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日本でもいよいよPLCが解禁になり、昨晩のWBC(ワールドビジネスサテライト、テレビ東京)においてモデムの市販品の発表が報道されていました。欧米では既に実用試験の段階だそうですが、あまり具合が良くなさそうです。日本ではホームネットワークですから、電波漏洩もさほど問題にならないのでしょうか?
ともあれ、技術の革新によって規制の緩和や撤廃によりビジネスチャンスが拡大するのは、我が2輪業界からみると羨ましい限りでございます。
さてこのコンタクトブレーカーポイントによるバッテリー点火方式も、70年前はケタリング氏による数々の発明の一つで、当時の技術革新でありました。同じ電気でも現代と使い方が随分と違います。
ハーレーでは一つのブレーカーポイントを、クランクシャフトの半分の速度で回転するカムシャフトについた2つのカム山によって開閉されます。
つまりクランクシャフト1回転に1回の点火が行われると言う事です。
*詳しくは”ポイント点火”において説明をしてあります。
上の2つの写真を見ると、2つのカム山で開くポイントギャップが同じでないのがお分かりでしょうか?こんなに違っていては点火時期が前後のシリンダーで変わってしまいます。
昨日完成の写真を紹介したFXが、どうも低回転で落ち着かず、アイドリングでパタッと止まってしまいます。
ガバナーを固定しているボルトの頭が偏心して回転するのが、スゴク気に掛かります。
犯人はガバナーでした。
ホントウの犯人は取り付け作業をしたワタシです。写真のガバナーの裏側のヘコミにカムシャフトの先端が嵌るのですけれど、チョット固いのを無理やり固定スクリューで押し込んだズサンな仕事をしてしまいました。
矢印の金属のメクレは取り除かないとイケマせんね。
プレートの裏側の出っ張りにはキズが付いています。
キチンと納まらなかったガバナーは、プレートと矢印のウエイトのピンが干渉する原因にもなっていました。
2年にも及ぶ長い作業は、時として焦りも生み、ポイントを取り付けたときはキット早くエンジンを掛けたかったのでしょう。作業ミスはメンタル面が原因になることが多いですね。
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早く売らないと今度はコンロッドのバランス取りが足りなかったかもしれない・・・なんて考え出しますよ。
あ、ハーレーにそれは無いか。
この記事を書いている時点では、絶好調!ですから(笑)。