画像はウイキペディアから転載。
初めての有人動力飛行は、ライト兄弟による偉業と誰にでも知られている。
画像はWikipediaから転載。
ライト兄弟の成功した日は1903年12月17日とされているが、それに先立ちラングレイ教授の実験は同じ年の10月7日と12月8日の2回に渡って行われ、失敗している。
変な形の船はカタパルトだそうだ。
いきなりのカタパルト発射有人飛行を試みるのは無謀な気がするが、その前に1/4スケールモデルの実験には成功しているようなので、有人フルスケールでもイケルと踏んだのだろう。詳しくはWikipediaの本文を読んでいただきたい。
本文中のエンジンに関してはStephen Balzerの名があるが、ロータリーエンジンにも”ステファン・バルツァー (Stephen Balzer,1864-1940) により1890年代に自動車用ロータリーエンジンが製作された。”の記載がある。
画像はttp://www.american-automobiles.com/Cycle-Cars/Balzer-Cyclecar.htmlより転載。
バルツァーの作品はスミソニアン博物館にあるようだ。
これは3気筒のロータリーエンジンだが、ラングレイ教授の飛行機に搭載されたエンジンは50馬力と記載されているものの、気筒数はわからない。
ともあれ、2度の失敗に実験の継続はあきらめられてしまったので、”初めての航空機用星型エンジンはバルツァー製”に違いないが、飛ばなかったので何ともいえないなぁ・・・・。