アイリッシュ・ウィスキーを嗜む

2021-07-02 00:00:48 | あじ
リモート飲み会で何を飲むかということは、少し悩む。年を無益に重ねた同士の会だと、ビール、ちょうちゅう、日本酒など、ごく普通の居酒屋の飲み放題メニューになりがち。

ウィスキーは少数派だ。いてもハイボール。やはり飲み放題メニューだ。

自分は、だいたいがスコッチウィスキーの水割り。リモート用のおつまみセットをつまんでいる。リモートというのはたいてい誰か一人が話して数人が聞いて、それが終わると発言者が変わるというスタイルが一般的だろうか。結局、ちびちび飲みながら、重要な話はメモに書いたりする。

ただ、スコッチはブランドが重要になる。必ず、ブランドを聞かれる。これが難しい。安からず高からずということ。

ということで、これからはアイリッシュ・ウィスキーにしようと考えたわけだ。そもそも変わり者に近いカテゴリーなので、安い高いという範疇で物を考えるような低レベルの大脳所持者を粉砕できる。実際、世界五大ウィスキー(スコットランド、アイルランド、米国、カナダ、日本)の中ではもっとも個性がしっかりしている味だ。日本のウィスキーはあまり好きな味ではないし、高すぎる。



銘柄選考基準は、村上春樹著エッセイ『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』で推薦されていること、とした。

まず、JAMESON(現地語ではジェムソンと読む)。春樹氏によれば、食事前に飲むべきウィスキーだそうだ。食事前に飲むウィスキーと食後に飲むウィスキーがあるそうで、どうもおつまみセットをつまみながら飲むウィスキーはないようだ。



飲み方は、春樹氏に倣って、半分はストレート、残り半分は水だけ割ということ。

問題点は一つだけ。これを飲むと、一日が終わりになる。

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