三角トレード不成立とワシントン

2004-12-23 14:21:13 | スポーツ
ヤンキ-ス、ダイヤモンドバックス、ドジャーズの三角トレードが破談になって、ランディ・ジョンソンも石井も、グリーンも、バスケスもすべて、半年前の状態に戻ったと報道されている。

破談になると同時に、隠れていた問題が噴出してくるのだが、どうも半年前からヤンキースがジョンソンを狙っていて、すべての話はそこからの派生型だったようだ。要するに、高給過ぎるジョンソンをダイヤモンドバックスはヤンキ-スの安いピッチャーやマイナー選手と交換しようというところから、始めたわけだが、ヤンキースには安い選手がいなかったということらしい。

そしてバスケス投手が浮上したのは、どうも昨シーズンの後半に隠された故障があって、成績が落ちたことと関係があるらしい。つまり善意の第三者のドジャーズにバスケスを出して、見返りにドジャーズの4番のグリーンをダイヤモンドバックスが手に入れるということだったらしい。つまりドジャーズは「カモ」ということになったはずだ。

またバスケスは西海岸にはいかないと言っているそうだが理由は不明。ただ、一件落着になりそうもないのは、ジョンソン自体がダイヤモンドバックスには残らないと言っているそうで、まだまだ複雑になりそうだ。


次はワシントンの新球場(ボールパーク)のこと。ワシントンナショナルズの本拠地として建設の可否が審議されている市議会で、一応了解が出たそうだが、条件が厳しくまだ余談は許さない。

まず、市の負担は1/2。総工費は440,000百万ドル(440億円)から585,000百万ドル(585億円)の間。その半分は市の負担で残りは個人投資家の負担ということ。市は年間500万ドルを球団から受け取り、さらに駐車場収入からは100万ドルを見込んでいるとのこと。今後は残りの個人投資家を探すことになるそうだ。

しかし、この記事の関連で、市議会の議決が賛成7票、反対6票だったそうだが、市議会議員ってそんなに少ないのだろうか?と思って調べてみると、正確にはわからないのだが、例えばシアトルは市議会議員は9名だそうだ、ポートランドという小さな市は4名、一方ニューヨークは50人くらいだそうだ。だから人口60万人のワシントンが13人でも違和感はないわけだ。日本では、300万人クラスの横浜市で92人。大阪市で89人。名古屋市が75人だから、人口あたりの議員数は日本の方が2倍近く多い計算になる。アメリカ旅行を兼ねた、視察旅行を終えた議員もそういうことは報告しないのだろう。  


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