亜種オオヒバリが冬季に越冬のため本州以南へ飛来(冬鳥)する。

  1. a. japonica ヒバリ

北部個体群や積雪地帯に分布する個体群は冬季になると南下する。

全長17センチメートル。翼開長32センチメートル。後頭の羽毛は伸長(冠羽)する。上面の羽衣は褐色で、羽軸に黒褐色の斑紋(軸斑)が入る。下面の羽衣は白く、側頸から胸部にかけて黒褐色の縦縞が入る。胸部から体側面にかけての羽衣は褐色。外側尾羽の色彩は白い。初列風切は長く突出する。次列風切後端が白い。

くちばしは黄褐色で、先端が黒い。後肢はピンクがかった褐色。

卵の殻は灰白色で、灰色や暗褐色の斑点が入る。オスは頭部の冠羽をよく立てるが、メスはオスほどは立てない。

草原や河原、農耕地などに生息する。種小名arvensisは「野原の、農耕地の」の意。しかしながら近年大雪山の標高2,000メートル付近の高山帯をはじめ、北海道、本州の山岳地帯でも生息が確認されている。

 

食性は植物食傾向の強い雑食で、主に種子を食べるが昆虫、クモなども食べる。地表を徘徊しながら採食を行う。

繁殖形態は卵生。上空を長時間停空飛翔したり、草や石の上などに止まりながら、さえずる。繁殖期が始まるとオスがさえずりながら高く上がって行く「揚げ雲雀」と呼ばれる縄張り宣言の行動は古くから親しまれている。和名は晴れた日(日晴り)にさえずることに由来する説や、さえずりの音に由来する説もある。地表(主に草の根元)に窪みを掘り植物の葉や根を組み合わせたお椀状の巣をメスが作り、1回に3-5個の卵を産む。抱卵期間は11-12日。雛は孵化してから9-10日で巣立つ。繁殖期にはつがいで生活し、非繁殖期には小さな群れで生活する。

ヒバリの囀りは「ヒーチブヒーチブ」と繰り返し囀りますが、4月の中旬ごろから求愛にはいるころには、天高く時にはホバリングしながら囀ります。

この囀りが民話から「「おてんとうさんに金貸した。利取る、利取る。利子くれ、利子くれ」と騒いでいるというのです。空高く鳴いている様子からそのように聴こえるというものです。

また、歌手の「美空ひばりさん」も青空に天高く囀る(ヒバリ)が歌上手と思ったようで、自分の芸名に「美しい空にひばり」で「美空ひばり」と名付けたと言われています。

ヒバリは羽色は地味な色をしていますが、頭の浮環を立てて、春先は草原に隠れるように囀っていますが、春本番の4月中旬頃には天高く飛びながら囀っているヒバリを確認することが出来ます。

私の好きな野鳥の一種でもあります。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


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鳥にとりつかれている!?

2023-04-06 00:00:30 | 野鳥

よく、嵌っていることを「あの人はとりつかれている」などと表現することがあります。

本来の「憑りつかれいる」とは、意味合いが違います。こちらの憑りつかれは、悪霊などから憑依をされる。スピリチャルな用語です。

私が野鳥を観察だけではなく、写真撮影のために、天気の良い日、週末には各地の湖沼や森林公園などに出かけています。

趣味を超越した。まさしく「野鳥にとりつかれている」状態に近いものです。

つまり、野鳥に嵌っていると言えます。野鳥は全国にいます。四季によって出現する場所や渡り鳥などその時期でなければ、出逢えない野鳥も多いので「逢いたくて」もはやバードストーカーのように追いかけはしませんが、偶然でもよいので出逢いを求めて探し回ります。

何故?私が野鳥に嵌ったかは、子供のころに、木の下に黒い蠢く小さな生き物を拾い、それがハシボソカラスの雛と分かり、自宅に持ち帰り、面倒を見ることになりました。

母親は、あまり生き物が好きでないので、私は面倒見ないから、あなたが面倒見なさいよと言われ、学校へ行く前と帰宅してから残飯などの餌を上げて育てました。

カァーコと名付けたカラスは、成鳥になっても、我が家から離れませんでした。

私のことは親だと思っているようでした。

母親が私のことをユッキと呼ぶので、ある日、カァーコが急にユッキーとと呼びます。母親と思い、なあにというと、母親が私は何も言っていないよと、側でカァーコが母親の真似をしていたのでした。

驚きだけではなく、賢いカァーコが可愛くてたまりませんでした。

 

子供の頃は、実家には「犬、猫、豚、鶏、烏」など家畜やペットがいましたから、学校へ行く前と、帰宅後には餌やりや掃除の手伝いなどしてお小遣いを貰っていました。

犬を散歩に連れて行くと、カァーコも飛んできて、肩に乗りながら、時々、犬に悪戯したりと楽しい散歩でした。

そんな子供の頃から生き物と接する機会も多く、野鳥では自宅の電柱にハヤブサやオオタカが止まったり、トビに至っては、墓荒らしやゴミあさりなどして害鳥扱いされていました。

冬には、裏の畑にオオハクチョウが群れできます。こうした自然環境なので、自然と生き物に興味を持つます。種類も覚えました。

小遣いを貯めて、野鳥図鑑と双眼鏡、天体望遠鏡などを購入し、裏の畑や川沿いに出かけては一人バードウォッチングしていたことが、現在に役立っています。

私が野鳥好きになったきっかけは、理科の授業で「野鳥は、恐竜の子孫、名残が(足爪)鈎爪であり、鱗が羽毛になった」と先生が説明してくれたことに感銘を受け、幼いころから恐竜大好き少年でしたから、直ぐに野鳥に嵌りました。

中学校に入学してからは、バレーボール部に入部したこともあり、本格的に運動をしていたので、休みも少なく、夏休みも殆ど練習で野鳥観察など出来ませんでした。お陰で県大会優勝で全国大会への出場も果たしました。

学生時代の多くはバレーボールの練習、合宿、試合と合間に勉強と忙しい日々を送っていました。

 

社会人になってから、本格的にバードウォッチングを再開したいと思い。野鳥図鑑と双眼鏡、フィールドスコープ、三脚などを購入し、湖沼、森林、公園などに出かけて野鳥観察していました。

その頃に、井之頭小学校の探鳥会の講師の方と出逢い、一人で大変だと教えて貰い。それでしたら私もお手伝いしますと告げたのが約40年前のことでした。

その後から現在も井之頭小学校の探鳥会の特別講師を担当しています。

今年の夏以降には、私が平日も休めることから小学校で「野鳥の特別授業」をすることになりそうです。

また、千葉から青梅地方に引っ越す予定もしているので、吉祥寺や三鷹、立川が近くなります。

ましてや以前から沼や川沿い、海岸沿いばかりの場所の野鳥を撮影していたので、夏場の山沿いや奥多摩地域の野鳥を撮影したいと思い。引っ越し先に決めました。

こうして、本格的に「野鳥観察と研究」も兼ねて写真のアトリエと研究所として引っ越し先で取り組んでいく覚悟をしています。

これからも、益々野鳥に夢中、「鳥にとりつかれ」そうです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

 


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我孫子、手賀沼!

2023-04-04 00:00:30 | 野鳥

手賀沼は、元々は平仮名の「つ」の形をした大きな沼であったが、干拓事業によって現在では約8割の水域が消滅し、北と南に分離された形になっている。干拓地には水田が開かれ、2010年(平成22年)時点では大津川沿いから沼周辺に農地が広がっている。南北の二つの水域は手賀川を介してつながっている。一般に、北の水域を手賀沼(上沼)、南の水域を下手賀沼(下沼)という。

沼の北から東にかけては我孫子市街地を挟んで利根川が流れ、小貝川の合流点も近い。また、JR東日本の常磐線と成田線が北側の沿岸近くを走っている。南東には千葉ニュータウンもある。

流域面積は148.85平方キロメートル、流域内の人口は約48万人。

この手賀沼には、毎月のように野鳥観察、撮影に伺いしていますが、毎回、驚くようなことが起きます。モズ太郎との出逢いもそうですが、ベンチでランチしていたら、3mほどしか離れていない藪の中からキジが現れて甲高い声で鳴かれて驚き、持っていたパンを落としそうになったこともありました。

また、前回は52種の野鳥を確認したのは、バードウォッチングを始めて50年以上になりますが始めてのことでした。

手賀沼は、バードウォッチングの聖地と言われのは、日本初の「野鳥の博物館」があることや隣接して「山階鳥類研究所」などもあることから、野鳥との関わり合いが深い場所でもあります。

こうした場所だからか?野鳥が集まるのだと思います。野鳥にしか分からない「高い波動」があるからだと思われます。

千葉の野鳥観察で一番に好きな思い出もある場所です。

今年の夏以降に新天地に引っ越しても、手賀沼だけには行きます。

片道、2時間かけても行きたい場所です。

それは、手賀沼の野鳥たちが私が訪れることを待っているように思います。感じます。

そんな相性の良い、数少ない私の野鳥の聖地です!

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


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ヒレンジャク

2023-03-17 00:00:46 | 野鳥

ヒレンジャクの撮影が出来ました。
先週の土曜日に同じ場所のヤドリギに二羽のヒレンジャクが来ていたので撮影が出来ました。この個体は、ヤドリギの実の付き具合を見に来たものです。群れのリーダー的な個体ですが、実のなり具合を見ながら、良ければ数日後に群れを連れて来ます。それも決まったような時間に訪れることを事前に私は知っていましたので、ヤドリギのある場所に9時過ぎに公園で時間調整してから伺いましたら、待つこと10分で30数羽の群れが分散してやって来ました。群れの全てがヒレンジャクの群れです。
約4年ぶり群れでの遭遇です。
以前から、私はヒレンジャクとヤドリギの実の付き方のタイミングだと指摘しているのは、昨年は、3月の上旬までヤドリギの実が黄色くならずに数も少ないので、撮影のために待っている人たちに「今年は来ませんよ」といった通りに一羽も来ませんでした。

今年は、市原の大仏通りにヒレンジャクの群れが一週間前でした。6割方食べ尽くすと、次の餌場として今回の場所に先週の土曜日の10時過ぎに二羽が現れたので、今週も9時過ぎには現れると予測、決して予測ではなく、情報(データ)と分析に基づいて予測したので的中出来るものです。
また、ヒレンジャクの大きさは「15cm~18cm」と体重も約30gですので、ヤドリギの実を一羽のヒレンジャクが捕食するのは、体重の二倍、60g~100g前後と考えられます。
それは、本日、大勢の撮影者の中で、私だけ木下にヒレンジャクの糞を探して、ヤドリギの捕食の仕方を確認したかったので、ヤドリギの実の糞を探して、臭いを嗅いでも臭くありません。ヤドリギの実は殆ど消化されていないことから、捕食してから30分ほどで糞として輩出します。
ヤドリギの実は殆ど残っていますが、実の真の部分、一番栄養がある。美味しい部分だけを食べて、ヤドリギの実は殆ど糞として残ります。その実が地面なら、ヤドリギとして発芽します。
今回、ヒレンジャクの捕食の仕方や消化の時間、ヤドリギの実の全てを捕食していないことを確認出来ことはとても良い成果でした。

本日、ヒレンジャクの30数羽の群れは、ヤドリギの実を食べ尽くしたように明日には、他の地域に移動し、今月の中旬には雪解けの東北方面、夏場には北海道やシベリア半島に渡っていると予測されます。つまり、本日がラストチャンスでした。
明日には、天気も曇りで、きっと一羽もいなくなると思われます。
但し、来年もこの場所に訪れるかは、ヤドリギの実の付き方、黄色く色付き、柔らかくなるタイミングが2月末から3月上旬と今年の時期がベストタイムでした。来年がそうのようなベストタイミングになるかは天候次第です。
私的には、定期的に行っているこの場所が最後になると思われます。今年の6月末から7月に青梅に引っ越しするからです。来年は多摩、青梅の近くのヤドリギのある公園を探してヒレンジャクとキレンジャクを撮影したいと思います。

確認した野鳥
スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、カワラバト、キジバト、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ウグイス(初鳴き)、コゲラ、カワラヒワ(若鳥)、ハクセキレイ、セグロセキレイ(若鳥)、シロハラ、ツグミ、モズ、ジョウビタキ、オス、カルガモ、マガモ、オオバン、ハシビロガモ、マガモ、コガモ、カワウ、コサギ、ヒレンジャク(30数羽の群れ)、キジ、27種確認。


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葛西臨海公園!

2023-03-15 00:00:30 | 野鳥

葛西臨海公園に行って来ました!
東京都都知事が葛西臨海公園の観覧車、ホテルがある公園を再開のために、壊して隣接森林を1400本の樹木を伐採し、そこに、日本最大級の太陽光パネルを設置すると発表したことがニュースとなり、話題になった場所になりました。
実際は、太陽光パネルを設置するのには、海岸が近く、鳥の糞害なども危惧され、メンテナンスが大変になると思われます。
もし、構想通りに太陽光パネルを設置されたら、葛西臨海公園には、渡り鳥が殆ど来なくなると思われます。
確認した野鳥!
スズメ、モクドリ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、メジロ、エナガ、コゲラ、カワラバト、キジバト、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン、ウグイス、シロハラ、アカハラ、ジョウビタキ、オス、メス、カルガモ、コガモ、ハシビロカモ、オオバン、カイツブリ、マガモ、カンムリカイツブリ、ウミアイサ、ヒドリガモ、ヒクイナ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ユリカモメ、セグロカモメ、カワウ、トビ、ミサゴ、ノスリ若鳥、サシバ飛翔、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ヒレンジャク50羽群れ、内一羽、キレンジャク、42種確認


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野鳥を探し求めて

2023-03-10 00:00:34 | 野鳥

私が野鳥を探し求めて、各地の湖沼や森林、山岳部などを探し歩き廻ります。その距離は昨年、一年間で1000km超えました。
そこまでして、野鳥撮影に拘るのは、多くの種類を撮影して、指導している子供たちに見せたいからです。
日本にもこんなに綺麗な鳥が居るんだとか、カッコいい鷹がいるんだなどと感動して貰えることが嬉しくて、撮影した野鳥の数々は、私の自作のDVDに保存し、「デジタル野鳥図鑑」として、鳴き声も333種類、本物の野鳥図鑑なども含めて保存しています。
こうしたDVDは、井之頭小学校の探鳥会に参加された親御さんたちや学校に寄贈しています。
見た人は、凄い!ためになると喜んで呉れています。中には「葛西先生」って凄い人なんですねと褒めて呉れたお子さんも居られました。一番の誉め言葉です。
こうしたことが励みとなり、本格的に野鳥との関わり合いの時間を増やすために、今年の7月に長年住み慣れた千葉から青梅地方に引っ越す予定です。
其処を起点に、山岳の夏鳥などを撮影しようと思っています。千葉からだと3時間近くかかる場所でも、青梅なら1時間30分で到着出来ます。

また、定期的に行っている手賀沼にも、片道約2時間で行けます。アクセスだけではなく、千葉では観察出来ない野鳥や動物たちが多く見られます。
何年も前から一ヶ月に一回や時には宿泊して青梅や奥多摩に野鳥や野生動物の写真を写しています。
手賀沼のように40種以上の野鳥を確認することは出来ませんが、自然的な環境の中での野鳥撮影は「写真映え」します。
夏場など千葉方面では、ヘビに遭遇することは希薄になりましたが、青梅では何種類かのヘビに遭遇します。写真にも写しました。そんな良い環境で生活し、平日の休みなどに立川の昭和記念公園や奥多摩、桧原村など野鳥の宝庫と言われる場所に近くなることから定期的に伺う予定です。
勿論、中央線で一本ですから、八王子や三鷹、吉祥寺なども40以内で行けます。
特に井之頭小学校で特別授業(野鳥教育)の実施も今年の夏以降から始まるので、引っ越してから始まります。
今現在の住まいだと、三鷹駅まで1時間20分ほどかかります。それが引っ越したら45分と乗り換えなしです。

また、不思議なのですが、千葉よりも青梅方面に知り合いも多く、私が青梅の公園で撮影していると皆さんがお声をかけて呉れます。歓迎されているようにも思えました。
伺う度に出逢う、高齢の男性がおはようございますと声をかけて呉れました。二度目にお逢いした時は、千葉から来ている方ですねと言われ、名刺を手渡しました。
何時も通っているのですかと聞かれたので、月一ぐらいで来ていますと告げたら、それだったら、結婚されていたらこちらに引っ越し出来ないけど、結婚されていないのなら、こちらに引っ越してこられたら良いですよとアドバイスを貰ったのが昨年末頃の事でした。
そうしたことが切っ掛けもあり、何より、昨年の11月の定年退職を機に会社を辞めるつもりでしたが、どうしても3年ほどは延長して、部下や後輩の指導に当たって欲しいとの依頼もりましたが、延長3年は疲れるので、週五日の出勤は辛いからと告げて、延長半年として、6月いっぱいで退職を決意しました。丁度、6月上旬で定期が切れることもあり、月末までの勤務をせず、残りの日数は有給休暇消化で済みます。

また、幸いなことにお得意様から、私の力を借りたい。どうしてもお願いしいと言われ、それでは月の10日に通い、交通費と日当扱いでの仕事依頼もありましたので、生活費に充てられます。
6月まで引っ越しの準備、既に新たな電化製品や机と椅子、洋服掛けなども新たに購入し、古いものと交換するように、使っていないものや無駄なものは捨てています。廃棄もします。
こうして、7月からは新天地で、一部屋ではありますが其処に「写真のアトリエと研究所」を設立します。机と椅子、パソコン数台、スマホ、プリンター、タブレット、カメラ機材数台、光インターネットで野鳥や野生生物と人との関わり合いなどの研究に取り組んでいく予定しています。
私が青梅地方に呼ばれたように思っています。また、歓迎してくれる人たちも居られます。今年は、地元貢献は出来ないかも知れませんが、来年(2024年)には、青梅地方に貢献が出来ると思っています。
また、私が十数年前にマスコミ等から注目され、ラジオ、雑誌、テレビ番組の監修、コメント出演など多数こなして来ました。そんな私のブレークもコロナ感染以降は、マスコミ等から消えるように音沙汰もありません。
新たな課題研究に取り組むことで、再びマスコミ等から注目されるかも知れません。
以前は荒木先生として取材等を享けていましたが、これからは「葛西先生」として取材等を享けたいと思っています。
こうして、私の飛躍を願っている人の存在もありますので、新たな新天地で新たな研究、新たな人生を歩んで参ります。
センスプロデュース研究所、葛西行彦


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