駒落ちを嫌がる理由に新説

2020-10-17 00:00:20 | しょうぎ
王座戦は永瀬王座が防衛し、タイトル戦ドミノは4連続タイトル移動で終了した。次は竜王戦。両対局者はドミノ終了のことなど知らぬ顔で臨むのだろう。

さて、将棋を教えていると、小学生や幼稚園児と対局することになる。覚えたての子と指すときは、駒落ちで指したいが、駒を落とされる方は、メンツをつぶされるように思う子もいる。なので、とりあえず6枚落ちとか言わないで飛車角落ちにしましょうか、と言ってあげる。

どうしても駒落ちは嫌だという子には平手で指すが、くれぐれも負けないように指すので負けないのだが、ある時、「駒落ちは嫌」という子に理由を聞いたところ、思ってもいないことを考えていたようだ。

「(上手に)飛車角がないと、飛車角をとれないから嫌だ」ということだそうだ。平手で指してみたが、絶対に飛車角を取られないように気をつけた。


さて、10月3日出題作の解答。




角の威力で詰める。

動く将棋盤は、こちら。(flash版、edgeは不可)

gif版はこちら。



今週の問題。


駒を動かすことが必要。いわゆる飛車角バッテリーの簡易型かな。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。